2018年12月アーカイブ

塩沢城址

| コメント(0)
塩沢城址

 応仁の乱と呼ばれる、京都を舞台にしたドタバタ劇が、室町時代にあった。
 関東では、それよりずっと以前から、はるかに大規模なドタバタ戦争が、いつ果てるともなく、続いていた。
 誰が敵だか味方だかわからないような混乱の中から、関東を最終的に制したのは、北条早雲とその子孫だった。

 一方、北武蔵には、早雲になりそこねた武将がいた。名前は長尾景春。
 彼もまた、ドタバタと戦いに明け暮れる人生を送ったが、ついぞ勝利らしい勝利を得ることなく死んだ。

 景春のライバルは、いくさに強く、教養あふれる太田道灌という武将だった。
 彼は道灌に一度も勝つことができず、秩父山塊を逃げ回った。
 負けても殺されなかったのは、景春と道灌が友人同士だったからかもしれない。

 景春が立てこもったという両神村の塩沢城を歩いてみた。
 横瀬の古御岳城もそうだったが、本郭一帯には、神名・仏名が彫られたたくさんの石塔が並んでいて、景春も満足そうだった。

矢合神社

| コメント(0)
矢合神社

 朝の気温は氷点下6.0度(実測)だった。
 季節風が強く、山鳴りがしていた。
 この冬は暖冬かと思いきや、そうでもなさそうだ。

 写真は北近江・虎御前山登山口の矢合神社。
 神社だが、鐘楼がある。
 このあたりには信長に焼かれた寺があったらしい。

智積院

| コメント(0)
智積院講堂

 東山・智積院さんにお参り。
 ここの縁で腰を下ろしてふうっと息をつけば、日本文化が少しわかったような気になる。
 周りにおられた外国からのお客様もみな、神妙な顔をしておられた。
 それにしてもあの消火栓を目立たなくする工夫はできないものか。

国家安康

| コメント(0)
方広寺鐘楼


 国家安康・君臣豊楽の鐘。

(家来) またこの者が歩いておりました。
(秀吉) 懲りぬ奴じゃ。
(おれ) いやー神様になられましたか。おめでとうございます。
(秀吉) バカを申すな。わしが建てた壮大な方広寺が、こんなちっちゃい寺になってもうたよ。茶々も秀頼も死んだし、禁裏からもろうた「豊臣」の姓も無うなった。大坂城も燃えてもうた。家康めが・・・。

耳塚

| コメント(0)
耳塚

 豊国神社前の耳塚。

 豊臣秀吉は明を征服し天皇を北京に移すという計画のもと、子飼いの大名たちに命じて朝鮮半島に攻め込んだが、朝鮮官民の抵抗により戦況は悪化した。
 秀吉がいかに叱咤激励しようが、挽回は不可能だった。

 困惑した大名たちは、奮戦の証として、かさばる首の代わりに、朝鮮民衆の耳や鼻をそぎ、塩漬けにして秀吉の元へ送った。
 大名たちの手元には、秀吉の祐筆が書いた、鼻の領収証が残されている。

 数を改めてしまえば、塩漬けの耳鼻に用はないが、捨てられた耳鼻が小山ほどになった。
 それが耳塚として今に残る。

 秀吉の死によって戦争は自然に終了となったが、退却に際し大名たちは、百姓・陶芸家・学者などを大量に拉致して自国へ連れ帰った。

虎ラーメン

| コメント(0)
虎ラーメン


 虎御前山でまた、おかしな二人連れに捕まった。
 長浜城とかにも行ったので、頭の中がヒデヨシッてる。

(家来) 怪しいやつを捕まえました。
(秀吉) 何ものじゃ、お主は?
(おれ) ただのハイカーです。山歩いてるだけです。疲れたからコーヒー飲みます。
(秀吉) なんじゃ、その泥水みたいなものは?
(おれ) 殿様も飲みます?
(秀吉) これ、毒味をせい。
(おれ) 高そうな茶碗ですね。
(家来) 不思議にお美味うございます。
(秀吉) 家来、そんなに飲むんじゃない。こちらへよこせ。
(秀吉) こりゃ美味い。御前様(信長)にも差し上げたいものじゃ。
(おれ) 信長様は勘弁して下さい。
(秀吉) 何故じゃ。
(おれ) あの人、キレると何するかわかんないでしょ。
(秀吉) おぬし、なぜそんなことを知ってる? 怪しいやつめ!
(おれ) もう行きます。余計なことかもしれませんが、徳川家康には気をつけた方がいいっすよ。
(秀吉) 無礼なことを申すな、首を斬るぞ。家康どのは立派な方じゃ。
(おれ) まぁ、歴史を変えるわけにはいかないからなぁ・・・。

虎御前山

| コメント(0)
アベマキ林

 昨年、小谷城址を歩いた

 小谷山城の南に盛り上がった小さな丘は虎御前山で、浅井長政の小谷城を攻撃するために築かれた織田信長の砦である。
 虎御前山城は、小谷城攻略の拠点として築かれたものなので、織田軍にとって一時的に陣をおくだけの砦かと思ったが、歩いてみると、そうでもなかった。

 織田信長本人はもちろん、丹羽長秀・徳川家康・滝川一益・佐久間信盛・木下秀吉・柴田勝家ら、そうそうたるスーパースターたちが在陣し、織田軍の総力をあげた攻撃がここで準備されたらしく、当然かもしれないが、秩父あたりの山城よりはるかに大規模だった。

 今は植林はあまりされておらず、アベマキを中心とする雑木林で、まずまず自然度も高くていい感じだった。

落ち葉かき

| コメント(0)
落ち葉かき

 落ち葉かき少々。これで24袋。
 とりあえず今年のぶんはこれでよしとする。

 アスパラガス支柱として使っていた杭の収納場所作り。
 杭の収納。

ポルチーニクリーム

| コメント(0)
レトルト


カブと鶏肉のポルチーニクリーム

 荒川村の熊倉城(日野城)に行こうとして道の駅から歩き始めたのだが、すぐに出入り口の完全に閉ざされた防獣柵にぶつかって挫折。
 やむなく、林道経由で、城の直下まで軽トラで行った。

 登山口から本郭まで15分。
 攻略という意味での達成感はちっともなかった。

 ほぼ終日、畑の片づけと枯れ草燃し。

 先日、都会に出てみたら、ポルチーニクリームというレトルト食品を売っていた。
 これだけじゃつまんないので、独自スープで鶏肉とカブを煮込んでからレトルトと合わせて煮た。

 レトルトの原材料欄を見ると、ポルチーニ粉末とある。
 見えているきのこはマッシュルームで、舞茸も入っているが、知らない茸の香りがする。
 ヤマドリタケなら何度も食ったが、これほどこっくりした風味ではなかった。
 ヤマドリタケを乾燥させれば、こんな味が出せるのだろうか。

カブのミルクスープ

| コメント(0)
カブのミルクスープ

 引き続き、畑の諸々片づけ。
 どうも、年内に終わりそうもない。

 カブがまだとれている。
 じっくり煮込んだカブは柔らかくて美味い。
 牛乳でなく、豆乳を使ってシチュー風。

たたら辛味

| コメント(0)
たたら辛味大根

 ピーマン・ナス・ミニトマトなどを、感謝をこめて片づけ。
 とにかく、数ヶ月間は、これらばかり食って生きてきた。

 早春に新菜がとれるようになるまで、ネギや大根を食べて暮らす。
 大根は、土中に埋めておき、少しずつ掘って食べる。

古御岳城址

| コメント(0)
古御岳城址直下の要害

 また秩父の古城址歩き。
 今日は、横瀬の根古屋城址と古御岳城址を歩いてきた。

 古御岳城址は小さな砦だが、しっかりした要害で、攻略には骨が折れそうなところだった。
 根古屋城址は逆に、傾斜はいくらか緩やかだが、なかなか大きな城郭なので、大軍で攻めないと難しそうな城だった。

 下山後、畑の大根の埋納の続き。

無名の氷瀑

| コメント(0)
無名の氷瀑


 薪作り少々。

 大豆の片づけ。
 見たこともない凶作で、来年の種も確保できない模様。

 台風で倒壊したヤグラの解体。
 たたら辛味大根の埋め込み。途中まで。

 今日の気温は氷点下5.1度だったが、あまり寒く感じなかったのは、昨日が寒かったからだろう。

 写真は、立岩直登コース。
 頂稜直下からしみ出た微量の水だから、普段は気づかない。でも少しの寒さで凍結するから、意外な氷爆を見せてくれる。

マツダランプ

| コメント(0)
マツダランプ

 久しぶりに立岩に行ってきた。
 23年前と同じコースだが、相変わらず、胸のすく展望が気持ちよかった。

 夕方から、瀬音・源流部会の忘年会。

 今朝の気温は氷点下6.1度。
 この冬初めて、水道が凍った。

戦場山城址

| コメント(0)
主曲輪上の小祠

 皆野町の戦場(せんば)山城址を歩いてきた。
 空堀や曲輪がよく残っていて、面白い。

 落ち葉かき少々。

 写真は主曲輪上の小祠。

落ち葉

| コメント(0)
落ち葉

 落ち葉かき少々。
 薪作り少々。

 軽トラのタイヤ交換。
 明日は雪予報が出ているので、ちょっと急いだ。

 今朝は公式発表で氷点下2度。
 ここまで暖かかったので、ずいぶん寒く感じた。
 もっとも、厳冬期なら、暖かく感じる気温だ。

 落ち葉散り敷く季節。
 厚く積もった落ち葉に感じる幸福。

火とぼし岩

| コメント(0)
火とぼし岩

 また南牧村に行ってきた。

 南牧村・火とぼし岩。
 盆の送り火の起源がここでは、戦国領主を撃退する狼煙だったとされている。
 えらく人望のない領主である。
 眼下は山仲集落。正面の鉄塔下に蓼沼の一軒家が見える。その上が大屋山である。

 帰宅後、柚子煮ひと鍋。

北光正宗

| コメント(0)
北光正宗

 終日、秩父事件関係の集まり。
 XVのタイヤ交換。これは自分でできないので、ディーラーさんに依頼。

 信州飯山の北光正宗。
 木島平産米。
 麹の甘みがやや強いが、バランスがよい。
 雪が溶けたら、このあたりの山を歩きに行ってまた飲んでみたい。

柚子マーマレード

| コメント(2)
柚子マーマレード

 サルトルの『実存主義とは何か』を久しぶりにノートとりながら読んだ。
 相変わらず、得るところ多し。

 柚子が10キロ強とれたので、煮始めた。

梅干

| コメント(0)
梅干

 2017年は梅の当たり年だったので、約16リットル(13キロ位)漬けた。
 これだけあれば死ぬまでもつかと思ったが、1年で半分食べてしまった。
 でもまだ半分残っている。とても美味い。
 おれはたぶん、梅干作り名人だと思う。

甘酢漬け

| コメント(0)
甘酢漬け

 庭の柚子とり。
 今年は、成り年のようだ。

 穏やかな毎日だが、真冬がすぐそこまで来ている。
 カブも急いで食べなければならない。

カブ葉

| コメント(0)
カブ葉

 引き続き、クスノキ運び。
 玉をストックする場所がないので、クスの香りを楽しみながら片端から割った。

 今年は、大豆と里芋は大不作だが、かぶは豊作だった。
 天王寺かぶは、野沢菜の原種ともいわれているが、葉っぱを食わないと惜しい。

 カブ葉とにんにくとシーチキンを炒めたんだが、かなり美味い。

冬の雑木林

| コメント(0)
冬の雑木林

 クスノキの玉をもらえるという話があったので、さっそく出かけてきた。
 ありがたいことである。
 全部は積みきれなかったので、続きはまた後日。

 道具が修理できたので、ログストッカー作りの続き。
 大したものではないが、とりあえず完成。

 写真は大屋山だが、いい感じの雑木の尾根である。

原発新増設

| コメント(0)

 新小型原発、開発へ(東京新聞)
 「地球温暖化対策を名目に、経済産業省が新たな小型原発の開発を進め、二〇四〇年ごろまでに実用化を目指す方針を固めた」
 「使用済み核燃料から取り出したプルトニウムが国内外に大量に蓄積し、核不拡散の観点で各国の懸念が高まっていることから、プルトニウムを大量に燃やす原発が必要としている」
 「東京など大都市圏の需要を満たすには大型の原発も必要とし、従来の軽水炉の改良も目指す」
 「経産省内で開かれた非公開の国際会議で、同省資源エネルギー庁の武田伸二郎原子力国際協力推進室長が表明した」

2023年8月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

アーカイブ

カテゴリ