2011年1月アーカイブ

病につき休み

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大内沢神社前のケズリバナ

七滝祓戸神社

冬枯れた雑木林

御荷鉾連山と雄岳雌岳跡

登谷山頂の二宮神社石碑

大内沢神社本殿の彫刻

かやの湯温泉

満開の梅

 下記のような理由で、本日は休みをとった。
 いい骨休みにはなったが、仕事が気になるので、もう休みたくない。

 寒気は完全に治まっていないが、熱は下がった。
 もっともこれは、土曜日に服用したカロナールのせいかもしれない。

 午前中は、暮れ以来の懸案だった、山行記録の映像化。
 フリーソフトのみで、デジカメのQuickTimeMovieをDVD化するのに必要な手順とソフトウェアは、とりあえず、以下の通りだった。

1. QTConverterでmovファイルをaviファイルに変換。このソフトには別途日本語化パッチファイルが必要(必須ではない)。
2. AviUtlを使って各シーンに字幕を入れ、ファイルを一本にまとめる
3. 同じくAviUtlを使ってBGMを入れ、ファイルをAVI出力する。mp3などの音声ファイルは別途wavに変換しておく必要がある。
4. DivxToDVDを使ってAVIデータをDVDデータに変換する。
5. ImgBurnを使ってDVDデータをイメージファイルに変換もしくはDVDファイルの直接書き込みする。このソフトも日本語化パッチファイルが必要(必須ではない)。

 その後、大量の薪割り。
 割らねばならないカシなどの難物が、まだかなり残っている。
 チェンソー不調のため、本日の薪作りは割る作業のみ。

 午後から、農作業。

 月の半ば以来ずっと続いてきた寒気の吹き出しが一段落したので、カリフラワーと玉レタスを紙ポットに種まき。
 これは、室内のビニール温室で発芽させ、少し育苗して、畑に植えつける。

 畑のほうれん草とチンゲン菜を間引き。
 大量の水を汲んで、トンネル全体に潅水。

 玉ねぎとニンニクに、追肥を兼ねて潅水。
 小麦のうね間を中耕。

 ほうれん草の二番目を種まき。
 カリフラワーと玉レタス予定地の耕耘と畝立て。
 半月前に一度、耕してあるのに、土の深いところまで凍っていた。

 帰宅前にチェンソーのスパークプラグを買ってきて交換したら、復活してくれた。

 登谷山山行記を追加。

インフル

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七滝祓戸神社の大フジ

 とりあえず、インフルエンザに罹ったらしい。

 昨日、秩父漁協の集まりがあったので街に出かけ、多少の発言もしてきたのだが、帰宅後、非常に大儀になったので、検温してみたら、39度近くに発熱していた。

 近所の医院で診ていただいたのだが、インフルエンザの判定キットでは陽性とは出なかった。
 早期の診断では擬陽性となることがあると聞いたので、本日、別の医院に行ってみたのだが、やはり陽性とは出なかった。

 症状からインフルエンザだと思われるにもかかわらず判定キットで陰性と出るのはよくあることらしく、「インフルエンザ症候群」という感じですねと言われた。
 ウィルスがどんどん変異しているのだろう。
 イナビルという薬を処方してもらって、小康状態。

 本日は楽しみにしていた観劇があったのだが、おとなしく家で原稿書き。

 しかし、お役所仕事をしてる関係上、「インフルエンザ」と「インフルエンザ症候群」とでは、エライ違いなのである。
 「インフルエンザ」であれば、出勤停止(当然有給休暇である)扱いになるが、「インフルエンザ症候群」だと、さぼってんじゃねーよ扱いである。
 従って、「インフルエンザ症候群」で欠勤するのは、まことに面白くないのであるが、他人に迷惑をかけるのは本意でないから、仕事が溜まるのはイヤなんだが、明日は休むとしよう。

 写真は、先週、七滝祓戸神社で見た大フジの幹。

日本列島

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 今朝で、今月の氷点下6度以下が11度目。今月も残り数日だが、このあとも何度か、-6度以下の朝があるだろう。
 2006年の7回、2005年の8回を大きく上回っており、記録的に寒い冬である。
 原因はラニーニャだというが、ラニーニャの正体がよくわかっていないので、厳冬のメカニズムは結局、よくわからないのである。

 為政者は、無関税化という考えなしの方向に、国を持って行こうとしている。
 できれば鎖国がよいのだが、おおかたの賛同を得るのは難しかろうから、せめて現状の手直しで、食と農を維持したいものだ。
 国会を解散したほうがよいのはもちろんだが、問題は、どうすれば無関税化を阻止できるかである。

 比例代表は別とすれば、少数政党への投票は死票になるだけで、無駄となる。
 今の為政者を黙らせるためには、みんなで自民党に投票するしか、ないように思う。

 究極の目標は、列島の保全である。
 列島の自然環境を条件づけているのは、温暖な海流と季節風と、太平洋・フィリピン海の二つのプレートの移動である。
 すべては、ここから議論しなければならない。

 日本海流とその分流たる対馬海流は、大量の水蒸気を列島にもたらす。
 日本列島は、これら暖流のおかげで水蒸気列島となっている。
 暖流が持ってきた水蒸気を雨や雪という形で陸地に運んでくれるのは、冬と夏の季節風である。

 かなりの高緯度に位置し、峻険な地形にもかかわらず、コメを生産できるのは、これらの自然条件に恵まれているからであり、列島の民の知恵と勤勉の賜物なのである。
 滝やゴルジュの連続する渓流もまた、これらの自然条件の恵みである。

 沖積平野が狭小で、国土の大部分を山岳地帯が占めているのは、今なお激しく移動することによって、急速な造山活動を続けてやまない、二つのプレートの所産である。
 地質学的スパンで見るならば、列島は、さらに隆起を続け、沖積平野が大きく拡大することは、想定しがたい。

 列島の民の知恵と技は、こういった自然条件に最も適合する暮らし方とは何かを、集大成したものである。
 都会民の浅知恵によって、列島を、取り返しのつかない状態にしてはならない。
 「一票の格差」を「是正」してはならない。

登谷山の鳥たち

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ハクセキレイ
ミヤマホオジロ
ルリビタキ
ウソ

 2月早々に、雪山への業務山行の予定が入っている。
 普段履きの登山靴は、深雪の中で使えるようなものではないのだが、以前から使っていたプラブーツがある。
 と思っていたら、プラブーツ(コフラック ウルトラバリオ と書いてある)は、19年前に購入したものだという事実を思い出した。

 この前に使ったのは6年前だったが、その時点で、購入以来13年を経ていたのだった。
 いくつかのサイトを覗いてみると、プラブーツには、加水分解という恐ろしい現象が必然的に起きるものであり、耐用期限は5年程度とある。
 ちょっと見にはしっかりしているように見える靴だが、いきなり粉々に砕け散るというのは、勘弁だ。

 安心して雪山に行くには、しっかりした革の靴が必要だが、今後、それほどの山にたびたび出かける予定はなく、新しい冬用登山靴を買うかどうか、考え中。
 今回はとりあえず、職場のプラブーツを借用するつもり。

 写真は、登谷山の鳥たち。

登谷山からの展望

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両神山
浅間山
男体山

 微弱な南岸低気圧が通過したために、ごく弱い降雪があった。
 降雪量はごくわずかだが、晴れた後の路面凍結が困る。
 路面が凍結してるのに、対向車がセンターラインを大きくふくらんできたりすると、まことに面白くない。

 写真は、登谷山一帯からの展望。
 公園のような山だが、それだけに展望はよい。

福寿草

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福寿草

 落ち葉堆肥の最後の切り返しをしなくてはならないのだが、三回目となると、一週間程度ずれても大丈夫なので、プチお出かけ。
 今日は、「外秩父」と呼ばれている尾根の一部を、軽く歩いた。

 東秩父村の大内沢神社から七滝祓戸神社を経て二本木峠へ。
 二本木峠から愛宕山・皇鈴山・登谷山と、公園のように整備された山を歩いて、大内沢神社に戻った。

 朝は相変わらず冷えていて、氷点下6.5度。氷点下6度以下は今月これで、9度目。
 近年になく、正しい冬であるので、よろしい。
 畑の作物は、乾燥と冷え込みのおかげで、気息奄々である。

 秩父山地周縁部に位置する東秩父村あたりでは、みかんが栽培されているし、庭の蝋梅や梅がそろそろ満開になりつつある。
 当地とはえらい違いである。

 昼間は季節風も柔らかで、小春日和のいい天気だったが、じっとしているとさすがに寒かった。
 帰りに寄居町との境界近くにある「かやの湯」で身体を温めたら、たいへんよいお湯で、帰宅するまでずっと暖かかった。

 写真は、道ばたの庭で見た福寿草。
 春も近いことを感じさせる。

 かつてこの花をE-510というカメラで撮影するのに四苦八苦していたのだが、E-620だと、苦もなくこの程度には写ってくれる。

金ヶ嶽山行記

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秩父鉄道 こんなことでいいのだろうか

路傍の板石塔婆

雑木林

春日神社前のオオモミジ

御嶽大神碑

梅が咲いてた

鬼柚子とみかん

波久礼駅も閑散としていた

 昨日はさほどでなかったが、今朝も氷点下6.5度と冷えた。

 午後から仕事関係の集まりがあったため、お出かけも農作業もできず。
 オフタイムは、秩父事件関係の原稿書きに費やした。
 今月いっぱいが締切りの原稿なので、ある程度はかどってよかった。

 金ヶ嶽山行記を追加。

最低気温

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最初の鉄塔で陽が出る

登山口付近は照葉樹林

文殊峠から見た二子山・毘沙門山

32番観音堂

32番山門

金精様

 氷点下6度以下が3日続いた。
 近年も寒い日は一シーズンに数日あるが、このような酷寒が継続するのは、珍しい。
 今月に入って、最低気温が氷点下6度を下回った日が、7回目だ。

 気象庁のサイトで近年の統計を調べてると、最低気温が氷点下6度を下回った回数は、

2010年1月 5日
     2月 2日
2009年1月 5日
     2月 0日
2008年1月 2日
     2月 5日
2007年1月 0日
     2月 2日

ということなので、明らかに今年は寒い年になっている。
 問題はこれが、農作物の生育や渓流釣りや、きのこの発生にどのような影響をもたらすかである。

 帰宅後、薪割り少々。

 品シュウ山行記を追加。

麦踏み

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 二日続けて、氷点下6度を下回る冷え込みとなった。
 水道管も寒さに慣れたのか、今日あたりは凍らずにいてくれたので助かった。

 十分な時間がとれないので、早朝の少しの時間を見て麦を踏んだ。
 麦の葉が凍っていたので、株を痛めてしまったかもしれない。
 枯れることはあるまいから、少し追肥しておいた。
 後日、中耕してやれば、養分の必要な2月以降に効いてきてくれると思う。

 雨が降らないので、冬野菜たちが水分を失った上凍結して、枯死寸前である。
 次の雨か雪が降るまで、どうにか生きながらえてほしい。

うずまきER

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うずまきER

 何が起きるかわからない仕事ではあるが、予想もつかない展開になることもあるようだ。
 ということで(意味不明)、遅くまで仕事。

 写真は、昨年夏に播種したカリフラワーの現況。
 「うずまきER」という品種だが、花蕾の形状がみごとな幾何学模様をなす。

 例年、夏に播種したキャベツ類は、初秋から成長し始めて晩秋に収穫に至るのだが、昨夏の酷暑のため初秋までほとんど成長の兆しを見せなかった。
 こりゃダメかなと思っていたが、大根や蕪と違って、耐暑性があるのか、暑い時期を耐えぬくと、秋になって成長して、晩秋から厳冬期にかけて収穫可能なところまでこぎつけた。

 生育条件は厳しかったが、味はとてもよい。

ジョウビタキ

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ジョウビタキ

 寒気+強烈な冬型のため、早朝から予想通り、屋根が飛びそうなほどの強風。
 雪雲はかからなかったが、時おり風花が真横に流れ飛ぶほどだった。
 最低気温は氷点下5.1度と、また少し上がったが、最高気温が3度だから、寒い一日だった。

 午後から薪作りを始めたが、チェーンソー不調のため、進捗せず。
 夕方、畑に行って、落ち葉堆肥の二度目の切り返し。
 今度の落ち葉堆肥も順調だ。

 帰宅後、チェーンソーのプラグを外して綺麗にしたら、復活したので、薪作り少々。

 冬になると、庭に毎年、ジョウビタキが訪れる。
 猫が欲しそうにしているが、ガラス越しだから、ジョウビタキも動じない。

品シュウ山地

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札所32番 山門

 案の定、今日は一日、穏やかに晴れた。
 冬型が強くても、関東地方まで雪雲が流れてくることはあまりない上、今日は弱い南岸低気圧もあって、関東地方はエアポケットに入ったような状態となった。
 朝は氷点下6.3度だったから、寒くはあったが、昨日よりましなだけ、しのぎやすく感じた。

 おかげで予定通り、武州日野駅から小鹿野警察署バス停まで、愉快に歩くことができた。

 下山後、畑に行って農作業。

 まずは、枯れ草燃し。
 春キャベツ・春レタス予定地の土づくり。
 キャベツ・レタス跡地をそのままサツマイモ畑にするので、そのつもりでじっくり耕した。

 凍てついた土を叩き砕いていたら、マンノウ鍬の刃先が欠けた。
 重くてかなりしっかりした鍬だったのに、ついに使えなくなってしまった。

 帰宅後、カリンの枝のボヤまるき。

 写真は、山行途中に寄った、札所32番法性寺の山門。

金鑚御嶽山参詣記

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金鑚大師山門

境内の籠店

金鑚神社拝殿

多宝塔

句碑の道

展望台(護摩壇あと)

展望台から筑波山が見える

テイカカズラの種子

これはひどすぎる

木村九蔵の頌徳碑

 ようやく、本格的な寒気がやってきた。
 今朝の公的最低気温が氷点下7.4度と出た。
 この温度は、秩父市内に設置された温度計の数字だから、山間部では、この数字よりずっと寒い。

 例年だと、これくらいが寒さの底となるのだが、最後の寒気が来るのは2月10日前後だから、これからまだまだ、この程度の寒さは覚悟しなければならない。
 週末の日本列島は、寒気にすっぽりと覆われるのだが、明日、業務山行を予定している。

 冬型になって風が強くなる日曜日より、雪が多少降っても、明日の方が穏やかだろうと判断した。
 判断の当否は明日になればわかることだ。

 金鑚御嶽山の参詣記を追加。

弓立山山行記

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大附近くで見た馬頭尊石塔

八幡神社

雑木林は少ない

男鹿岩

ヒノキ苗密生地

奥白根遠望

サルトリイバラ

紅梅

 超過勤務のハードな日々が戻ってきた。

 今朝も氷点下6度。
 昨日から、水道管が凍結して、朝のうちは水が出ない。

 近年、このような寒さは長続きしないから、いずれひと息つける日も来るだろう。
 ただ、今週末の南岸低気圧は、進路によっては雪になりそうなので、要注意だ。

 弓立山山行記を追加。

仕事の山からみかん山へ

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モズの雌かな
メジロ

 連休が終わるので、また、散歩に行ってきた。
 今日は、いつも仕事で登っている長瀞町の里山から尾根を越えて、小林みかん山に下ってみた。

 仕事の山は、今まで何十回も通っているのだが、仕事で歩くのとオフタイムで歩くのとでは、風情がまったく異なって感じる。
 途中の山道で、いつもとあまりに違って見えるので、道を間違えたかと思ったくらいだ。

 今日歩いたところに、展望のよい場所などはほとんどなかったが、冷たい季節風が強かったので、ちょうどよかった。
 休日にもかかわらず、みかん園は閑散としていたが、みかんを売って下さるお宅もあったので、1袋買うこともできた。
 風布・小林のみかんは、甘味と酸味のバランスがよくて、いい味だ。

 あまり近くには寄れなかったが、鳥の写真を撮ることもできた。

 帰宅前に畑に寄って、大量の水汲みと潅水。

吊し柿

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吊し柿

 朝の気温が氷点下6度と、めっきり冬らしくなった。

 今年か来年あたり、小さなぶどう棚を作ろうかと思っている。
 それで、棚の柱にするため、いただき物の間伐ヒノキ丸太を加工して防腐処理。

 庭のカリンの木を剪定。

 畑に行って、落ち葉堆肥の第一回切り返し。
 チンゲンサイとニンジンの種まき。

 その後、暗くなるまで、薪作り。

 吊し柿がいい感じになっている。
 食べるのが惜しいくらいだが、今がもっとも美味しい時期だ。

 天気図に出ない程度の前線が通っているらしく、小雪が降ってきた。

鬼柚子

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鬼柚子と福ミカン
砂糖煮

 午前中は、お世話になっている知人宅を訪問。

 午後から秩父事件研究顕彰協議会の研究会。
 司会を担当しなかったのは久しぶりだったので、気楽に参加できてよかった。

 写真上は鬼柚子(獅子柚子)。
 都幾川村を歩いていたときに、畑のへりに落果していたのをいただいた。
 左下の小さな福ミカンと比べると、とても大きい。
 柚子という名前だが、果肉も酸っぱすぎず、食べられる。

 下は鬼柚子の砂糖煮。
 柚子のような苦味がほとんどなく、さわやかな味。

金鑚神社・金鑚大師

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石仏1
石仏2

 本日で、昨年の休日勤務の代替休暇を使い切った。
 農作業は今ひとつ、はかどらなかったが、まずまず、いい骨休みになった。

 今日は、神川町の金鑚神社・金鑚大師にお参りに行った。

 近所の四阿屋山に元三大師の線刻があるが、金鑚大師は元三大師が住持したという伝説を持つ大きなお寺である。
 元三大師とは元比叡山の僧侶だし、金鑚神社には修験の痕跡が残っているから、いずれ何らかの山岳信仰とかかわりのある寺院・神社なのだと思う。

 もっとも神川町は、山岳地帯ではなく、秩父山地と関東平野との接点という位置にある上、もとは一体だったと思われる金鑚神社には八十八観音が安置されていて、現世利益的な様相が濃く、修行の地というイメージは薄い。

 初詣も一段落したかと思われるが、混雑してはいなかったものの、いずれにもそれなりに参拝客が来ていた。

 今日は、大師と神社の両方にお参りした後、神社の神体である裏山の御嶽山に登った。

 護摩壇あとの展望台からは、浅間隠から榛名山、小野子三山・子持山、赤城山、筑波山などを望むことができた。
 もっとも、赤城山には雪雲がかかっていて、全貌は見えなかった。

 写真は、八十八観音の一部。

冬苺

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冬苺

 台所の調味料棚が壊れてしばらく経つので、ほぼ終日、本棚の余り板で棚作り。
 午前中はずっと風花が横に流れて、ひどく寒い一日だった。
 しかし世の中には、本当に寒い思いをしている人々がたくさんいる。

 「平成の開国」などと言ってる人がいるが、自分が何を言っているか、ほとんどわかっていないだろう。
 この列島で暮らすのは、決してラクではない。
 ラクをせずに、所与の自然的条件を受け入れて知恵を絞り、技を磨いて生きてきたのが、この列島の民だった。

 泥にまみれることを厭い、汗を流すことを厭い、天候に一喜一憂することから逃れようとし、存在しないものを売ったり買ったりすることで利益を得ようとしてはいけない。

 二つのプレート(地殻)の急激な移動によって激しく隆起する峻険な地形と、優勢な暖流が運んでくる大量の水蒸気(これが雨になる)と、水蒸気を雨・雪にして列島に吹きつける季節風の三つが、われわれの列島の自然条件を規定する。
 このことを理解せずに、経済や政治や社会を論じるものは、みな嘘つきのたぐいである。

 話は変わって、写真は、昨日見た冬苺。
 当地は寒冷すぎてほとんど見ることはできないが、関東平野との接点あたりの低山では、今を盛りと実っている。
 とても小さいので、たくさん摘むのは大変だが、震えながらカップ2杯ほど摘んで、今日、ホワイトリカーに漬けた。

 ジャムにすれば、味はよさそうだが、細かな毛が密生しているので、食味は多分、よくないと思われる。

 あす朝の予想気温は、氷点下7度と出ている。

弓立山

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大附にて

 身体を動かさない日が続いたので、都幾川村方面へ出かけて、少し歩いてきた。

 今回は電車でなく、自動車でアプローチ。
 大附入口付近に自動車を止め、街へ出て、八幡神社近くから登山道に入り、小休止もまじえながら弓立山へ。
 山頂は展望皆無という話だったが、東側が伐り開かれており、関東平野がよく見え、遠く日光連山まで望むことができた。

 直売所などはすべて年始休業中だったので、素直に下山した。

 大附あたりでは、早くも紅白の梅が咲き始めていた。

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スペアリブ

 昨日も終日、大工仕事。
 われながら、たいへん頑張ったので、予定していた本棚を完成することができた。

 書庫と新本棚ができたので、本の収納スペースにずいぶん余裕ができた。
 とはいえ、そろそろ本を減らしていかなければならない年齢に近づいていることも自覚している。

 合板製の腰抜け本棚はまだ残っているのだが、こちらの更新は、次にまとまった休みがとれる時までお預けとなる。

 今日は大工仕事の後かたづけ。
 ようやく、ひと心地ついたら、隣家から本日獲れた猪肉をいただいた。
 かなりの大物だったと聞くが、猪はこの部分が一番おいしい。

 猪は今や、人の暮らしを脅かす最大の害獣であるが、ハンターの減少などのため、当地では、至るところで跋扈している。
 奥山の古老に聞くと、猪はかつて、現在は住宅街化した埼玉県西部の里山地帯に生息していたのであり、奥秩父ではほとんど見かけなかったという。

 思うに、宅地化にともなって住みかを奪われた猪が、生息域を次第に奥地へ移動させ、暮らす人の少なくなった山村に、自分らの楽園を見出したものだろう。

 大猪が一頭、いなくなっただけでも、心がいささか休まる思いだ。

松尾寺の巨楠

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松尾寺の巨楠

 相変わらず季節風が強い。
 火が燃せないから、農作業は休み。

 夏以来の本棚作りの続き。
 ホームセンターで買った母屋の本棚は、合板製だが、耐久性がまったくなく、本を乗せると棚がたわむ状態だったので、自分で杉板で作った本棚にリプレイス。

 本棚用の板のカットサイズのデータは、エクセルで作ってあったのだが、壊れたパソコンとともに消滅した。
 やむなく、新しいパソコンにエクセルを再インストールしたら、例によってライセンス認証画面が出て、先に進めなくなった。
 こうなった場合、普通はマイクロソフトに電話して、口頭でライセンス認証を行う。

 マイクロソフトでなくてもそうだが、このような場合、最初の電話に出るのは機械で、1を押せとか、#を押せとか指示され、いろいろと操作したあと、ようやくつながる。
 パソコンの近くに電話がないと、この手続はできない。

 結果的に言うと、自分のエクセルはDSP版だったので、パソコンが壊れるとともにライセンスも消滅していた。
 これはそういうものだから仕方がないとはいえ、DSP版のソフトだって、さほど安くはない。
 少々のお金を節約するために、DSP版なんか買うんじゃなかった。

 エクセルは使えないが、OpenOfficeがあるから、作業上の問題は特にない。

 写真は、泉州松尾寺バス停前の巨楠。

新年

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 昨深夜から未明にかけて、鎮守の参拝者の接待。
 初詣に来た集落の人々に挨拶してみかんを配る。

 今日は午後から夕方にかけて、集落の新年会。

2023年8月

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