ダイコンは、お盆過ぎに種をまいて、晩秋に収穫というのが、いつものパターンだった。
しかし近年は、幼苗をコオロギと青黒い羽虫に食われてしまうことがある。
このところ、秋のコオロギとの闘いが、きびしくなってきた。
コオロギよけには寒冷紗を完全に被覆するか、コオロギ用の毒餌で排除するしかない。
ここは石が多くて深く耕せないので、聖護院(丸い大根)を作ることが多い。
よいだしを使って煮た聖護院大根の味は、感動ものだ。
一度に食べきれないダイコンは、いったん抜いて葉を切り(葉は持ち帰って食べる)、土に埋める。
こうすると、スが入ることなく、年明けまで食べることができる。
栽培の仕方は、長い大根と同じ。
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