2009年9月アーカイブ

秋霖

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 出勤前に、ホウレンソウの種まき。

 昨日来、本格的な秋霖に入ったようで、よいお湿りになった。
 宮内菜などは、わき芽こそまだ出ないものの、もう摘んでもよさそうなくらい大きくなった。
 乾燥に弱いレタス苗も、ここで一気に伸びて欲しいところ。

 秋野菜には慈雨だが、雑草にとっても命の雨だから、またまた草むしりに精出さなければなるまい。

 毎日、腓骨神経麻痺治療のためのリハビリを続けているおかげで、劇的な改善はないものの、足首が少しずつ動くようになってきた。
 『下流社会』の読書ノートを追加。

腓骨神経麻痺

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子猫

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 一昨日来、右足が痺れて、スリッパを履くと階段の上り下りができなかったり、ときおり転倒するなど、日常生活に不自由をきたすまでになってきたため、整形外科で診てもらった。
 腰痛との関係を疑っていたのだが、直接の関連はないもようで、腓骨神経麻痺と診断された。

 発症原因にの心当たりはなかったのだが、ネットで検索していると、草むしりで発症しやすいという記述がいくつも見つかった。
 草むしりと言えば、自分の今の生活そのものである。
 昔の人と違って、身体がヤワにできているのかも知れない。

 本日より服薬と低周波?によるリハビリ治療開始。
 簡単に治るものでもないので、山行きなどはしばらくお預け。

 先日より子猫が同居中。
 捨て猫なのだが、とてもひとりで生きていける大きさでない。
 かといって、こちらには大きな先住猫がいて、猫関係はなかなかむずかしい。
 里親になっていただける方はいないものか。

ozaki様
 例のもの、ありがとうございました。

ノコンギク

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ノコンギク

OLYMPUS μ720SW

 早起きをして、早朝から稲刈り。
 早い時間に、網掛けまで完了した。

 今週は天候不良だが、あとは着々と乾燥してほしい。
 とりあえず、秋の大仕事が終わってほっとした。

 昼寝のあと、畑の作業。
 白菜・蕪の補植。
 水汲みと灌水。

 除草。
 ゴマの収穫。
 今年のゴマは、種取りが主目的で、去年作った黒ゴマ。
 来年はもう少し作る。

 ホウレンソウの播種準備。
 ちょっと遅れたかも知れないが、次の秋霖あけに種まきだ。

 大根が太り始めたので、一本収穫してみた。
 よく手入れしたので、ちょっとオーバーペースだ。

 田んぼの畦では、ノコンギクや日本ハッカの花が咲いていた。

 腰痛が治ってきたためか、右足に軽いしびれあり。

稲刈り

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 終日、稲刈り。

 今年は除草が不十分だっただため、草を刈りつつ稲も刈るという状況だった。
 まともな代かきをしていないのに、作柄的に思ったほどの不作ではなかった。

 今日は飯も食わずにほぼ10時間、田んぼをはいずり回ったのだが、3/4しか終わらなかった。
 続きはまた、明日。

 写真は恥ずかしながら、草だらけの田んぼ。

アカチシオタケ

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アカチシオタケ

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm


ウスキテングタケ

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 仕事が定時に終わらないので、畑に着くときには真っ暗だ。
 そんなわけで、朝いくらか灌水するのだが、水やりは夕方の方が効果がずっと大きい。

 それでも今週は、たった二日でウィークエンドとは、うれしい。
 田んぼも乾いているだろうから、週末は稲を刈るつもり。

 富士山通いは、先日が最終になりそうだ。
 写真は、カラカラ富士山で見た、数少ないきのこたち。
 アカチシオタケは満足できる一枚。

大室山の大ミズナラ2

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大室山の大ミズナラ2

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 今日も昼寝をはさんで終日、農作業。

 水汲みと灌水。
 サツマ芋掘り。
 サツマイモ跡地の耕耘。
 ルバーブの最終収穫と追肥。
 モロヘイヤの種取りと片づけ。
 大除草。

 腰痛のため山遊びに行けず、おかげでこの連休中、畑仕事がはかどった。
 草だらけだった畑も、ずいぶん見栄えよくなってきた。

 現在、畑で育っている作物を数えてみた。

 里芋(2種類)、大根(2種類)、紅菜苔、宮内菜、落花生、大豆、短形自然薯、セルリアック、フェンネル、エゴマ、黒ゴマ、オクラ、ナタマメ、しゃくし菜、ニラ、ラッキョウ、カブ、ミニトマト、ゴーヤ、ルバーブ、アスパラガス、ナス、ピーマン、韓国トウガラシ、ネギ、ソバ、タマネギ、キャベツの28種類。バイアム、ヤロウ、ミント、オレガノ、ディルは雑草化して健在。

 写真は、大室山の大ミズナラ。
 昨年ご紹介したのと同じ樹。
 大室山の麓は青木ヶ原樹海の一角で、溶岩の上にツガやモミ、ヒノキが自生する平坦地だが、溶岩はこの山を迂回して流れたらしい。
 それで、大室山の斜面に、このような巨木の森が残されたとのこと。

イヌブナの森

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イヌブナ大木の森

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 農作業が一段落したので、また富士山へ。
 今日は、どこもカラカラに乾いており、地面から出るきのこは不作と予想して、大室山のイヌブナ林に行った。

 地面から出るきのこが不作なのは当たっていたが、倒木から出るきのこも、ツキヨタケ以外、ほとんど出ていなかった。
 きのこには会えなかったが、一帯のイヌブナ・ミズナラ・カツラ原生林は、まことに気持ちのよいところだった。
 ここには、大ブナもあるらしいから、いつかまた来てみたい。

 帰宅前に畑に寄って、農作業。
 水汲みと灌水。
 ネギに追肥。

ショウゲンジのパスタ

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ショウゲンジのパスタ

OLYMPUS μ720SW

 今日ものんびりと農作業。

 白菜苗の植えつけ。
 キャベツ苗の補植。
 キャベツはとりあえず、これでほぼ完成。
 あとはモンシロチョウが網の中に入らないよう、注意するだけだが、これが一番むずかしい。

 昼寝をしたあと、午後はしゃくし菜の最終植えつけ。
 サツマ芋掘り(ハルコガネ)。

 ショウゲンジは、きのこ狩りの対象としては、最もお気に入りのきのこである。
 今年のショウゲンジもそろそろ、見納め(食べ納め)になる。

 里芋のページを改稿。

ツキヨタケ

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ツキヨタケ

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 腰痛が完治したわけではないので、本日は自重して畑仕事。
 紅菜苔と玉レタスの苗の補植。
 水汲みと灌水。

 大除草。
 12日以来、お湿りが一滴もないので、雑草の伸びはおとなしい。

 ラッキョウ発芽。
 タマネギ発芽。

 昨日の富士山だが、針葉樹林帯が今ひとつだったので、二合目のブナ林も散策した。
 ブナハリタケも出ていたが、ブナ林では、なんと言ってもツキヨタケの天下だった。

アシナガ

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アシナガ

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 腰痛が多少よくなってきたので、職場の人と富士山に行った。
 そろそろと三合目に入ったが、先客は相変わらず多い。

 ショウゲンジはいくらか出ていたが、それ以外には、オオモミタケ・ナラタケ・ヌメリササタケ・ハナイグチがとれた程度だった。
 ドクツルタケ・ベニテングタケ・アイシメジ・ネズミシメジ・ミネシメジ・アメリカウラベニイロガワリ・ツバフウセンタケ・ホテイシメジなどを見たが、メモ帳を忘れたので、そのほかは忘れてしまった。

 写真は、至るところに出ていたナラタケ。

冬の花菜

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紅菜苔

宮内菜

 サツマイモ跡地とインゲン跡地にしゃくし菜を植えるべく、草取り・肥料まきと耕耘。
 そろそろ、タマネギの芽が出て欲しいところ。

 大根やカブ・宮内菜などのうち、早くに植えつけた分はすこぶる順調に成育中。
 宮内菜や紅菜苔は、ここから晩秋までにどれだけ株を太らせることができるかが、勝負の分かれ目となるから、随時、追肥する。
 追肥は、鶏糞を水に溶かして、マルチ穴から注ぐというやり方をしている。

 秋ソバ開花。種まきからわずか20日後だ。

サツマ芋掘り

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 ozaki様からご教示いただいたやり方を試したところ、腰痛はずいぶん快方に向かっている。
 ありがとうございました。

 農作業は、宮内菜苗の植えつけ・サツマ芋掘りなど、ぼちぼち進展中。
 本日は雨予報だったので期待したのだが、空振りに終わった。
 降雨は、週末に来る予定の台風まで、お預けになりそう。
 水汲みがつらいので、しばらくの間、ためておいた水を使うしかない。

 『風雪の山ノート』『大峰こぼれ話』『ネパール縦断紀行』の読書ノートを追加。

 収穫したサツマイモ(ベニアズマ)とオレンジの煮物を作ってもらった。

黄金の秋

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 注文しておいたカメラのレンズキャップを受け取りに行ったほかは、本日も終日、養生。
 腰痛は、どうにか、直立歩行が可能になった程度。

 常用しているZD14-54mmのキャップを紛失したのは3度目。

 行動中にカメラがブラブラするのは煩わしいので、最近は、チェストハーネスでカメラを身体に固定しているのだが、きのこに夢中になったりしていると、いつの間にか、キャップをなくしてしまう。

 家では終日、読書。
 過日、本ブログへのコメントでご紹介いただいた『Y染色体からみた日本人』。
 大胆な推論を展開しているにもかかわらず、論理は明快でわかりやすい。
 なるほど、「日本人」は存在するのだということが、よく理解できた。

 写真は、今日の田んぼ。
 当地では、稲を刈り始めている人もいるが、まだ早い。

 代かき不十分なのに、よくここまで育ってくれた。
 よそに比べて、分けつが不良(従って収穫はたぶん多くない)だと思うが、これだけできれば、見た目も悪くない。

天水分神社の大杉

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天水分神社の大杉

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 ほぼ終日、雨降り。
 正式な発表はまだだが、20ミリ以上は降ったのではないかと思われる。

 ずっと横になって本を読んでいたので、畑にも行かず。
 たっぷりのお湿りで、しゃくし菜やレタスにとってはまさに慈雨だったのだが、来週の週間天気予報には雨マークがないので、そちらが憂鬱である。
 何が憂鬱かというと、用水まで水汲みに行かねばならないかも知れないからだ。

 腰痛のおかげで、本が読めたのは幸いだった。
 根深誠『風雪の山ノート』・同『ネパール縦断紀行』・銭谷武平『大峯こぼれ話』を読んだ。
 『ネパール縦断紀行』は、馬鹿馬鹿しくもエネルギッシュな現代ネパール社会を活写していて、抱腹絶倒の好著だった。

 写真は、過日紹介し損なっていた、吉野・天川村川合の天水分(あまのみくまり)神社の大杉。

腰痛再発

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 出勤前の農作業で、腰痛が再発。
 職場までたどり着き、仕事の段取りだけつけて、一日休んだ。

 午前中、横になって本を読んでいたが、時間が惜しいので、午後から畑でそろそろと農作業。
 大除草とタマネギの種まき。
 サツマ芋掘り。

 家人がしゃくし菜苗の植えつけをやってくれた。
 明日の雨で定着してくれることを期待。

 タマネギは、うまくいくと驚異的に美味しいのが穫れるから、ちょっと気合いを入れて作る。
 今年も、去年失敗したのと同じ、「旨玉グルメ」だ。
 こんな種まきフレームを作って、ふるった畑土と腐葉土をブレンドして、種まきした上にわらをかぶせて防乾する。

セルリアック

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 夕方6時半には真っ暗になるので、農作業は、主として出勤前にシフトすることが多くなった。

 今日あたりはひどい照りで、レタス小苗が何本も枯れた。
 土曜日に通過する予定の寒冷前線が待たれる。

 朝、灌水とカブの種まき。
 夕方も水汲み・灌水。サツマ芋掘り。
 イモを掘り始めたら、すぐ暗くなった。

 写真はセルリアック。
 セリ科にしては、簡単に芽が出た。
 順調に育ち、盛夏を過ぎて、根っこが太り始めた。

 収穫のタイミングが今ひとつわからないのだが、まだ早いと思われる。

 『中国残留婦人』『修験道のこころ』の読書ノートを追加。

ヒトヨタケの仲間

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 今日は曇り案配だったので、秋野菜苗たちにはやさしい天候だったが、明日はきびしい暑さになりそうだ。
 乾くと枯れるので、灌水が欠かせない。
 今日は朝夕に、カブの種まきと除草。

 紅菜苔の種をまいたのだが、一部は発芽してこない。
 紅菜苔の代わりにヒトヨタケなんかが出てきてしまった。

富士山のきのこたち

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クロカワ大株

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm
新鮮なマスタケ

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm
苔に抱かれたハナイグチ

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm
カラスタケ

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 第一次大根の間引き完了。
 ここまで来れば、あと2ヶ月くらいで収穫にこぎつけることができそうだ。

 もっとも、その他の秋作物は、残暑と旱天でグロッキー気味だ。
 夕方、退勤が少し遅くなってしまったので、畑に着いたらもう暗かった。
 それでも、水汲みと灌水だけは欠かせない。

 写真は、先週末に出会った、富士山のきのこたち。

富士山のシナノキ

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シナノキ大木
OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 この時期、一週間で10分ほども、日が短くなる。
 季節が進むのは結構なのだが、退勤後、農作業可能な時間がどんどん短くなるので、草むしりがなかなか追いつかない。

 朝、しゃくし菜の種まき(第二次分)。苗にするには種まきが遅すぎるから、こちらは、間引いて育てることになりそうだ。
 夕方は灌水、除草、草埋め、韓国トウガラシの収穫、サツマイモの試し掘り。
 パープルスイートロードはよくできていた。

 写真は、富士山で見たシナノキ。
 富士山に巨木といえる木はほとんどないのだが、このような大木に会えるとうれしい。

 『農具』の読書ノートを追加。

苔むす原生林

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苔むす原生林
OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 この週末は、瀬音の森源流部会のみなさんと富士山にいった。

 土曜日にいつもの3.5合目周辺、今日は2から3合目周辺を散策した。
 3.5合目付近は、どちらかと言えば貧果だったが、クロカワがたくさん出ていた。
 山で名人とお会いして、マツタケを掘り当てる妙技を久々に見せていただいた。

 2から3合目付近は、かなりの貧果。
 可食きのこはほとんど影もなく、ハナイグチが出ていた程度。

 帰宅後、畑に行って農作業。
 2日間留守にしている間に、白菜と玉レタスの苗が枯れてしまったので、白菜予定地に紫大根の種まき。
 しゃくし菜予定地を耕耘。
 玉レタスその他用のうね立てとマルチ張り。

 紙ポットに、宮内菜と紅菜苔の種まき。

しゃくし菜

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 朝、キャベツ苗の植えつけ(最終)。
 植えつけ時期をずいぶんずらすことができたので、順調に生育すれば、キャベツをかなり長期間、食べることができそうだ。

 終日、雨がちの一日だったが、夕方だけはあがってくれたので、しゃくし菜予定地の肥料散布と耕耘。
 あともう一回、耕す必要があるが、とりあえず、一仕事終わってよかった。
 真っ暗になったので、終了。

 帰宅後、紙ポットに玉レタスの種まき。

 先月まいた、しゃくし菜の生育が順調だ。
 植えるところがたくさんあるので、もう少し種をまくかどうか、考え中。

大普賢岳前後

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ブナとウラジロモミの森

大ヒノキ

脇ノ宿跡の大ウラジロモミ

経筥岩近くから大普賢岳の一角を望む

カエデの道

巨岩を抱くヒノキ

タカネママコナ

行者還岳山頂

トリカブト咲く尾根

ヒラタケが出ていた

 週明け以降の気温が今ひとつ読めないのだが、真夏並みの暑さが復活することはないのではないかと考え、玉レタス小苗を一部、植えてみた。
 失敗したときに備えて、紙ポットに予備苗を播種。

 夕方は引き続き、カボチャ跡地等の除草。
 ここはマルチをはいで耕耘した後、シャクシ菜苗を植える予定。

 6時過ぎには暗くなるので、仕事がちっともはかどらない。

 写真は、大普賢岳前後。
 小笹から大普賢、行者還岳にかけての尾根は、ほとんど天然林だと思われる。
 目立つ樹種は、ブナ・オオイタヤメイゲツ・ウラジロモミである。

 オオイタヤメイゲツの森が紅葉したら、どんなに美しいかと想像しながら歩くのは、たいへん愉しかった。

山上ヶ岳前後

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シシウドと大峰山寺

山上ヶ岳から稲村ヶ岳を望む

カエデの森

小笹ノ宿の大ヒノキ

小笹ノ宿避難小屋

石畳の道

トリカブト咲く水場

夕暮れの台高山脈

 雨が降って涼しい毎日が続いているので、秋野菜の生育はすこぶる順調だ。
 この調子で玉レタスを植えてしまいたいが、暑さがぶり返すと枯れてしまうから、今しばらくようすを見る。

 日が短くなってきて、退勤後、農作業のできる時間は限られてきた。
 今日は朝、玉レタス用のマルチに穴開け。
 夕方は、大除草のみ。

 写真は、大峰歩きの一日目(山上ヶ岳から小笹)の写真。

吉野山のコウヤマキ

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コウヤマキ

OLYMPUS E-620+ZD14-54mm

 台風は、関東を直撃せずに東進してくれたので、大雨にはなったが、風はあまり吹かなかった。
 今また、雨が降っているが、今夜もさほどの降りにはならないもよう。
 このお湿りで、先月末に種まきした秋の菜類が順調に発芽している。

 写真は、吉野山のコウヤマキ。
 コウヤマキと言えば、南木曾岳の原生林のように直立した、いかにも針葉樹らしい姿を思い浮かべるが、吉野にはこのように、怪異なコウヤマキ林がある。

 ここでは、お盆の供え花としてコウヤマキの枝を切るらしい。
 そのため、分岐に分岐を重ねた結果、こんな林ができあがったという。

 これは、人と樹木とが、長い時間をかけて作り上げてきた、歴史的な自然景観なのだ。

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