自由民権

長谷川昇『博徒と自由民権』

 名古屋事件参加者のプロフィールを徹底的に調べた書。再読。

上原邦一『佐久自由民権運動史』

 民権運動期から初期議会期にかけての、佐久地方における運動略史。

色川大吉『自由民権の地下水』

 前半は『困民党と自由党』がそのまま収録されており、ほかに「自由民権運動の地下水を汲むもの」と「困民党の思想」が収録されている。

三浦進・塚田昌宏『加波山事件』

 主として刊本になっている史料を徹底的に読み込むことにより、加波山事件が単発的な暴発ではなく、自由党による、より大きな規模の武装蜂起の一環だったと述べた書。
 同じ著者の『明治の革命(新版)』の前提となっている労作である。

中島博昭『鋤鍬の民権』

 松沢求策の伝記。再読。

色川大吉『困民党と自由党』

 再読。

上条宏之『地域民衆史ノート』

 信州の近代民衆史を掘り起こしている。
 普選要求運動について詳しいが、自分としてはやはり、自由民権運動に興味を惹かれた。

遠藤鎮雄『加波山事件』

 40年ほど前に読んだ本を再読。
 加波山事件の概要をシンパシーを持って描いている。

原口清『自由民権・静岡事件』

 静岡事件の包括的な研究書。

寺崎修『明治自由党の研究(上)』

 この巻では、自由党の結党から解党に至る、主として組織・路線面の流れについて、新聞や密偵報告などによってあとづけている。

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