タイトルにあるとおり、信玄の古戦場を訪ねる、歴史紀行。
研究書ではない。
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タイトルにあるとおり、信玄の古戦場を訪ねる、歴史紀行。
研究書ではない。
天明2(1782)年に遭難してから寛政5(1793)年まで、ロシアに保護されて、帰国後、貴重な滞露体験者となった船頭・光太夫の記録。
信玄が、というより戦国大名が面白い理由の一つは、ユニークな軍略スタッフが存在する点だろう。
武田信玄のスタッフだった山本勘助もその一人である。
長編歴史エンタテイメント。
信玄の生涯をシンパシーをもって描いている。
貧困と階級闘争によって描かれる江戸時代像の克服を提起した書。
物語と化した良寛像を、史料に基づき批判した書。
多くの日本人にとって、人が餓死するという事態など想定できないようです。
日本は食糧自給率が30パーセントなのですから、場合によっては国民の三割しか生き残れない情況が訪れる可能性があるのに、為政者は現状を何とかしようというとは思っていないようです。
1704年初冬に起きた富士山の噴火による被害を、幕府や小田原藩がどのように救済・復旧しようとしてきたかをあとづけた本。