ホオジロ
昼間の気温が上がって、道のわきに積み上げられた雪の量がかなり減った。
下のリンクは、今日の埼玉新聞。
今日あたり、道路は開通しただろうか。
庭を訪れたホオジロが、なにか食べるものはないかと探している。
昼間の気温が上がって、道のわきに積み上げられた雪の量がかなり減った。
下のリンクは、今日の埼玉新聞。
今日あたり、道路は開通しただろうか。
庭を訪れたホオジロが、なにか食べるものはないかと探している。
大雪が降り始めたのは、14日だった。
今日ですでに11日目になる。
一般の新聞の埼玉地域版も、大雪のニュースはトップから(あるいは紙面から)消えた。
新聞にとって、豪雪被害は、報道する価値が小さくなっているということなのだろう。
社会から11日も隔絶されているというのは、大きな問題だと思うのだが。
埼玉新聞だけが、孤立している人々の消息を伝え続けている。
荒川水系渓流保存会のイワナ飼育池で、終日、除雪作業。
倒壊した東屋の屋根の雪下ろしや、給水が止まって全面凍結した飼育池の氷割りなどをやった。
飼育小屋が建物・給水ともに無事だったのはじつに幸運だったが、給水の止まった池や孵化槽のイワナたちはおそらく全滅したと思われる。
自動車は、工場地帯までしか入らないので、除雪されない林道・登山道をワカンをはいて登った。
深い積雪の中、登ってくる登山者が数名いたが、登ったきり降りてこない人もいた。
一の鳥居のお狗さまも雪に埋もれていた。
朝の気温が氷点下8.1度と、また冷え込んだ。
この数字は、秩父市内の観測点のものなので、当地ではもっと寒かったはずである。
ここ5年間の、最低気温が氷点下7度以下の日数は以下のとおりである。
2014.2月 5日
2013.2月 0日
2012.2月 5日
2011.2月 1日
2010.2月 0日
今年は、一昨年以来の寒い2月だったことがわかる。
寒いことと雪が多いこととは、まったく連動しない。
一昨年の降雪はトータル12センチなのに対し、今年は152センチである。
先週の豪雪は、天気図からみれば、大雨であってもおかしくなかった。
それが雪になったのは、天気図には表現されない上空の寒気のせいだった。
この冬は、早くから冬型が腰折れで、春の兆しである南岸低気圧が定期的に訪れていた。
大陸の冷たい高気圧がしっかり張り出してれば、寒く乾いた(正しい)冬になったはずだ。
家の近くでは、おそらく新潟県から借用したと思われる、立派な除雪機が動いていた。
しかし近所には、今もまだ孤立している人がいる。
孤立状態 秩父、小鹿野で46世帯73人。
これもすぐ近所だが、どこのビニルハウスもことごとく崩壊していて、気の毒な限りだ。、
新規営農、ハウス倒壊/小鹿野のキュウリ。
市街地の除雪はほぼ終わり、自動車が行き交うようになった。
対面通行のできないところも多いのだが、対向車のどちらかが止まって道を譲れば、問題なく通行できる。
ここ数日で、この地の人々の運転技術が飛躍的に向上したと思う。
道はしかし、大型車が通れるほど広くなっていない。
トラックがすれ違い不可能なところではち合わせると、交通は完全に膠着してしまう。<
重機による除雪は効果的だが、昨朝の気温が氷点下7.1度、今朝が氷点下7.5度と寒気の流入が続いているため、積雪はほとんど溶けず、窮屈な状態が続いている。
一方、雪の降り出しから一週間たった今も、閉じ込められたままの集落がたくさん残っている。
『埼玉新聞』以外の新聞は早くも、雪害など忘れてしまったようだ。
行く手阻む白い壁 大雪の秩父山間部、復旧の「めど立たず」
「除雪されない 助けて」 秩父の女性から悲痛なメール
大雪による孤立なお274世帯555人 秩父など7市町村
埼玉県内だけでもこんな感じだが、群馬・山梨も同様と思われる。
どうしても出てくるようにと言われたので、危ないのを覚悟で出勤してきた。
幹線道路の除雪はできているが、自動車が対面通行できない箇所が多々残っているため、いたるところで渋滞ができている。
ひどいところでは、10メートル進むのに30分くらいかかっている。
歩道は雪置き場と化しているので、人が歩くことはできない。
歩行者は、アイスバーンの狭い車道を歩くしかないので、すこぶる危ない。
ようやく、当地の孤立世帯数が、具体的に報道され始めた。(埼玉新聞など)
孤立が解消されないと、孤立してるかどうかさえ、把握できないらしい。
動画では、今ひとつ鮮明じゃないので、今日は静止画のカモシカ。
今日も除雪の続き。
自宅から国道までのアクセス道の除雪が終わった。
国道に除雪車も届いて、細いながらも自動車の通るルートができた。
そのルートをさっそく、救急車が何度も行き来している。
ヘリコプターも相変わらず飛んでいるが、明日には、最終集落までの除雪が終わることが期待される。
除雪作業が終わって一息ついていると、自宅の前の茂みで、カモシカがのそのそ歩いていた。
この動物も、大雪は好きでないと見える。
季節風は強かったが、晴れた一日に終日、雪かき。
隣家と力を合わせて国道までの道を除雪しようとしたが、日没前まで頑張っても、力及ばなかった。
陸の孤島状態は解消されておらず、除雪車は動いているらしい(噂)が、国道は相変わらず数十センチの雪におおわれたままである。
救急車も消防車も走れない状態が続いており、役場の防災放送は、「雪崩に注意」とか、「屋外に出ないように」などと言っている。
ここよりさらに奥の集落では、ヘリコプターによる救援物資が送られているという噂で、頭上をヘリが往復しているのは確かだ。
写真は国道の現況だが、雪面に不思議なラインが数本、走っている。
これが何なんだか、不明。
電線からの落雪ではない。
時に大雪に見舞われることもあるとはいえ、当地は豪雪地帯ではないから、これはこれで、レアな光景だ。
昨日から降り始めた雪は、今日の午前一杯降ってやんだ。
自宅周辺の積雪は、120-130センチ程度と思われる。
国道も似たような状態のため、除雪車は来ていない。
いわゆる陸の孤島になっている。
胸ほどの積雪のため、国道まで出る道の雪かきも不可能だし、国道が閉鎖状態なのだから、雪をかいてもあまり意味ないとも言える。
要するに、周囲が雪壁なのだから、雪を捨てる場所が存在しないのである。
読書ノートに、『沖縄密約』を追加。
なかなか興味深い本だった。
「国民」に多大な損失を与える決定を密かに行なった者がなんの咎にも問われずに(それどころかノーベル平和賞を与えられた)、その事実を暴露して「国民」の利益を擁護しようとした者が有罪とされたのである。
特定秘密保護法には、「国民」に多大な損失を与える決定を密かに行なった者を罰する規定がない。
秘密の漏洩が懲役10年なら、開示すべき情報を隠匿した者(官僚・政治家)には、極刑が相当だろう。
20センチほどの積雪がまだ残っているので、終日、身体休め。
曇り按配だったので、雪はちっとも溶けず、冷蔵庫の中のような底冷えの一日だった。
忘れないうちに、いくつかの山道具についての覚え書き。
冬の火器は、このところ、MSRインターナショナルを白ガスで使っていた。
このコンロの難点は、プレヒート時に一度は火だるま化することである。
それでも、降雪時と暴風時でなければ、使いものにはなっていた。
しかし吹雪の中では、雪のブロックを積んで暴風壁を作り、付属の風防をかぶせたところで、炎を安定化させるのは、なかなか難しかった。
「火だるまの儀式」が必要なため、このコンロは、テントの中ではもちろん、前室でも使えない。
プリムスのハイカロリーガスカートリッジ+ウルトラガスもあったのだが、こちらは、前室でも慎重にやればどうにか使えるし、パワーもまずまずだった。
ガソリンコンロの信頼性はゆるがないので、冬山の火器は、状況に応じて使う必要があると感じた。
登山ウェアに関して、システマチックなラインアップを持っているメーカーは、パタゴニアとファイントラックではないかと思う。
ファイントラックのアンダーウェアは吸汗・蒸散性に優れているが、保温性が弱いと感じていたので、厳冬期には使っていない。
昨年は、モンベルが出しているメリノウール製のアンダーを着ていった。
これは着心地がよく、濡れても冷たくならないので、昨冬のシーズン中、愛用していたのだが、この冬にタンスから引っ張りだしてみると、虫食いかほつれのため、ボロボロになっていた。
着れないことはないので、冬の日帰り山行程度には使っているのだが、雪洞や厳冬のテント泊には、不安がある。
で、今回は、パタゴニアのキャブリーン4のアンダーを着ていった。
キャブリーン4は、保温性に関しては信頼できるが、吸汗性にやや難点があり、激しいラッセル時には、布地のベタつきを感じた。
今のところ、とりあえずアンダーはキャブリーンでいいかなと思っている。
写真は、雪のブナ林。
週末は、安達太良山塊にいたのだが、土曜日の夕方以降、かなりひどい雪降りとなったため、鬼面山に登ることができず、テント内で吹雪の一夜を過ごしただけで帰ってきた。
天気が天気なので、のんびり眠っているわけにもいかず、2時間に一度の除雪を強いられたため、眠ることはほとんどできなかった。
近くでは、小規模な雪崩も起きたようで、雪洞適地と雪崩危険地の見極めなど、雪に関する知識の未熟さを痛感した。
今日、秩父に戻ってみたら、コチラも大雪で、猪苗代町あたりの積雪と殆ど変わらないのだった。
氷点下8.7度と、ずいぶん冷え込んだ。
この週末は例年同様、安達太良山に出かけるのだが、南岸低気圧の抜ける日曜日はけっこうな冬型になる。
安達太良名物の突風に歓迎されそうだ。
『ある神話の背景』と『ドラッカーの教えどおり、経営してきました』の読書ノートを追加。
強い冬型になって、気温が急降下し、今朝は氷点下8.1度と、この冬の最低を記録した。
一昨年の2月中旬に氷点下8.9度という記録があるが、おおむねこの冬の底と言えそうだ。
今日は電車に乗って浦和に出かけたのだが、都内の国電と高崎線を比べて、気づくことがあった。
乗客の平均年齢は、高崎線のほうが高く、スマートホンをひたすら撫でさすってる乗客の割合は、高崎線が低い。
先日乗った山手線には、スポーツ新聞を読む人さえいなかったが、高崎線には一列に1人以上は読書している人がいた。
写真は、浦和市玉蔵院のケヤキ。
午後から雪降り。
そこそこ積もったが、宵のうちにあがったので、明朝はひどく凍るだろうが、路面に雪が積もっている状態ではなさそうだ。
各地の最低・最高気温には、秩父地方の本日の最低気温はプラス2.9度と出ているが、帰宅途中の外気温はすでに氷点下3度だった。
早朝に薪割り。
その後、ムクゲ自然公園で、終日、コナラ間伐の手伝い。
今日も、枝払いと玉切り。
ロウバイはほとんど開花して、一帯に甘い香りが漂っていた。
帰宅後、コナラ80センチ玉の小切り。
それが終わってから、パン作り。
昨年の小麦をずいぶん消費した。
残りあとパン2回分程度だ。
薪作りとパン作りは関係ないように見えるが、薪を燃やしたオキや消し炭を使ってパンを焼いているので、薪を作らねばパンを作ることはできない。
そういえば、来年のパンのために、畑で育っている麦を踏んでやらねばならない。