これも昨日と同じモミを別角度から見た写真。
まるで千手観音のようだ。
2017年11月アーカイブ
この化け物のような木はなんだろうと近づいてみると、どうもモミのようなのである。
道のない尾根に妖怪モミや巨大なアカマツなどがゆらゆらしていた。
ここは信州・和田村の大出山。
薪作り少々。
カリンの取り入れと漬け込み。
カリン酒がどうしても呑みたいわけでもないが、落果すると危険なので、あらかじめ落としておいたほうがよい。
有線LANに変更したために、プリンタの設定変更が必要になった。
いろいろと試行錯誤して、2時間近くもかかってしまった。
そろそろ新酒ができていると思ったので、富士山サテライトの帰りに、笹一さんに立ち寄り。
麹の香りがとても強い。
若い人たちと大持山・小持山を歩いてきた。
一般コースは人が多かったが、南西尾根のブナ林は静かだった。
終日、農作業。
鞍掛豆・タマネギ苗・黒ゴマなどを片づけ。
鞍掛豆は、超不作で、ひと粒もとれなかった。
いちご予定地の畝立てとマルチ張り。
写真は、富士山衛生峰近く、生態系保護のため林内立入禁止という看板の先で見た光景。
林業なんだから、伐るのはけっこうなのだ。しかしこの伐り方には違和感がある。
伐倒と枝払いと玉切りを同時にこなす機械を見せてもらったことがあるけれど、急斜面の多い日本列島の山林では、このように緩斜面の広大な現場でないと、おそらく使えない。
ねらった方向にズバリ倒して掛かり木にしない職人の技が、この国のホンモノの山仕事だと信じている。
昨日の朝は氷点下3度と、かなり冷えたが、雨降りだった今日は氷点下にならなかった。
思い立って、上野へ運慶展を見に行ってきた。
残りの人生でこれだけの作品を見ることはないだろうと思ったからだ。
自宅で入場待ち時間をチェックすると80分と出ていたが、現場に着いてみれば40分の待ち時間だった。
もっとも、待ち時間など、どうでもよかった。
木という素材から、膨大な大河小説に匹敵する物語を削り出す仏師の感性に、触れることができたような気がした。
仏像は想像によって成り立っているのだから、リアルであるわけがない。
四天王や鬼の像など、存在自体が時空を越えた観念的な産物なのに、どうしてこれがリアルに見えるのか。
仏も神も悪鬼も、それらすべてが人の心の中に棲むリアルだからだろう。
写真は、富士山樹海で見たコメツガ。
溶岩塊を登攀しているようにみえる。
このミズナラに会うのは久しぶりだった。
ここは富士山サテライト・大室山。
このところ、氷点下の日が続いている。
冷え込みとしてはまださほどひどくなく、例年並みだ。
晩秋になり、取り込むべきものが多くて、なかなか手が回らない。
庭のキウイの取り入れ。
早くしないと霜げてしまいそうなのだが、追熟させないとまだ酸っぱい。
ケツメイシ種さやの摘み取り。
これは煎じて粉末化し、お茶にするつもり。
霜が降りる前に摘んで乾燥しておいたヤーコン葉を挽いた。
これは苦いので、ときどき飲む。
仕事中は、ネマガリタケ茶を飲んでいるが、こちらはとても飲みやすい。
昨日は、朝の気温がこの冬初めて、氷点下を記録した。
といっても氷点下1度なので、厳冬期と比べれば、寒さはずっとマシだ。
このところ、無線LANの状態が不安定だったのたのが、今朝からほとんどつながらない状態になった。
モデムかルータに問題があるのだろうが、ルータのほうが怪しいと感じたので、町へ出かけたついでに、有線ルータを買ってきて接続したら復活した。
家電量販店の売り場には有線ルータは2機種しか置いてなかったが、アナログ人間の自分にはやはり、有線で接続するほうがしっくり来る。
ルータは有線、無線ときて3代目。
モデムもずいぶん古くなっているのだが、まだ動いている。
モデムは量販店には置いてないのだが、そろそろ壊れるかもしれない。
コンニャクをこね始めた。
水や凝固剤の量は、昨年から目分量にしたのだが、勘がまだ戻っていないので、ずいぶん堅いコンニャクができた。
味はよい。
道路の凍結が始まったので、XVのタイヤをスタッドレスに交換。
刈っておいたエゴマとゴマの脱粒と唐箕かけ。
エゴマは問題なかったが、黒ゴマは唐箕をどんなに弱く回しても、ゴミより先に飛んでいってしまう。
中身がスカスカなんだろうか。
来年はエゴマだけにしよう。
エゴマは調整後、約一升ほどとれた。
一年間、ゴマに不自由しないと思うと、とてもリッチな気分である。
さっそく大根葉佃煮に入れてみたが、香りがよい。
畑で、里芋掘り。
インゲンと大豆摘み。
今日は、エゴマの枯れ茎で風呂を湧かした。
沼ノ平
山麓の紅葉
ほぼ終日、史跡めぐり案内の資料作り。
今回案内する予定の団体は、知人を介して、6月頃に案内の打診があり、8月下旬には希望コースの概要を携えて秩父に来られ、直接面談して問題点を洗い出し、その後メールで打ち合わせを重ねてきた。
今のところ、当日は晴れ予報なので、このまま推移してほしい。
1ヶ月ほど前にも、市役所の担当課を介して、史跡めぐり案内の依頼があった。
こちらは依頼された日を終日、空けて待っていたのだが、当日に至るもなんの連絡もなく、どうやら一方的にキャンセルしたらしい。
申し込まれたのがどこのどなただか知らないが、迷惑なことだ。
安達太良山山行記を追加。
岩が引っかかってる
わさび田あと
終日、農作業。
里芋の試し掘り。
並作とはいえ、ここ数年に比べればやや不良。
原因は、芽の出るのが遅れたためだと思う。
全面マルチなどで加温すれば、いくらか早く芽が出ると思われる。
赤大豆の収穫。
近年にない不作で、来年の種も穫れないかと危ぶんだが、それほどひどくはなかった。
ピーマンを片づけ始めた。
今年もよく頑張ってくれた偉大なピーマンには、感謝にたえない。
玉ねぎとニンニクに追肥。
写真は、清掃山行のスナップ。
グミの滝(全体)
清掃山行2017に行ってきた。
今年は浦山川支流・S谷。
釣りにも行ってないし、遡行力が衰えているので、容易な沢を計画していただいた。
相変わらず、ゴミは少ない。
中ほどの小屋跡と思しきスペースさえ、きれいなものだった。
源流にあるグミの滝まで行って、山道を戻った。
時間があったので、秩父自然史博物館を見学。
秩父鉱山から出た各種鉱石の標本をたくさん見ることができた。
とても覚えることなどできないが、まさに地球の不思議というべき展示だった。
帰宅後、豆仕事。
守門川点景2
気温1.4度と、いっきに冷え込んだ。
もちろん霜が降りたが、ピーマンはまだ生きている。偉い。
エビ芋と生姜の収穫。
エビ芋は、どこかの山に行ったときに購入したものだが、小芋はそれほど多く穫れない。
ズイキが食べられそうなので、そちらも収穫。
生姜は、あまりたくさん作らない。
理由は、低温にあうとたちまちダメになってしまうから。
屋内でも氷点下近くになる当地では、冬の間、生姜の保管のしようがないのである。
インゲン摘みもそろそろ終了だ。
夜なべに、ズイキの皮むき。
当地あたりでも、紅葉はピークを迎えている。
もっとも、写真は、守門川の紅葉。
エゴマの収穫。
エゴマは完全に枯れたときにはほぼ脱粒しているから、茎や花がらの一部がまだ黄緑色のときに収穫したほうがよい。
また、大きく育つので倒伏しやすいのだが、倒れると茎が曲がって収穫後の処理がしにくくなるから、株間を大きくとるとともに倒れないように支柱を立ててやったほうがよい。
夜なべにインゲンの処理。
大根を本格的に食べることができるようになった。
厳冬期になるまでは、大根の葉っぱも美味い。
大根葉佃煮など作ってみたはいいが、ご飯が進んで困ってしまう。
落花生の掘り上げ。
今年は、原因は不明なれど、大豊作の部類。
エゴマの収穫開始。
インゲン収穫の続き。
これだけで、日没。
聞き覚えのある声が聞こえると思ったら、庭にジョウビタキが来ていた。
27年前の春に、アラレ混じりのひどい暴風に吹かれて、お昼過ぎに鉄山避難小屋に飛び込んだ。
そんな風は体験したことがなかった。
その後、冬の土湯峠あたりに何度か訪れて、安達太良の風がどんなものか、理解できた。
当時の鉄山小屋は、小屋ごと飛んじゃうんじゃないかと心配になるほど小さな小屋で、鉄板貼りの壁のすき間からさえ、けっこうな風が吹き込んで、その夜はかなり寒い夜を過ごし、翌朝、不用意に枕元においたペットボトルが凍っており、あせったものだった。
今回、鉄山に行ったのは、避難小屋を再訪したいという気持ちがあったからだが、身体がフワッと浮くほどの強風を味わいながら到着した鉄山避難小屋は、建て替えられてたいへん立派な小屋になっていた。
あまりの変わりように呆然としつつ、稜線とは別世界の静かな室内で、ささやかなティータイムを過ごさせていただいた。
安達太良連峰、センチメンタルジャーニィ・・・。
引き続き、インゲン摘み。
ゴマの収穫終わり。
塩沢スキー場から安達太良山を周回した。
登山道が沿う湯川は美渓で、いい滝が連続するが、雨も降ってたし、登山道から滝まで下ってる時間がなく、滝をゆっくり鑑賞する余裕はなかった。
これは、八幡滝。
心配された大麦は無事に発芽した。
えんどう豆とそら豆も、なんとかなりそうだ。
場所が少し空いたので、大麦を少々まき足した。
秋インゲン摘み。
こちらもピークを越えた。
写真は、下田・番屋山。
番屋山の麓には、通行人を監視する番小屋があったのだろうか。
河井継之助が致命傷を負いながら「八十里 腰抜け武士の 越す峠」とうそぶきながらここを越えたのは、新暦でいえば9月中旬だった。
だから彼は、番屋山のこんな紅葉は見ずして死んだのである。
ブナ林
晩秋のブナ林を歩く。
そこはかとない期待に、胸が張り裂けそうだ。
標高の高いところでは葉を落としたブナ林だが、今ちょうど、標高500メートルから600メートルくらいで紅葉の真っ盛りである。
ここは、下田山塊・雨生ヶ池。