運慶展

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溶岩塊を登るコメツガ

 昨日の朝は氷点下3度と、かなり冷えたが、雨降りだった今日は氷点下にならなかった。

 思い立って、上野へ運慶展を見に行ってきた。
 残りの人生でこれだけの作品を見ることはないだろうと思ったからだ。

 自宅で入場待ち時間をチェックすると80分と出ていたが、現場に着いてみれば40分の待ち時間だった。
 もっとも、待ち時間など、どうでもよかった。

 木という素材から、膨大な大河小説に匹敵する物語を削り出す仏師の感性に、触れることができたような気がした。
 仏像は想像によって成り立っているのだから、リアルであるわけがない。
 四天王や鬼の像など、存在自体が時空を越えた観念的な産物なのに、どうしてこれがリアルに見えるのか。
 仏も神も悪鬼も、それらすべてが人の心の中に棲むリアルだからだろう。

 写真は、富士山樹海で見たコメツガ。
 溶岩塊を登攀しているようにみえる。

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