山の環境

 西澤さんの本を読んだのは『みちのく朝日連峰山だより(正・続)』に続いて3冊目です。
 前の二冊は、どこで買ったか忘れてしまいましたが、今度の本は朝日鉱泉で、西澤さんご自身から買いました。

 ここで大きくとりあげられている山は、白馬、富士山、白山、槍、八ヶ岳、丹沢、大雪、苗場、利尻、谷川です。

加藤久晴『尾瀬は病んでいる』

 これは、新しい本ではありません。
 はじめて読んだのも、10年前のことです。

豊田和弘『ひとりぼっちの叛乱』

 リゾート法が制定され、不動産・土建業者が日本を荒らし回っていた時代に、巻機山麓の清水集落でどのようなことが起きていたかを記した本。

小泉武栄『日本の山はなぜ美しい』

 この本は地質学、生態学を総合的に駆使することによって、森林限界以上の日本の山の地質や植生の特性について考察したもので、『週刊金曜日』に著者が自分で書評を書いていたのを見て、読んでみたものです。

早川禎治『知床記』

 サブタイトルは「自然と人の出会いについて考える」とあります。
 内容は、著者の知床における山行記、および1987年4月の林野庁による知床伐採強行に関するアンソロジー、そして、自然と人間との関係についての考察からなっています。

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