2005,6,25 北信黒姫山
ヤマシャクヤクは自然度の高い里山に行けばまだ、見ることができますが、ベニバナヤマシャクヤクにはめったに出会えるものではありません。
その希有な花が、たった一株咲いていました。
スプリング=エフェメラルのなかで、もっとも小さな花。
ほとんどのハイカーは、これが咲いていることさえ、気がつかないでしょう。
標高がそれほど高くないのに、積雪地帯だけあって、鈴鹿のフクジュソウは、花期が遅いのですね。
あたり一面のフクジュソウ群落を見ることができて、とてもうれしかったです。
よく見れば、かわいらしい花なのですが、小さな花なので、
あまり目にとまらないかもしれません。
日本海側には、アズマシロカネソウという近縁の花が咲くようですが、こちらは見たことがありません。