菜園を始めて10年目にして初めて、西瓜を作った。
初心者なので、無難そうな黄小玉西瓜。
早春にトンネルを作って早まきしてみたが、ほとんど発芽しなかった。
あきらめていたら、トンネルを撤去した後、少しずつ芽が出てきた。
生育は遅いので、ちょっと目を離した隙に草がはびこってしまった。
実ができていたのは知っていたのだが、雨後あえなく爆発してしまった。
着果したのち、実は想像以上に速く肥大する。
できれば雨よけした方がいいかも知れない。
カボチャほど、ツルが暴れないので、思ったより場所をとらない。
ちょっと若いかと思う実を試食してみたら、じゅうぶんに甘いのだった。
除草・防草に留意すると共に、生育途中に整枝してやれば、栽培そのものは、さほどむずかしくないようだ。
問題は、熟期の見極めである。
実のつけ根の巻きひげが完全に枯れたら熟しているという説があるが、必ずしもそうでもなかった。
叩いてみて鈍い音なら熟しているというのは、判断に熟練が必要となる。
実の下面(通常白っぽい)が黄色っぽくなれば熟しているというのが、もっとも確実そうである。
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