低体温症のメカニズムについて詳しく解説した書。
続きを読む: 船木上総『凍る体』
1935(昭和10)年から1994(平成6)年まで吉田口で強力(案内人)をつとめた小俣彦太郎の評伝。
高校山岳部顧問はどうあるべきかについて記した書。著者は三重県の高体連や山岳連盟の役員をされた方である。
1201年秋に行われた後鳥羽院の熊野詣りに同行した藤原定家の『熊野御幸記』の記述をもとに、定家の道中を追体験させてくれる本。
雑文集『貧困なる精神』の一巻なので、「日本百名山」に関する評論集ではない。
サブタイトルは「メダカ社会の共鳴現象」である。
ガラードの『史上最悪の旅』が、2006年末現在で未読のままだ。
何度か読み始めたのだが、まとまった時間がとれないので、文庫版1000ページ近いこの大著を読み通す根性がない。
『回想の秩父多摩』の補遺的な本。
主な内容は、南アルプスでのカモシカ登山の記録と群馬県の低山歩きの記録、そして山登りについての考察です。
奥秩父の渓流の在りし日について記載した、貴重な書。
原全教氏の『奥秩父』(正続)は、昭和10年代の奥秩父の沢について詳細に記していますが、昭和30年代についての記載は、本書がもっとも詳しいでしょう。
J.クラカワーの『空へ』に対する、反論の書。
エベレスト商業登山という情況の下で、高所登山ガイドが困難に際しどのように行動すべきかという、ひどく難しい問題が扱われています。
学校山岳部や商業ツアー登山など、近年の引率型登山のもつ深刻な問題点についてきびしく警鐘を鳴らす書。