第二薪置き場が崩壊したので、解体。
その廃材を使って、薪作り少々。
畑の大根跡地の片づけ。
枯れ草燃し。
例によって、殿さまとの対話。
(家来) 殿さま! 怪しいやつを捕まえました。天守閣の奥の山で、ひとの生き血を飲んでおりました。
(氏照) なんと怪しいやつ! ただちに首を切れ。
(おれ) そんな無茶な。そもそも殿さまは小田原で切腹したんじゃなかったんですか。
(氏照) 霊魂になって戻ってきたのよ。壮大だった八王子城が草だらけで、胸が張り裂けそうじゃ。
(おれ) ワイン飲みます? こないだ弟さんのところに行ってきましたが、鉢形城は広大な史跡公園になってて、箱モノも建ってて、賑やかでしたよ。
(氏照) 氏邦め、なんて要領のよい奴なんじゃ。あいつは降伏後、前田利家殿の客分になって、加賀で悠々自適の暮らしだったそうな。かたやワシと兄者が切腹など、秀吉殿の仕置は残酷すぎるよ。
(おれ) 戦国の世とは、はかないものですね。
(氏照) いや、氏政兄がつまらん意地を張らず、秀吉殿に頭を下げなさればよかったのじゃ。
(おれ) たしかに。でもそうすると、その後の歴史はまるっきり変わってしまいましたね。
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