天気が今ひとつだった日曜日に、上野の博物館へ特別展「平安の秘仏」を観に行った。
櫟野寺の所在する甲賀一帯は、壬申の乱を始めとして、古代史のエポックとなった地域だから、立派なお寺があるのは不思議でない。
展示されていた諸仏は、本尊ほか二三の仏像以外は傷みのあるものが多かったが、素朴な表情が特徴的だった。
初冬の一日を費やしたが、いいものを見ることができてよかった。
博物館の公園には、いろいろな樹木が植えられていて、これも面白い。
こんな大きなユリノキがあるとは、驚いた。
天気が今ひとつだった日曜日に、上野の博物館へ特別展「平安の秘仏」を観に行った。
櫟野寺の所在する甲賀一帯は、壬申の乱を始めとして、古代史のエポックとなった地域だから、立派なお寺があるのは不思議でない。
展示されていた諸仏は、本尊ほか二三の仏像以外は傷みのあるものが多かったが、素朴な表情が特徴的だった。
初冬の一日を費やしたが、いいものを見ることができてよかった。
博物館の公園には、いろいろな樹木が植えられていて、これも面白い。
こんな大きなユリノキがあるとは、驚いた。
半日茹でた鹿を赤ワインで煮込んだ。
セロリとトマトは買ったものを使った。
柔らかくて美味い。
半日近く茹でると、鹿肉はとても柔らかくなる。
温度はさほど高くなくても良いから、長時間茹でるといいようだ。
上手に血抜きした鹿肉は、特有の癖もなくて、美味い。
これは、鹿ラーメン。
例年より早い初雪が降った。
寒いことは寒いが、冷えても氷点下1.8度程度なので、雪はほとんど溶けてしまった。
ただ、悲しいことに、ピーマンたちが霜げてしまった。
横瀬町のYさんからいただいた鹿肉の下処理。
半分はゆで肉に、半分は燻そうと思った。
Yさんは、燻す前に漬け込むソミュール液(ピックル液)に、フェンネルを使うと美味いと言っておられたので、隣町のスーパーまでフェンネルを探しに行ったが、どこにも売っていなかった。
来年は、久しぶりにフェンネルを育ててみよう。
運転免許の書き換え通知が来たので、もよりの警察署へ出かけたが、免許書き換えは平日の昼間にしかできないことになっていると言われた。
通知を見ると、確かにそのように書いてあった。
それでも、赤大豆の収穫が終わったので、とりあえず満足できる一日だった。
明日は雪予報が出ている。
どれだけ積もるかが問題だが、たぶんさほどでもないと思われる。
今年は里山の紅葉がとてもみごとだった。
この列島に生まれて、飽きるほど紅葉を見ないなんて、まったくもって馬鹿げている。
来年からは、死ぬほど紅葉を見たいと思う。
二子山へ業務登山。
昨日が雨で明日も雨予報なのだが、今日はよく晴れて、いい登山ができた。
雑木林の紅葉はちょうどピークだった。
山に登る前に、いくらか大豆摘みもできた。
雨降りのため、身体休め。
大豆の脱粒はいくらか捗った。
寒くなってきたので、納豆作りを再開している。
今は赤大豆を使っている。
大豆の品種によって、食味もずいぶん異なるのが面白い。
赤大豆納豆はなり美味い部類だと思う。
こちらのサイトには、「赤大豆の種皮は非常に柔らかく薄い種皮で、美味しさの指標となるアミノ酸(グルタミン酸、アスパラギン酸、リジン) の含まれる量が、丹波の黒大豆と比較しても、2倍-3倍もの量(3種のアミノ酸の合計値)が含まれている」とある。
丹波の美山で、朝どり黒大豆の枝豆と、秩父から持参した赤大豆枝豆を食べ比べたことがある。
このときは、赤大豆のほうが数段上だと感じた。
もっとも味覚とは、主観そのものだから、どれが美味いと感じるかは、人による。
連日、赤大豆の収穫を続けている。
自分にとって大豆の収穫というのは、大豆を引き抜き、その場で手で莢をこき落として、自宅に持ち帰ることである。
こき落とした莢は、いくらか乾燥させたのち、これまたひと莢ずつ、夜なべに手で脱粒する。
バカバカしいほど面倒なのだが、これをていねいにやれば、虫食い豆をほぼ全て選別できる。
脱粒した豆はさらに、好天の日を狙って乾燥させる。
YouTubeに、足踏み脱穀機で大豆を脱粒している動画があった。
これは使えるかもしれない。
でも今年は、今まで通り、バカバカしいやり方を踏襲する。
今年もまずまずの収穫だ。
姿がよく、実入りの多いこれらの株を、来年の種にしよう。
この土日も勤務だったので、今日、久しぶりに休みとなった。
風呂用に大量の薪作り。
畑で、玉ねぎ苗の植えつけ。
イチゴ苗の植えつけ。
そら豆とえんどう豆の畝を除草。
大豆の収穫。
以上で日没。
読書ノートに、『同期の桜は唄わせない』と『昭和は遠く』と『陸軍特攻振武寮』を追加。
近所からディアジャーキーをもらった。
なかなか美味い。
赤大豆を収穫し始めた。
この時期は、豆類の収穫がたいへん忙しい。
昨年は貧果だったため、全く食せなかったコンニャクを二年ぶりに食べ始めた。
とても美味しい。
こうなれば美味しいコンニャクだが、芋そのものは触れただけで皮膚に炎症を起こさせるたいへん凶悪な物質だ。
これを食してみようと考えた先人の、フロンティアスピリットには恐れ入る。
午前中は農作業。
タマネギ苗の植えつけ(一部のみ)。
イチゴ苗植えつけ準備。
農作業はほどほどに切り上げて、秩父市内で行われた、黒沢和義さんと山中豊彦さんの講演会に出かけた。
黒沢さんは、『秩父鉱山』に書かれた内容を、よりわかりやすく話された。
彼が語る秩父鉱山は基本的に、聞き取りをメインに構成されている。
体験者の語りが秩父鉱山がかつて持っていた「輝き」の部分が中心になるのは、やむを得ない。
しかしおそらく、秩父鉱山にも「陰」の部分があっただろう。
例えば足尾銅山には、朝鮮人労働者が酷使されていた史跡が残っている(と記憶する)。
秩父鉱山にも朝鮮人労働者が使われていたという記録も、ずいぶん前に見た記憶がある。
自分は歴史屋だから、光と影の両方を見たくなる。
山中さんは、白井差という集落(ここに暮らしているのは山中さん一軒のみである)について、いろいろと話された。
一つ一つの話がとても興味深く、もっと詳しく聞きたいポイントばかりだった。
白井差の歴史・自然・暮らしについて、いつかじっくり語っていただきたいものだ。
写真は先月、子ノ権現近くで見たセンブリの花。
以前は日当たりのよい秋の山道でしばしば見かけたものだが、最近ほとんど見なくなった。
里芋を掘り上げ。
里芋あとをフォーマット。ここは玉ねぎ予定地にする。
弱い霜が降り始めているのだが、ピーマンはまだ生きている。
夏野菜でまだ元気なのはピーマンだけだ。
やがて強い霜が降りれば、ピーマンも枯れる。
そうなると、かなり悲しい。
鞍掛豆を試し獲り。
おおむね赤大豆と同じやり方で作ったが、まずまずの出来だった。
豆は、形も色も、じつに面白い。
コンニャクを作り始めた。
10月17日以来、出張を含め勤務がずっと続いていたのだが、やっと仕事のない日になった。
でもって終日、農作業。
小麦の芽が出ないので、まき直し。
たぶん、間違えて古い種をまいてしまったのだろう。
里芋掘りの続き。
昨年、あまりの豊作に驚いたのだが、今年も昨年並みの収穫なのに、驚きはさほどでもない。
何がよかったのか、今ひとつ不明。
落花生あとをフォーマットして、イチゴ苗を植えた。
農薬のかかっていないイチゴをたくさん食べたいのだが、収穫量が今ひとつだ。
苗はいくらでもあるので、来年からは作付けを増やしてみようかと思案。
ピーマンはまだ頑張っているが、宮ネギを食べ始めた。
ピーマンもあと二週間もつかもたないかだが、霜げない限り、大きな実をつけ続けてくれる。
じつに尊敬に値する。
写真は、大持山前後のブナ。
下のブナの根がものすごい。
里芋を掘り始めた。
去年に引き続き、今年の里芋も、豊作だ。
コンニャク芋の分別。
コンニャクもかなりの豊作で、種芋とキゴは、大収穫だ。
ゴム手袋も買ってきたので、今年のコンニャク作りもそろそろスタートだ。
写真は、雲取山からの展望。