里芋

やっと芽が出た 2001/6/16
ぐんぐん伸びる 2001/7/31
わらで防乾 2009/10/10
収穫 2009/10/2
豊作 2009/10/3
衣かつぎ(大きな写真) 2001/6/16
京芋 2009/11/3
京芋(大きな写真) 2019/10/17

揚げ京芋(大きな写真) 2019/11/7

 植える場所は多少の日陰でもよいが、ほとんど日が当たらないようなところでは、葉っぱばかり茂って芋が太らない。
 また、水はけの悪いところにはよく耐えて、むしろよい芋がとれる。
 連作もできないので、植える場所を慎重に選ぶ必要がある。

 サツマイモ同様、里芋も、冬さえ越せれば、種芋を買う必要がない。
 種芋は通常、小芋を使うが、親芋を食べない場合は、親芋を種にすることもできる。
 親芋を種にする場合は、天地逆さまに植えつければよい。

 もっとも、寒冷な当地では、冬越しができないので、親芋を疎開させるか、種芋を買わねばならない。

 里芋の芽が出るのは遅く、植えつけ後、2ヶ月近くもかかる場合がある。これは地温が足らないのだから、マルチやトンネルを使って地温を上げてやれば、多少早く芽を出させることができる。

 植えつけ後、芽が出るまで時間がかかるため、雑草が生えてきて仕事が増える。
 2019年に、種芋植えつけ後に防草シートでウネ全体を覆ってみたら、芽が出るのも早かったし、草も生えなかったので、一石二鳥だった。

 暑くなれば、急激に成長するので、肥料を与えて土寄せする。土用前には追肥してやった方がよいと思う。
 夏の間は、乾燥に注意し、わらを使って防乾する。近所で、刈った雑草を根元に積み上げている人もいる。

 暑い時期の草取りは苦労だが、ていねいに除草すると収穫が目に見えて多くなる。
 葉が茂れば雑草もあまり生えなくなるので、それまでの間は頑張って草取りしたほうがよい。