本の虫
朝の気温が氷点下6.9度と、ようやく例年並みの冷え込み。
水道の出だしは細かったが、止まりはしなかった。
午前中、少々の薪作り。
午後は畑に行って、10メートルトンネル2本目にニンジンと大阪しろ菜を播種。
先週まいた葉大根は、ようやく発芽しかけたところ。
新井佐次郎『秩父西谷老譚』を読了。
小鹿野町飯田という、とても狭い世界に生起した、発展史観からはこぼれ落ちてしまうような日常茶飯事や奇譚の数々が、丹念に記録されている。
これはとても貴重な仕事だったのだと思う。
帰宅後、煙突掃除。
たいへんよい天気が続いているのだが、今週末にはまたも南岸低気圧が接近するので、雨か雪が降りそうだ。
軽い雪程度なら農作業には問題ないかもしれない。
網野善彦氏の『歴史としての戦後史学』と『東と西の語る日本の歴史』の読書ノートを追加。
鎌倉おやじさんの読書に触発される点多し。
このあと強い寒気が入るケースはしばしばあるのだが、継続的に寒い時期は今がピークのはずだから、この冬は暖冬に間違いない。
エルニーニョの影響とやらによってこの夏が曇りがちで、気温が上がらないなどということがないように願いたい。
先日の山歩き(じつは出張での山歩きだった)の帰りに、田んぼの横を通ったのだが、部分的に結氷してはいたものの、いくら昼間だとはいえ、谷間の田んぼに水がたまっていて、まるで早春のような風情だった。
わたしが秩父に来た約30年前には、水のはけない谷津田は天然のスケートリンクと化していた。
いわゆるスケート場も複数営業していたし、関越自動車道がまだ未通だったから、スキーブームも訪れておらず、田んぼリンクで足を磨いた若者たちは皆、スケート上手だった。
今やスケート場は、その後営業を始めたところを含めてすべて閉鎖となったから、秩父の子どもはもう、スケートをやらなくなっただろう。
当ブログへのスパムコメント攻撃が激しくなってきた。
デフォルトのスパムブロッカーをすり抜けて表に出るスパムが出てきたので、対策を強化。
プラグインのスパムルックアップキーワードフィルターに、「ないす」「くーる」「さいと」などの英単語を追加した。
これでスパムがサイトに反映されることはとりあえずなくなった。
『古文書返却の旅』の読書ノートを追加。
この冬は一貫して暖かく、最も寒さが厳しいはずのこの時期にして水温は5度。
おかげで孵化した在来イワナの成長がやけに早い。
スイノウをくっつけているので自由に泳ぐことはまだできないが、人影に驚くと写真のように懸命に逃げて他の稚魚の下にもぐり込もうとする。
もうしばらくたてば、餌を食べることを教えなければならない。
午後は薪作り、煙突掃除。
『追悼記録 網野善彦』の読書ノートを追加。
本日は、なかなかうららかな日でしたが、職場は鉄筋コンクリートの建物の1階なので、底冷えのする日でした。
ちなみに朝の最低気温は、氷点下3.9度でした。
本日のメインイベントは、恒例の煙突掃除。
かなり慣れてきました。
松居竜五『南方熊楠 一切智の夢』読了。
昨夜の雪は積もりませんでしたが、山の木々についた雪が、朝日に輝いて、何とも言えない美しさでした。
朝の気温は氷点下でしたが、昼間はそこそこ暖かく、春の近さを感じました。
大牧冨士夫『徳山ダム離村記』読了。
読書ノートに、『浮いてまう徳山村』を追加。
畑へ行って、追加の種まきをする時間的余裕が持てませんが、やむなし。
最近のコメント