近現代史

 1995年の「戦後50年」を機に当時の村山富市内閣が出した「談話」の背景などについて、当事者が語った本。

佐高信『電力と国家』

 電力事業を国家が管理するか、民間事業者が行うのかをめぐる制度と議論の流れをまとめた書。

猪飼隆明『西郷隆盛』

 西郷隆盛の歴史的位置を検証した本。

石光真人編『ある明治人の記録』

 会津藩士の子息だった柴五郎(1859-1945)の手記。

佐高信『城山三郎の昭和史』

 城山三郎氏がどのような体験を背景に何を描いたかを語った書。
 著者による、城山氏への思い入れが伝わってくる。

星亮一『会津落城』

 戊辰戦争時の会津攻防戦についてまとめた書。

角田安正訳『帝国主義論』

 「新訳」シリーズの一巻。

 わかりやすい訳を心がけたと訳者が言うように、わかりやすい。

竹本修三『郷愁の秩父』

 津島家とは、津軽・金木の大地主で、太宰治や何人もの代議士を生んだ津島家である。

 歴代当主の周辺が丹念に取材されており、このドラマチックな一族が、よく理解できる。

 太宰の作品を理解する上で、参考になるのはもちろんである。

中村靖彦『日記が語る日本の農村』

 長野県山形村で、1930年から本書執筆まで連綿と書き続けられてきた日記から、なにを読みとることができるかを、簡略にまとめた書。

 日記の筆者は、村会議員もつとめた村の名望家で、勤勉に働きつつ大きく営農されてきた人物である。

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