相変わらず天気がよいので、武甲山に行ってきた。
近ごろ、武甲山の採掘現場が急速に下がってきていて、武甲山は今やもう、山岳のカタチをなしていない。
夜には採掘現場のあかりが輝いていて、これでは単なる工事現場でしかない。
過去の武甲山は、甲冑をまとった巨大な武将が屹立して秩父盆地を睥睨するに似ており、両神山と並ぶ秩父の名山だったのだろうが、この山は地権者によって売られて見る影もない残骸となり果てた。
おぼろげな記憶によれば、表参道を登るのは36年ぶりだと思う。
今日もまた、よく晴れていた。
御嶽神社で少し休んで、持山寺跡コースを下り、荒川水系渓流保存会の飼育池で、イワナの卵の検卵を手伝って帰った。
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