自分が時おり山行を共にしているグループの一つは、登山を愛好する高校生グループである。
未熟なところが多いのは当然として、毎日トレーニングに勤しみ、山歩きの楽しみ方について学んでいる。
この子どもたちに今日、突如として1000円払えというお達しが来た。
請求してきたのは、日本山岳協会である。
お達しには、1000円払わない者は、高校生の登山活動の交流会(高体連が主催する行事)には参加してはならぬと書いてある。
これは、驚天動地の沙汰である。
子どもたちは、(おそらく)多くないであろう小遣いから登山に必要な費用をやりくりしている。
最寄りアプローチへの交通費をいかに安くするかを考えながら、次に登る山を考えるのは、当然である。
装備を買ったり登山費用を捻出するため、アルバイトに励む者もいる。
他校の高校生との交流はとても意義があるので、参加させてあげたいのだが、1000円は大きい。
日本山岳協会に、このお金の使途について尋ねてみたところ、「いろいろな経費です」という以上の答えは帰ってこない。
予算は公開されているが、具体的な使途はもちろん、書かれていない。
たいへん怪しい。
登山に群がる利権の匂いがプンプンする。
こんなうす汚れた組織に関わるのは、気が重い。
リニア関連のモンベルで行われたイベントに副会長?という方がみえておりました。
日本山岳会なのか、ここで書かれている協会か忘れたのですが、特にリニアに関するアクションは取らないということでした。
南アルプスに大穴を開けることに何ら異論がない様でした。
役員には登山界の大御所とそうでない人がおられるようです。
もちろん、名ばかりの人とそうでない人がいると思われます。
電話の応対だけを見れば、一般の子どもハイカーなどは、ゴミ同然に思っているように思われます。