熊野とは、どこにあって、どういう山のあるところなのだろう。
そんな気持ちで、読み始めました。
続きを読む: 宇江敏勝『森のめぐみ-熊野の四季を生きる-』
熊野とは、どこにあって、どういう山のあるところなのだろう。
そんな気持ちで、読み始めました。
渓流釣りや山歩きをしているうちに、日本という国における山村と都会との関係、といったことについて、考えるようになりました。
この本は、埼玉県秩父の山村に建設された合角(かっかく)ダムによって水没する地区のご老人からの聞き書きです。
リゾート法が制定され、不動産・土建業者が日本を荒らし回っていた時代に、巻機山麓の清水集落でどのようなことが起きていたかを記した本。