世界の中の「日本」

 平壌郊外で暮らすよど号ハイジャックグループとの縁により、数回にわたって訪朝した著者の北朝鮮印象記。

鶴見良行 『マングローブの沼地で』

 ミンダナオ島西端からスルー諸島、カリマンタン島北端にかけての地誌。

鶴見良行『アジアの歩きかた』

 著者が、学問の方法を語った書。

田辺寿夫『ビルマ』

 NHKでビルマ(軍事独裁政権が国の英語読みを「ミャンマー」と改称した)語番組に関わってきた著者による、1990年代なかばころのビルマと「日本」の状況を報告した本。

 戦中以来のビルマ史についても簡潔にまとめてあるので、わかりやすい。

中村尚司『人びとのアジア』

 経済学者の目から、アジアとどう向き合うかを、断片的なケーススタディを通して語った書。

鶴見良行『東南アジアを知る』

 『バナナと日本人』の著者による、学問の方法を述べた連続講義。

四方田犬彦『ソウルの風景』

 1979年当時と重ねあわせて見た、2000年ソウルの印象記。

村井吉敬『エビと日本人2』

 同じ著者による『エビと日本人』(1988年)の全面改稿版。

 本書には、エビをめぐるこの20年の変化が追われている。

熊岡路矢『カンボジア最前線』

 機械修理技術を教えるNGOの活動を通して見た、ポル・ポト後のカンボジアルポ。

小川忠『インドネシア』

 外務省所管の特殊法人に所属してインドネシアと「日本」の交流事業を手がけている著者による、インドネシアルポ。

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