深谷へ
ヒノキの間伐材をいただける話があったので、昨日来、丸太を運んでいる。
今日は、朝からそれを玉切ったり割ったりした。
夏の間は、剪定した梅の枝で風呂を沸かしていた。
梅の枝もそろそろなくなってきたところだったので、ヒノキがもらえたのは、いいタイミングだった。
斧やチェンソーを振り回したのは久しぶりだったので、夏以来完治していない腰痛の治りが、やや先延ばしになった感じ。
午前中は、深谷市へ映画を見に出かけた。
『牧野物語 養蚕篇 - 映画のための映画 - 』だが、観客が総勢5人しかいなかったのは、いささかまずいのではなかろうか。
酒造所を改造した、たいへん風情のある映画小屋だし(不覚にもデジカメを持って行かなかった)、とても貴重なフィルムだったので、もう少し多くの人が見てもいいと感じた。
この映画には、ドラマ性やエンターテイメントが全くない。
蚕の掃立てから繭落としまでを、木村サトさんという一主婦の解説とともに、実演してみせる約2時間である。
文部省選定科学映画みたいな作品なのだが、この映画が撮られた1977年ごろには「日本」の至るところに残っていた養蚕というわざが、2014年現在ほぼ壊滅している現状をみると、これはじつは、鋭い問題提起の映像だとということに思い至る。
この人の撮った他の作品も見てみたいが、観客5人じゃ、またやってくれるかどうか微妙。
帰宅前に畑に寄って、農作業。
大根の間引きと潅水。
ダイコンサルハムシやキスジノミハムシが発生しているので、このまま育つかどうかはわからないが、見つけた虫は握りつぶした。
どうにか、持ち直してほしい。
白菜の植えつけと赤い大根の種まき。
白菜は、全部で60株ほど植えた。
これだけあれば、冬中食べつなげるだろう。
大根は3種類、100本ほどだが、ハムシに食害されると大減収となる。
どれだけとれるかは、予想できない。
宮ネギの種まき準備。
秋になると品質は落ちるが、夏野菜はまだ頑張っている。
ナス・ピーマン・ミニトマトはまだよくとれているし、オクラは今が最盛期である。
ゴーヤも未だ絶好調。
一日一個くらいはできているのだが、このペースなら全量消費できる。
水分補給は、ゴーヤジュースで。
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