ジャガイモ

山里の技(わざ)

| コメント(0) | トラックバック(0)

山里の技


 先月、破風山に行ったときに、なくし物をした。

 GPSホルダとして使っている携帯電話ホルダは、おそらくベルトに引っ掛けて使うようになってるのだが、ザックのトップスタビライザーに引っ掛けて歩くと、衛星情報の捕捉がスムーズなので、10年近くそのように使ってきた。

 専用のGPSホルダも売られているが、使い勝手は不明である上、高価すぎる。

 で、紛失した場所はある程度わかっているので、なくし物を探しに、大前山まで行ってきた。

 わずか10日たっただけだが、咲いてる花はほとんど入れ替わっており、山歩きとしてもそれなりに楽しめた。

 なくし物は、どなたかによって、登山道わきの立木に引っ掛けておいてくれてあった。

 とりあえず、安心した。

 通りすがりのどなたさまかに、感謝申し上げます。

 その後、畑で農作業。

 オクラ・スイカ・ユウガオ・コリンキーなどの植えつけ準備。

 ごぼうの種まき。

 残っていた種ショウガの植えつけ。

 潅水。

 ジャガイモの追肥・第二次芽掻きと土寄せ。

 この土寄せで、ジャガイモの管理はほぼ終了。

 写真は、大前登山道入口にある建物。

 現在、使われているかどうかはわからないが、積まれている石垣が美しい上、虚空に張り出した柱や床は、芸術的でさえある。

 鉄骨やコンクリートを使わずにこれだけの建物を建てる技術を持っている人とは、どういう方なんだろうか。

せいだ芋

| コメント(0) | トラックバック(0)


芋大明神


 朝の気温が氷点下6度と、厳冬期らしくなった。
 季節風も強くて冷たい。
 寒気の影響がはなはだしい今、8日から9日にかけて通過する低気圧が、ひどい雪を降らせなければよいのだが。

 落ち葉堆肥の一回目の切り返し。
 夜はピザ作り。

 上野原の酒屋さんで、せいだ芋の焼酎を売っていた。
 せいだ芋とはジャガイモのことだが、どのようなジャガイモかは、わからない。
 安永-天明期に甲斐国で代官を務めていた中井清太夫が導入して飢饉を救ったという口伝がある。

 秩父在来芋が甲斐から来たという話もネットで読んだことがあるが、在来芋は「しんしいも」と呼ばれている。
 「しんし」とは「信州」のことだから、「大滝芋」とか「中津川芋」と呼ばれる秩父在来芋は多分、信州系なのだと思う。

 せいだ芋焼酎だが、癖のない風味で決して悪くはないのだが、特徴に欠ける感じがする。
 もう少し寝かせて、ジャガイモらしい味が出てくれば面白いかもしれない。

イモ壊滅

| コメント(0) | トラックバック(0)

両神山


 昨日通った低気圧が引き込んだ寒気のため、今朝は0.2度まで冷え込んだ。
 この時期にここまで冷えると、ジャガイモはすべて枯れる。

 今月はじめの寒気のために一度壊滅したジャガイモが、ようやく復活してきたところだったのに、再び全滅した。
 明朝も冷える予想で、霜注意報が出ている。
 収穫量が激減するのは間違いないので、やや憂鬱である。

 夕方、両神山が美しく見える翌朝は、晴れるが寒いのである。

笹尾根山行記

| コメント(0) | トラックバック(0)

青面金剛
軍刀利神社の柄杓
軍刀利神社本殿
大正14年の道標

 引き続き、ジャガイモ植え。
 その後、3.5キロほど植えた。

 ニンジンの種まき準備(途中まで)。

 読書ノートに『新版「尖閣」列島』を追加。

 山日記に、早春の笹尾根を追加。

芋植え

| コメント(0) | トラックバック(0)

たたら辛味大根
松本一本太


 終日、薪作りと農作業。
 今割ってるのは栗の難物なので、なかなか厄介だ。

 畑で、種ジャガイモの植えつけ。
 今日は3種類、9キロ植えた。

 冬ネギの片づけ。

 昨年まいたネギは、松本一本太だった。
 根元はよく太るが、長く伸びなかった。
 肥料はほとんど与えなかったのだが、それは問題でないと思う。
 降雪の多少ある地域のものなので、冷たいからっ風には、強くないのかもしれない。

 種採りのため、たたら辛味大根の植え替え。

 除草と耕耘。
 日陰部分の凍った土が、ようやくとけはじめた。

芋と野菜

| コメント(0) | トラックバック(0)





 午前いっぱい、集落の祭礼。

 午後は畑に行って、糯粟に網かけ。
 これで鳥害は防げるが、害虫が入っている模様。
 その後大量の草むしり。

 今年のジャガイモは、粘性腐敗病が激発して、深刻なダメージをくらった。
 200キロ近く収穫したはずだが、そのうち相当量を捨てるはめになった。
 とはいえ、全滅というわけではないので、この一ヶ月ほど、ジャガイモばかり食べている。

 ふかし芋ばかり食ってれば飽きるかもしれないが、いろいろ工夫してもらってるので、ジャガイモが主食でも、とくに飽きるということはない。
 こうやっていれば、コメが穫れるまで、食いつなぐことができそうだ。

 夏キュウリ(四葉)はこれからピークを迎え、トマトは9月いっぱいくらいまで、ロングランでなり続ける。
 畑も賑やかなので、買わねばならない食べ物は、多くない。
 身体が丈夫なあいだは、食べるものはなるべく自分で作るという、人間として基本的なことを続けていきたいものだ。

 里山の林縁では、ネムの花が盛んに咲いている。

タチツボスミレ

| コメント(0) | トラックバック(0)

タチツボスミレ


 この時期、何がもっとも気になるかといって、朝の最低気温ほど決定的なものはない。
 「八十八夜の別れ霜」とは、岐阜県の山間部でも同じ言い草が伝えられているらしいから、当地に限った話でもないらしい。
 要するに、八十八夜が過ぎれば、遅霜はおりないという俚諺なのであるが、自分のささやかな経験から言っても、これは当たっている(地元には5月23日に遅霜が降ったことを記憶しているご老人がいるが)。

 従って、4月いっぱいは、ジャガイモが全滅する危険性があるのであり、ナスやキュウリを野良に出すのは、たいへん危ないことなのである。
 言い方を変えれば、八十八夜を過ぎれば、各種夏野菜を一気に植えつけねばならないのである。

 今日は半日、自動車のタイヤ交換。
 自分の経験でも、たしかこの日だったと思うが、4月13日に降雪を見たことがある。
 しかし、それより遅い雪はなかったと思う。

 午後は薪作りと農作業。
 薪は、風呂用。

 自宅で、紙ポットにキュウリ(スウヨウ)の播種。

 畑で、ブロッコリー苗(購入苗)の植えつけ。
 ラディッシュの播種(直播)。
 アスパラガスの支柱立て。
 紅菜苔を片付けた跡地(オクラ予定地)の土作り。

 三陸つぼみ菜は、太いトウを食べ尽くしたので、わきから出る芽を食べている。
 やや細いので、摘むのが面倒ではあるが、味はよい。

 しばらく、つぼみ菜ばかり食べていたが、ようやく、アスパラガスが伸び始めた。
 大麦が出穂し、そら豆の花が盛んに咲いている。

 樹種不明の丸太をいただける話があったので、軽トラ一杯分の丸太運び。

 里山の雑木林は、日毎に淡く色づいている。
 人里のソメイヨシノは満開で、ヤマザクラも咲き始めた。
 林床では、タチツボスミレなども咲いている。

春の雪3


 明け方に雪降り。
 ほぼ連日雪が降ってるのだが、冬に比べてずっと暖かい。

 雪がやんでから、ジャガイモ植えの続き。
 インカのひとみを2.5キロとサッシーを約1.5キロ。
 ニンニクに追肥。

 雪のために畑が水を含んでしまい、耕耘作業が当分できなくなった。
 まだ冬枯れた里山に雪が降ると、モノクロームの世界になる。

ジャガイモ戦略

| コメント(0) | トラックバック(0)

 思うように農作業が進まないので、朝と夕方に畑仕事。
 今日は、十勝コガネを3キロとシェリーを約8キロ植えた。

 うちの菜園におけるジャガイモ栽培の戦略は、

(1) 美味な品種を植える
(2) 休眠期間の長い品種を植える

の2本立てである。

 (1)について、主観に差はあろうが、現状では「インカのめざめ」と「インカのひとみ」で決まりではないかと思う。
 ところが、「インカのめざめ」と「インカのひとみ」は、眠りが浅いのが特徴である。
 登熟するのも比較的早いが、すぐに芽が出てきてしまい、とても翌春までもたせることはできない。

 収穫時にはだいたい、トータルで百数十キロの芋がとれると思うが、いくらなんでも、朝昼晩に芋ばかり食ってもいられないから、収穫の全量をほぼ1年かけて食べるのが理想である。
 となると、眠りの深い品種が必要となる。

 一般に入手可能な品種の中で、休眠期間が長いと言われているのは、「十勝コガネ」「スタールビー」「シェリー」「サッシー」などである。
 「サッシー」は今年初めて植えるが、「十勝コガネ」「スタールビー」「シェリー」はここ数年、植えている。
 この中では、「シェリー」の休眠が最も深く、ここへ来てようやく、芽を出し始めたところだ。
 この品種は保存性という点で、現状ではベストだ。

 その他、タマネギの追肥と、アスパラガスの株分け。

 三陸つぼみ菜のトウが立ってきた。

 『赤い人』の読書ノートを追加。

『面影画』講演会


 さっそくだが、ジャガイモの植えつけ。
 本日は、スタールビー約10キロ。
 昨年産のヒネ芋を使ったから、分量はアバウトだ。

 残りも、時間を作ってどんどん植えていくつもり。
 畑にいたら、花粉症が到来した。

 kurooさんから上のようなお知らせが来た。
 もちろん、出かけるつもり。

前の10件 1  2  3  4  5  6  7  8

2022年7月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のコメント

アーカイブ

カテゴリ

カウンタ
Powered by Movable Type 6.0