2011年8月アーカイブ

伊豆ヶ岳

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紅葉始まるウルシ(遠景は武川岳)


 朝から曇り按配だが、まだ雨にはなっていない。

 出勤前に祝蕾と紅菜苔の小苗植えつけ。
 帰宅後、紙ポットに、白菜の種まき。

 10日に予定されている登山教室の下見のため、途中休暇をもらって、伊豆ヶ岳に行ってきた。
 雨が降りそうだったので、傘を持っていったのだが、降らなくて幸いだった。

 曇っていたため、展望はあまりよくなかった。
 そもそも、伊豆ヶ岳の山頂付近は、潅木が伸びて、以前より見晴らしが悪くなっているのだが、低山なのでそれは当然である。
 ハイカーのために、山頂を伐採するなどというような、つまらないことをしないで欲しい。

 コースのほとんどがスギ・ヒノキの植林帯だったので、きのこはあまり出ていなかった。
 それでも、コトヒラシロテングタケ・キイボカサタケ・シロオニタケ・ウスタケ・シロイボカサタケなどを見ることができた。
 コトヒラとキイボカサタケはたくさん出ていた。

不明きのこ

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ツノシメジ

不明きのこ


 明日から当分雨続きで、畑に入れない可能性が強いので、日没まで農作業。
 祝蕾・紅菜苔など予定の耕耘・うね立て・マルチ張り。
 ここまでやっておけば、あとは苗を植えるだけだ。

 カブや大根の一部が芽を出し始めた。
 あまり強い雨が来なければいいのだが。

 本沢温泉への軌道あとは、おおむねカラマツの植林地で、ゲートから奥はシラビソなどの針葉樹林が主だった。
 雰囲気はよいのだが、ササが多すぎて、きのこには不適な環境だった。

 見かけたきのこは、ツノシメジ・ヤマイグチ・ハナイグチ・ツバフウセンタケ・アカモミタケ・アンズタケ・カノシタ・ドクツルタケ・カバイロツルタケ・オオウスムラサキフウセンタケ・モリノカレバタケ・ショウゲンジ・キノボリイグチ・カラマツベニハナイグチ・クサハツなど。

 ツノシメジを見たのは、久しぶりだ。
 もう一つ、ヒラタケ科もしくはマツオウジに近いきのこと思われる、不詳なきのこを見た。
 特徴がこれほどはっきりしているのに、「これは」と思うきのこを、全く思いつかない。
 読者の皆さんでご存じの方がいらっしゃれば、ぜひ教えていただきたい。

 『蝦夷の地と古代国家』『原発はいらない』の読書ノートを追加。

温泉きのこ

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苔むす森1

苔むす森2


 まもなく夏も終わるので、家人と散歩に行ってきた。

 小海町・稲子湯近くの本沢温泉入口から、軽トラックでしばし進入したが、ひどい悪路のためゲートの少し手前で自動車をとめて歩き始め。
 きのこや花を見ながら軌道跡を本沢温泉まで歩き、野天風呂に入って帰ってきた。

 本沢温泉に行くのは20年ぶりだった。

 きのこはあまり出ていなかった。近いうちにこの一帯を再訪するので、ちょっと残念だったが、苔むした針葉樹林を歩くのは、気持ちのよいものだ。

陸稲

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 昨日朝から業務山行にて、雁坂峠に向かったのだが、同行者の体調がよくなかったため、川又から水ノ元まで行って撤退してきた。
 雁坂峠はこれで、3月に続き、続けて2度、撤退だ。

 公共交通機関を使ったので、下山・復命して帰途につけたのは結局、夕方近かった。

 そんなわけで、今日は業務なしとなったので、ありがたく、終日農作業。
 懸案をいくつか片づけることができた。

 白い長大根と、赤い大根(紅甘)の種まき。
 木曽紫蕪と津田蕪の種まき。
 ラッキョウの植えつけ(一部)。

 除草。
 キャベツに追肥。

 畑の稲は、今ひとつ。

稲穂

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稲穂


 明日から奥秩父へ業務山行が予定されているので、午後は休みをもらって、身体を休めた。

 秋雨前線の影響で、この一週間はずっと雨模様なのだが、この状態が当分続きそうだ。
 平年より暑くなるという長期予報は修正されて、ここ2週間の間は平年並みとなった。

 そういう話になると、秋野菜の準備を加速しなければならないのだが、9月からは再び超多忙状態になるので、途方にくれる。
 畑はそんな感じだが、田んぼはやや草が多いものの、順調だ。

 しかしこちらも、今月中には、防鳥糸を張らねばならない。

バナナカボチャ

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 退勤時刻を少し回ってから職場を出て畑に向かったが、1時間もたたない間に日が暮れた。
 そのため、今日は草むしりができなかった。

 そのかわり、長大根の種を1うね分、まいてみた。8月いっぱい、最高気温の予想が30度以内に収まっているので、この調子であれば、9月になってよほどひどい残暑にならない限り、苗が枯れることはないと見た。

 今年のカボチャは、苗で買った飛騨カボチャの三代目をまいたのだが、葉ばかり茂って、思うような実がならない。
 たぶん、初代がF1だったのだろう。
 調子がよいのは、バナナカボチャである。

 芽が出たのは1株だけだったのだが、ものすごい茂りようで、実も数個はついている。
 まだ熟していないが、オレンジ色になったら食べられると思うので、楽しみだ。

 『北条時宗と安達泰盛』『古代寺院の成立と展開』『縄文の豊かさと限界』の読書ノートを追加。

生島足島神社

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大ケヤキ

生島足島神社


 午後、休みをもらって、国立博物館で開かれている「空海と密教美術展」を見に行った。
 あまり時間がなかったため、駆け足の見学になってしまったが、空海が唐から持ち帰ったものを含む、あまたの密教法具や仏像は、見てよかったと思えるものだった。

 密教系の各種仏像は、教義に即した形であるだけでなく、やはり美術品だと思う。
 仏師の名前はほとんど伝わっていないが、これらの仏像(ほとんどが木造だった)を刻みだした人々の才能は、想像を絶するものがある。

 夜は、瀬音の源流部会。

 写真は、昨日の続きで、上田の生島足島(いくしまたるしま)神社。
 おそらく、前山寺と関係のある塩田平の大きな神社である。

 北条氏・武田氏・真田氏の信仰が篤く、特に、家臣団が武田信玄にあてた大量の血判を伴う起請文は、武田の歴史において大きな意味を持つ。
 内容はいずれも、ほぼカーボンコピーだが、熊野の護符に書かれた、おそらく自筆のものだろう。
 これが、宝物殿のような施設に展示されていた。

 本殿は、堀をめぐらしてあり、境内にはやはり、ケヤキの大木が何本も植えられていた。

前山寺

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大ケヤキ1

大ケヤキ2

三重塔

本堂

モクゲンジの実


 ところで、大峰からの帰途、信州上田に立ち寄った。
 信濃デッサン館の一角で開かれていた写真展を見るためだったのだが、同館は、前山寺の門前に位置している。

 独鈷山に行ったときには、無言館に立ち寄ったのだが、前山寺は見なかった。

 由緒によれば、弘法大師が開創したことになっているが、正確な歴史はわからない。(真言宗に改宗したのは江戸時代)
 当初は、法相宗・三論宗の寺院だったというから、国家仏教系の寺院だったのかもしれない。
 しかし、現在の本尊は大日如来だから、修験との深い関わりを感じさせられる。

 山号にもなっている独鈷山は、山名もそうだが、山容もゴツゴツした岩におおわれて、いかにも修験道場らしい雰囲気を持つ。

 このような寺院が繁栄を極めるには、経済的なバックアップがなければならない。
 裏山に塩田城址がある。
 北条氏の時代から山城だったとは思えないが、村上氏の時代には、他と同じく、尾根上に砦が築かれていただろう。

 鎌倉時代には北条氏による庇護があっただろうし、室町時代から戦国時代にかけては、じつに信心深かった戦国領主たち(村上氏ついで武田信玄)に保護されたのだろう。

 鳥居をくぐるとすぐに、ケヤキの巨木がある。
 参道を少し行くともう一本の大ケヤキ。

 山門をくぐると、均整のとれた美しい三重塔が目に入る。
 室町時代の建立らしいが、これでも未完成だという。

 茅葺きの本堂も立派だ。
 奈良や京都の大寺は別として、地方の古い寺の多くは茅葺きだったはずで、列島民にとって、こんなお寺が、寺院の原風景なのではないかと思う。

桟敷山山行記

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朝のコオニユリ
露に濡れたオオバギボウシ
ホタルブクロ
ウツボグサ
登山口近くのシラカンバ林
樹林帯に咲くコキンレイカ
展望台から西籠ノ登山
カワラナデシコ
クジャクチョウ
アサギマダラ
キバナノヤマオダマキ
アザミとセセリチョウ


 旧「瀬音の森」の会員だった澤田稔さんの告別式に行ってきた。

 「瀬音」ホームページを見ると、設立総会から解散総会までずっと、澤田さんの姿が見える。
 「瀬音の森」ができたのは1999年だった。
 森林ボランティアに参加したいという機運が高まっていたのは、NIFTY-Serveの渓流釣り会議室で知り合った人が多かったのだが、澤田さんは絵から「瀬音の森」に入ってこられたとのことだった。

 会員には釣りバカおやじが揃っていたので、酒が入ると、サカナや釣りの話になって、みんな大興奮するから、渓流釣りをしない澤田さんは、さぞ呆れておられただろう。

 会報に載せられていた葉っぱの絵も、細かなところまで神経の行き届いた作品だったが、2008年の「瀬音の森・二人展」で初めて、澤田さんの画業に本格的に接することができた。

 kurooさんの「山里の記憶」は、彼の才能と思い入れがなければ、形になることはなかったと思われる作品ばかりだが、澤田さんの作品は、ペンで描かれた精細な都会の風景画が中心だったと記憶する。
 葉っぱの絵は飾らないのですか、とお尋ねすると、今回は風景が中心なんだと言っておられた。

 この10数年あちこちで遊んでいただいた。遺影に感謝して、会場をあとにした。

 東京から帰秩すると、雨がやんでいたので、喪服を作業着に着替えて、農作業。
 秋野菜予定地のうね立てと、マルチ張り。

 今更ながらだが、桟敷山山行記を追加。

奥駈け2日目

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夜明け
オトギリソウ咲く

証誠無漏岳から涅槃岳を望む

落ちたヒメシャラ

オニルリソウ咲く

ヤマジノホトトギス

地蔵岳手前から涅槃岳・笠捨山

公園のようなブナ林

転倒したブナが多い

ガスに隠れる釈迦ヶ岳

ツキヨタケ

二つ岩

ミズナラ大木

センボンイチメガサ


 午後に雨があがったので、畑で農作業。

 草むしりをノルマまで。

 ニンジンの間引き。
 間引きというのは、重要な作業なのだが、細かい作業なので、とても辛気くさい。
 今回のように、発芽がいいと、抜かねばならない苗も多いのだが、しっかり間引いておかないと、根が太らないから、ていねいにやらねばならない。
 言い方を変えれば、のちの除草以外に特にやることもないから、間引きさえ終われば、ニンジンは獲れたも同然だ。

 秋野菜予定地の肥料まきと耕耘。
 刈り草を埋めたところは、未熟な有機物が多いから葉菜を、そうでないところは根菜を作る。

 西瓜とオクラを収穫。
 今年の西瓜も、嘉宝を作った。
 種は昨年の実からとったものを使ったが、F1でないので、味も落ちないし、生育もよい。
 今年も忘れずに、種をとっておこう。

 夕方、紙ポットに、カリフラワー・祝蕾・大崎菜・紅菜苔の種まき。

 写真は、奥駈け2日目。

 山の花がみごとに咲くという山域でないのだが、多くのハイカーの目に止まらないような小さな花が咲いていた。
 オニルリソウは、かつて秩父の里山にも咲いていたが、最近まったく見なくなった。
 持経ノ宿から北はほとんどブナ林だったが、枯れたわけでもないのに、転倒している木がずいぶん多かった。

奥駈け1日目

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地蔵岳の一角から中八人を望む

地蔵岳を振り返る

笠捨山の登りにて見たツガ

シロヤシオの森みごと

ルリセンチコガネが多い

行仙岳から転法輪岳・釈迦ヶ岳を望む

切り株に生えたリョウブ

ブナの尾根


 強い雨が一時的に降ったが、概ね曇りの一日だったので、草むしりが進んだ。
 昨日、草むしりを休んだ分、今日はコンポスター2つ分むしった。

 いつもの年だと、大根の種をまく時期なのだが、昨年は8月末から9月上旬にかけての猛暑のために、うまくいかなかった。
 過去の天気という凄いサイトがあって、過去の天気や気温が、すぐにわかるのである。

 うまくいった一昨年は、初期生育期に高温にならなかったのが、幸いしたようだ。
 問題は、今年どうなるかである。

 気象庁には、1か月予報サイトがあるので、これによって、ある程度の傾向を把握することができる。
 これによると、関東甲信における今年の残暑は厳しいとはいえ、8月中は比較的落ち着いているものの、月末からは猛暑がぶり返すという予報になっている。

 日の長い今、種をまきたいところだが、予報通り推移すると、発芽したところで、高温のため枯死する可能性が大きい。
 大根の種まきは、今しばらく自重したほうがよさそうだ。

 あまり順調とは言えない状態なのだが、陸稲が出穂しはじめた。

 写真は、奥駈け1日目。

長尾根のきのこたち

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フクロツルタケ

コガネヤマドリ

キクバナイグチ

タマゴタケ


 半日休んで、農作業の続き。

 時間はあったのだが、暑くて仕方がない(最高35.5度)ので、人参の種まきだけで退散。
 夕方は、身体を休めた。

 『石碑と石塔の祈り』『武家の古都、鎌倉』『慶安の触書は出されたか』の読書ノートを追加。

 写真は昨日、長尾根で見たきのこたち。

ヤブレベニタケ

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ヤブレベニタケ群生


 昨日の農作業の続き。

 コンポスター一杯の草むしりと、ソバ・人参予定地の耕耘。
 ソバ(高嶺ルビー)の種まき。
 以上で日没。

 長尾根で、夏きのこを物色した。
 相変わらず暑いが、きのこはよく出ていた。

 本日見たのは、フクロツルタケ・ヤブレベニタケ・コガネヤマドリ・クサハツ・キクバナイグチ・ナラタケモドキ・ドクツルタケ・タマゴタケ・ヘビキノコモドキ・キイロイグチ・ササクレシロオニタケ・キアミアシイグチ・ムラサキヤマドリタケ・アケボノアワタケなど。

 ヤブレベニタケ・キクバナイグチ・タマゴタケあたりはたくさん出ていた。

 『中世の神と仏』『大王と地方豪族』の読書ノートを追加。

奥駈南部の大木

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行仙宿跡の大桧(枯れている)

ブナの尾根

巨ミズナラ

持経の千年桧


 5日間も留守にしたのだから当然、畑は草原状態化していると思いきや、さほどひどくはなかった。
 とはいえ、大量の草が生えていたのは事実なので、少し休みをもらって大除草。
 出かける前に植えておいたカリフラワーやルバーブの小苗は、ほとんど枯れていた。

 自宅でポットに植えていたカリフラワー双葉苗も同様。
 このあたりは、やり直しになる。

 関西からの帰途、伊那グリーンファームで買ってきたキャベツ苗とキュウリ苗の植えつけ。

 日が短くなって、19時前には真っ暗になってしまうようになった。

 写真は、大峰南部で会うことのできた大木たち。

南奥駈へ

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大峰南部の山々


 1年ぶりに、大峰・奥駈道を歩いてきた。
 今まで、逆峯(ぎゃくぶ)、すなわち北から南に向かって歩いていたのだが、今回は順峯(じゅんぶ)、すなわち南から北に向かって歩いた。

 一日目に、国道425号の、東屋岳北西から入山して、地蔵岳・笠捨山・行仙岳・転法輪岳と歩いて、持経ノ宿で泊り。
 二日目は、涅槃岳・地蔵岳・嫁越峠・天狗岳・太古ノ辻と歩いて、前鬼へ下山。
 今年も、小仲坊でお世話になった。

 荷物がさほど重かったわけではないのに、今回はたいへん疲れた。
 気温が高かったせいかもしれないし、尾根を忠実をたどるコースがハードだったのかもしれない。

 しかし、雨には遭わなかったし、体調も悪くなかった。
 やはり、体力がすこしずつ落ちているのだろう。

 ともあれ、何ごともなく歩いたこのコースだが、景色は北部奥駈のほうが勝るとはいえ、持経ノ宿以北は、ブナの原生林やミズナラ・ヒノキの巨木などもあって、やはりすばらしいものだった。
 昨年、偶然出会うことのできた前鬼の巨トチ・巨ツガ群も、ふたたび見ることができた。

 写真は、涅槃岳あたりから見た、奥駈南部の山々。

ゴイシシジミ

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天然カラマツ
ゴイシシジミ群集


 明日からお出かけのため、本日はその準備と休養日。
 家事と、畑の潅水しかしなかった。

 そんなわけで、本生活記の更新はしばらく休み。

 写真は、桟敷山の一こま。

 すぐ隣りの村上山の頂稜には、ゴヨウマツの大木が生えていたのだが、こちらではゴヨウマツを見なかった。
 山頂部までほぼ全面的にカラマツの植林が多かったのだが、天然のカラマツとコメツガが目を引いた。
 カラマツは、たいへん立派なものだった。

 下は、ゴイシシジミの群集。
 スズタケにびっしりとついたアブラムシの周辺に、10数頭のゴイシシジミが群れていた。

桟敷山

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ヤナギラン群生


 午前中、ちょっくら嬬恋村の桟敷山を散歩してきた。
 近くの村上山は今ひとつだったのだが、こちらは、標高1900メートルを超えているので、涼しい上に、花もそこそこ咲いていた。

 帰宅後、少し休んだのち、畑に行ってお決まりの草むしり。

 今日は、雷雨が来そうにないので、暑い夜になるかもしれない。

猛暑きのこの季節

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ウスキテングタケ
ヤマドリタケモドキ
テングタケダマシ類似のきのこ
ナラタケモドキ


 午後、休みをいただいて、9月に予定されている、社会人初心者向け登山レクチャーの打ち合わせ。
 その後、畑に行って草むしり。

 本日も、ノルマの草をむしったが、畑の草がずいぶん少なくなった。
 むしった草をすべて埋めているので、見苦しく草が積んであることもない。
 埋める作業は骨折りだが、やっただけのことはある。

 畑に行く途中、長尾根でしばし、雑木林のきのこを物色した。

 猛暑期らしく、イグチとテングタケ類がよく出ていた。

 本日見たのは、キアミアシイグチ、ハナガサイグチ(群生)、ヤマドリタケモドキ(多数)、ボタンイボタケ、ウスキテングタケ(群生)、テングタケダマシ類似のきのこ(群生)、ナラタケモドキ、コテングタケモドキ。

 テングタケダマシ類似のきのこは、カサ上のトゲがおおむね錐状でない点が、「ダマシ」ではないと判断される理由であるが、それ以外の特徴は、テングタケよりはるかにテングタケダマシに近い。

 ヤマドリタケモドキは、ダメになっているのが多かった。

 昨日もそうだったが、今日も夕方から激しい雷雨。
 予想天気図を見ると、今週後半からいよいよ、第二次梅雨明けだ。

 『境界をまたぐ人びと』『中世都市鎌倉を歩く』の読書ノートを追加。

菅降ろし

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 午前中は、畑。

 キュウリの片付けとキュウリ跡の耕耘。
 ミニトマトに追肥。
 これだけで、グロッキーになって、帰宅。

 お昼に激しい雷雨。
 秩父事件研究顕彰協議会の集まりから帰る途中、畑の草取りをしていたら、再び激しい雷雨となった。

 この雨は、天気図を大雑把にしか読めない自分には、とても予想できない。
 太平洋高気圧の張り出しが弱いため、結果的に、千島付近の高気圧から寒気が列島に流入しているようだ。
 降雨は極めて局地的で、お昼の雷雨は、自宅では土砂降りだったが、5キロほど離れた別の集落では、道路が乾いたままだった。

 山歩きや、まして渓流釣りには、甚だ厄介な天気の状態だが、予想天気図を見ると、次の週末には再び、梅雨前線がやや北に偏って停滞するようだ。

 菅首相の進退をめぐって、メディアは相変わらず、「いつやめるか」「やめないのは嘘つきではないか」という報道をたれ流している。

 鳩山前首相は、閣僚は一斉辞任し首相に退陣迫れと言っている。鳩山氏は、かなり必死のようであるが、彼が、谷垣禎一氏・安倍晋三氏・森喜朗氏らと並んで、地下式原子力発電所政策推進議員連盟の顧問であることを、忘れてはいけない。

 原発推進派にとって、目下のところ、最大の目の上のたんこぶは、菅首相なのである。

 佐賀県の古川知事がまた、そのことを証する発言をしていたことが、明らかになった。読売新聞によると、古川氏は、「再稼働に向けた具体的な段取りを示した上で、懸念材料として「国サイドのリスクは菅首相の言動」と指摘」するのみならず、「「再稼働に向けた動きを一つ一つ丁寧にやっていくことが肝要」とした上で、国際原子力機関(IAEA)から国の緊急安全対策を評価する談話を出してもらうよう工作すべしと国に進言した」という。

 古川氏が、九電幹部から4年間に計42万円の献金を受けていたことは、以前にも指摘した。
 自民党への個人献金の72.5%が東京電力など電力9社の当時の役員・OBらによる(リンク先記事は既に消滅)という報道もあった。

 菅首相の行政能力については、疑問があるのだが、ことによると、ここは原発社会から離脱できるかどうかの剣ヶ峰かもしれない。
 今、菅降ろしに手を貸すべきではない。

わさび平の蝶たち

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コムラサキが来た
ルリタテハも来た
サカハチチョウ
キマダラヒカゲ

 終日、曇り按配だったが、雨雲が近づいているので、これから降りだすと思われる。
 ずっと梅雨状態が続いているので、気温がさほどあがらず、このところ、扇風機さえ使わない毎日が続いている。(エアコンは不所有)

 日がずいぶん短くなってきたので、定時に退勤したのでは、思うほどの農作業ができない。

 昨日植えたキャベツ小苗に網掛け。
 カリフラワー小苗を数本植えつけ。

 抜いた草の埋め穴掘り。

 キュウリの片付けを途中までこなしたところで、真っ暗になった。

 『原発社会からの離脱』『中世社会と現代』の読書ノートを追加。

 雨の北アルプスだが、ブナ林に囲まれたわさび平のテント場には、雨のやみ間に、たくさんの蝶が吸水に訪れた。
 塩分が欲しいのか、地面から水を吸うのでなく、干してあるシュラフなどにとまっては、警戒心も忘れて、夢中で吸水していた。

雨模様

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クルマユリ垂れる
満開のエゾシオガマ
ニッコウキスゲ咲く
わさび平のブナ
わさび平のブナ林
ノリウツギ満開


 終日、ぐずついた天気の一日。
 最高気温は28度ほどだというが、それほど暑いという気がしなかった。

 畑に行ってはみたが、驟雨のため、キャベツ小苗の植えつけだけで、退散。

 自宅で、紙ポットにキャベツ・カリフラワーの種まき。

 写真は、引き続き双六池。

 『古墳とその時代』の読書ノートを追加。
 古い山行記のいくつかに、写真を追加。

面影画放映情報

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 kurooさんの面影画の活動が、8月4日(木)18時15分から、TBSテレビ「Nスタ」で放映される。
 今回も首都圏限定の放映だと思われるが、ぜひごらんいただきたい。

雨の北アルプス

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蒲田川の濁流
ウバユリ咲くわさび平小屋
シナノキンバイ咲く
ハクサンイチゲ群落
クロユリ濡れる
ヨツバシオガマ


 連日、雨が降っているが、やみ間もあるので、仕事帰りの農作業ができている。

 ノルマの草むしり以外に、昨日、カリフラワーとキャベツ予定地の肥料まき・耕耘・うね立て・マルチ張り。
 今日は、カリフラワーを20本ほど植えつけて、網かけ。
 雨がよく降るので、例年以上に草の伸びが激しい。

 秋ニンジン発芽。

 写真は、双六池への道。
 蒲田川の濁流は、見るだけでも恐ろしかった。

双六池

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小雨降る双六池


 北アルプス・双六小屋から帰宅。
 もっとも、小屋で泊まったわけでなく、幕営しただけである。

 計画では、新穂高から双六経由で槍ヶ岳をめざしたのだが、メンバーの体調と天候を総合的に判断して、双六までで撤退した。
 入山中、5日連続で雨に降られたのは、新記録だ。

 このかん、気圧配置的には、ほとんど梅雨末期のような状態が続いていた。
 太平洋高気圧が腰折れで、オホーツク高気圧が大きな顔をしていたのが、一度消えた梅雨前線が生き返った直接の原因だった。
 どうもツイテなかったとしか、言いようがない。

 午後に帰秩して、畑に直行し、大量の草むしりをして帰宅。

 写真は、小雨降る双六池の畔。

2023年8月

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