2008年10月アーカイブ

つくね芋

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 連日、2時間程度の超過勤務でグロッキー気味だが、農作業もほっとけない。

 このところ連日、夜明けと共に出かけて畑の山芋を掘っている。
 掘っているのは、短形自然薯及びその種芋とつくね芋である。

 短形自然薯は、山野に自生する自然薯のように芋が長く伸びるのではなく、拳状になるので、耕土が浅くてもどうにか作ることができる。
 とはいえ、ほどほどに深いところに、形の複雑な塊根を形成するので、掘り出すのは簡単でない。

 一方、つくね芋はまずまず素直な形の芋が、浅いところに集まって付くから、掘り出す苦労はジャガイモ程度に過ぎない。

 味は自然薯が上である。
 つくね芋は今月半ばに試し掘りしたものを食べてみたが、山芋らしいコクが不足していた。
 地上部が枯れてから掘れば、味はもっとよくなるかも知れない。

三ツドッケ山行記

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ミズナラ大木の道

ブナの道

小屋前のウリハダカエデ

シイタケとクリタケ

落ち葉の道

ヌメリスギタケ

酉谷山から望む富士山

坊主山(左)、小黒(中)、酉谷山(右)

東谷の紅葉

トチノキ林を下る


 少々早起きをして自然薯種芋掘り。
 ムカゴから育成した種芋だが、一年で食せるくらいに大きくなるものもある。
 それはうれしいが、大きくなればなるほど、掘るのが困難になるから、朝のちょっとした時間だけではとても掘りきれず、芋に傷をつけてしまう。

 1時間ほどの超過勤務。
 これからしばらくは、定時に帰宅できそうもない。

 写真は、三ツドッケ山行記に使ったもの。

ヌメリスギタケ

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OLYMPUS E-510+14-54mm F5.0 1/100 ISO400

 寸暇を惜しんで、小豆の収穫。
 まだ少し残っているが、秋小豆はほぼ採り終わった。
 自然薯掘りの時間がとれないのは困ったものだ。

 写真は、ヌメリスギタケ
 目立つ色をしているので、ブナの立ち枯れに出ているのが、遠くからも認められる。

晩秋の奥多摩

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OLYMPUS E-510+14-54mm F8.0 1/30 ISO100+OLYMPUS Studio2

 奥多摩から秩父への出張から帰宅。

 昨日朝、東日原のバス停を出発して、ヨコスズ尾根を登って、一杯水避難小屋に泊。
 今日は、三ツドッケから酉谷山から熊倉山と歩いて、秩父鉄道白久駅に下山した。

 出かける前はコース中、一番のハイライトは、ヨコスズ尾根と水源林道の紅葉だと思っていた。
 原生林の紅葉も、確かに素晴らしくはあったが、紅葉がもっとも鮮やかに見えたのは、熊倉山展望台から望んだ、大血川東谷だった。

 このコースは以前歩いたルートのバリエーションだが、18年ぶりに歩いてみると、ずいぶん様変わりしていた。

 帰宅前に畑に寄って、自然薯種芋掘り。

煮豆を称える

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 ネギの土寄せを始めたところで、雨になった。
 麦をまくのに、ちょうどよいお湿りだ。

 週末に奥多摩に行く予定なのだが、雨が早めにあがりそうで何より。

 写真は紅絞り金時インゲンの煮豆。
 夏から秋にかけて収穫した豆類を、冬のあいだに少しずつ食べて過ごすのだが、若取りすれば食べることのできたサヤを捨て、手作業でていねいにより分けて、虫に食われた分を捨てて残った種を食べるのだから、煮豆とはよほどぜいたくな食べものだ。

 エゴマの選別は終了。
 これから黒ゴマの選別にかかる。

エゴマの選別

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 しつこいせきの正体はマイコプラズマ肺炎ではなくて、百日咳だった。
 あまりよい病気ではないが、どうしても休めないので、普通に勤務している。

 今日は2時間の休みをとって、短形自然薯の収穫準備。
 ツルの根元を切って、アーチ型の支柱を解体した。

 短形とはいえ、自然薯掘りには心の余裕が必要だ。
 時間のない時になど、あせって掘ると、ろくなことにならない。
 とはいえ、数日中には掘り上げたいところ。

 今晩はキクイモとヤーコンを食した。
 ネットで検索するといずれも、養生としての効用が多々記されている。
 しかし、食べものは薬ではないから、おいしくないものを我慢して食べることはない。

 要はいかにおいしく食べることができるか、である。

 キクイモはサンマ・生姜と一緒に煮る。
 味つけは醤油だけである。
 これはキクイモの究極の食べ方かも知れない。

 ヤーコンは、タマネギ・油揚げ・挽き肉と一緒に炒めた。
 味つけは味噌だけ。
 ヤーコンは一般に、正月過ぎるまで保存した方が、おいしいように思うが、大量に収穫すると、いつまでもおいておけない。

 夜なべに、エゴマの選別。
 エゴマは香りのよいものだが、収穫したときにゴミが混じるので、これを除去しなければならない。

 エゴマからゴミを取り除く、安易な方法は今のところ、見つからないから、少しずつ手作業でより分けている。
 ヤーコンの炒め物に、炒りたてのエゴマを振れば、なおのこと美味になると思われる。

ヤーコン収穫

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 午前中は、荒川水系渓流保存会の飼育池で作業。
 2週間後に、今年の在来イワナの採卵が迫ってきた。

 午後は農作業。

 田んぼのハザや竹竿の片づけ。
 畑に行って、ヤーコン・キクイモの収穫。
 麦類予定地の耕耘。
 小豆のサヤ採り。

 ヤーコンは20株ほど植えたのだが、収量はおそらく100キロを超えている。
 恐るべき野菜である。

 暗くなったので終了。
 帰宅後、小豆の豆いじり。

脱穀

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 終日、田んぼで農作業。
 自分のところと地主さんのところの稲の脱穀。

 自家飯米用の米は、手刈りで刈ったのち、ハザに掛けて約3週間ほど、天日で干す。
 もちろんその間に雨も降るから、濡れては乾くということを繰り返しながら、乾いていく。

 乾いた稲を脱穀機で脱穀して、籾にする。
 籾の状態で保存して、ときどき精米しながら食べていく。
 精米機を所有していないから、コイン精米機という便利なものを使う。

 秩父地方には玄米を精白する精米機はあちこちにあるが、籾から精米できる機械は一つもない。
 だからといって特に不便はなくて、山歩きに出かけたついでに、籾摺り精米してくる。

 プロは、稲刈りと脱穀を同時にこなすコンバインなる高価な機械を使う。
 これだと農機に乗ったまま田んぼをぐるぐる回れば、籾が穫れるが、籾はその後、機械で強制乾燥させなければならない。
 強制乾燥には熱風を使うから、籾は死んでしまう(従ってもう発芽しない)という。

 死んだ米も生きてる米も、味は変わらないんだろうか。

ミズのこぶ

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ミズのこぶ

ミズのこぶ炒め物

 3時間の休みをとって農作業と通院。

 インゲン豆用のアーチとマルチを片づけ。
 跡地に麦をまくつもり。 

 ヤーコン収穫準備。
 大きく育った地上部を伐って片づけた。
 あとはマルチをはずして掘りとるだけ。

 小豆のサヤ採りはあと1から2回で終わりそうだ。

 せきが出る原因はおそらくマイコプラズマ肺炎が原因だろうという診断だった。
 引き続き服薬中。

 先日秋田に出かけたとき、「ミズのこぶ」なるものを売っていた。
 それは、ウワバミソウのムカゴである。

 ウワバミソウとはこんな植物であるが、秋になると、太った茎にムカゴがつく。
 秩父の渓流にもよく生えているのだが、ムカゴがつくほど太くならないようだ。

 菅名岳登山道にあったもの(左)を少々摘んできて、同じく登山道に出ていたエノキタケと炒めて煮た(右)。

五泉市の巨木

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切畑観音堂の乳銀杏
館ノ内の大杉

 エゴマと黒落花生を片づけ。
 エゴマは完全に採り遅れ。ほとんどの種子が落下したあとだった。遅くとも10月初旬までに収穫しないと、元も子もなくなる。

 黒落花生は、あまりたくさん穫ることはできなかった。
 もともと、さほど豊産性でない上、上に伸びる性質がある。
 根元にはそこそこ付いているので、伸び始めたときに枝を押さえつけてやればいいかも知れない。

 写真は、五泉市の街で見た巨木。
 菅名岳から下山後、五泉市の大木を二つ、見学した。
 いずれも立派な木だった。

ブナの根

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 出勤前に豆採り。
 インゲン豆はそろそろ終わりだが、小豆はまだしばらくかかりそうだ。

 写真は、菅名岳の尾根道。
 カツラやトチの巨木帯は渓沿いのみで、中腹から尾根上にかけては、このようなブナ林が続く。
 きのこを探しに行くこともできないやせた尾根の上に、ブナの根がしっかりからみついていた。

カツラ巨木の谷

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OLYMPUS E-510+14-54mm F10.0 1/13 ISO100 EV+0.3 +OLYMPUS Studio2

 息つく暇もなく忙しい毎日である。
 菅名岳山行記はまだ書けない。

 写真は、菅名岳登山道のたたずまいである。
 小さな沢に沿う登山道の両脇は、サワグルミやカツラの林だった。

 ここになぜ斧が入らなかったのかはわからないが、原生の渓畔林が続いていた。
 驚いたのは、巨大なカツラが文字通り、林立していたことだ。
 こんなに立派なカツラ林を見たのは、初めてだった。

ブナハリタケ

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OLYMPUS E-510+14-54mm F10.0 1/10 ISO100

 昨日疲れたので、今日は遅起きで、奥秩父の滝川を散策した。
 こちらは、紅葉にはまだ早い。

 きのこもあまり多くなくて、ブナハリタケとウスヒラタケの群生を見た程度だった。
 ブナハリタケはなかなかみごとだった。

 帰宅前に畑に寄って、豆類の収穫。
 帰宅後、豆いじり。

菅名岳

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OLYMPUS E-510+14-54mm F10.0 1/6 ISO100 EV+0.3

 早起きというより、昨夜ほとんど眠らないで、下越のブナ山に出かけてきた。
 適宜仮眠をとりながら終夜走って、今朝、五泉市の菅名岳登山口へ。

 胴腹(どっぱら)清水周辺のカツラ巨木林に驚き、トチ巨木に驚いた。
 その後ブナ原生林を急登して菅名岳山頂から大蔵山から登山口と周回した。

 菅名岳の沢筋はカツラとトチの巨木林で、尾根と斜面は部分的な伐採地以外はブナ林だった。
 じつに心地よい目の保養ができた。

 季節柄、きのこも多少出ていて、エノキタケ・ナメコ・カノシタ・ナラタケなどをいただいてきた。
 写真は、トチ巨木。

穂高インゲン

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 朝から農作業。
 短形自然薯・里芋・キクイモ・つくね芋・生姜などの試し掘り。
 キクイモと生姜以外は全てまだ、早そうな感じ。

 午後は秩父事件研究顕彰協議会の集まり。
 夕方再び畑に行って、インゲン豆の収穫・ネギの土寄せ・フェンネルシードの収穫など。

 写真は今年の秋インゲン。
 「穂高」という品種だが、大粒でうす茶色の渦巻き模様がある。

ヤーコンの花

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 少し早起きをして、インゲン豆と小豆のサヤ採り。
 秋インゲンは、「穂高」を作った。
 
 キクイモとヤーコンの収穫準備。
 ヤーコンの花が咲いた。
 キクイモと似ているが、こちらの方がずっと上品な感じ。

 せきが出るので、通院。

イモご飯

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安納イモご飯

パープルスイートロードご飯

 日が短くなって、夕方の農作業ができなくなった。
 朝少し早出をして、インゲン豆と小豆の収穫。

 写真はイモご飯の図。

きのこ料理2つ

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アカモミタケのシチュー

ナラタケのけんちん

 きのこ料理のページをひさびさに更新。

 先日、青木ヶ原樹海でつんできたアカモミタケナラタケの状態がとてもよかったので、上のような料理を作ってみた次第。

三方分山の花2

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セキヤノアキチョウジ
ツルニンジン
キバナアキギリ

 出勤前に種ニンニクの植えつけ。
 インゲン豆の収穫。

 写真は三方山の花の続き。
 キバナアキギリは晩夏から初秋にかけて明るい日陰に咲く。薄い黄色の花だが、鮮やかではないのであまり目立たない。
 ツルニンジンも晩夏の花。精進湖畔では花がらになっていたが、山の中ではまだ、さかんに花を咲かせていた。
 セキヤノアキチョウジは、登山口近くの沢筋でもっともたくさん咲いていた。とてもいい花なのだが、写真に撮るのはむずかしかった。

三方分山の花1

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シュロソウ

リンドウ

リュウノウギク

 写真は、昨日の三方分山に咲いていた花たち。
 シュロソウは地味な花だが、どこの山でも咲いている。
 リンドウはまだ走りの花。リンドウの季節はこれからだ。
 リュウノウギクも遅くまで咲く、いかにもキクらしい野菊だ。

三方分山

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OLYMPUS E-510+14-54mm F9.0 1/400 ISO100

 昨日よく働いたので、今日は富士山を見に出かけた。

 先日、雑木林できのこが大発生していたので、精進湖から女坂峠から三方分山から三ツ沢峠からパノラマ台から本栖湖手前から精進湖と、主として雑木林を歩いたのだが、今日は地面から出るきのこはさっぱりだった。

 きのこは期待薄だとわかったので、秋の花を楽しみながら、精進湖をぐるりと回った。
 ヤマトリカブト、セキヤノアキチョウジ、キバナアキギリ、シュロソウ、リュウノウギク、ツルニンジン、オヤマボクチ、リンドウなどが咲いていた。

 下界に降りて、青木ヶ原樹海の中の遊歩道を歩いていたら、オニナラタケやアカモミタケがそれなりに手に入った。
 写真は、パノラマ台から見た富士山。
 大室山を手前に、いわゆる「子抱き富士」である。

 自動車に戻ったら、雨が降り始めた。

パープルスイートロード

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 好天の一日、終日農作業。

 ホウレンソウ予定地の草むしり、耕耘、種まき。

 サツマイモの片づけ、途中まで。
 芋から苗取りをして植えているせいか、どうも調子がよくない。

 今年は、シモン1号・安納芋・ハヤト・パープルスイートロード・種子島紫を、数本ずつ植えた。
 もっとも安定していたのは、パープルスイートロード。
 ジョージ=ハリスンの曲みたいな品種名だが、紫皮の紫芋で、なかなか甘みが強い。
 安納芋は相変わらず不安定で、シモン1号とハヤトはまぁまぁ。種子島紫はもっとも不安定で、ろくなイモがとれなかった。

 あとは、宮内菜と紅菜苔に追肥。
 ピーマン・キャベツ・ナス・オクラなどの収穫。
 大納言(小豆)と秋インゲン(穂高)の収穫少々。

武尊山山行記

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裏見の滝

滝展望台のアスナロ

ハナイグチ

紅葉始まる稜線

色づくオオカメノキ

上ノ原道合流点のネズコ大木

 武尊山山行記を追加。
 ひさびさに晴れて、運動会日和の、いい一日だった。

 ほんの少し早起きをして、草むしりをした。

宝台樹キャンプ場のきのこ

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オオキツネタケ

OLYMPUS E-510+14-54mm F9.0 1/4 ISO100 EV-0.3
シロヒメカヤタケ

OLYMPUS E-510+35mm F9.0 1/20 ISO100 EV-0.3

 慢性的多忙状態が続く。
 宝台樹キャンプ場では、ハナイグチ以外にも、各種きのこが出盛りだった。

 ここで見た中では、オオキツネタケシロヒメカヤタケが初見だった。

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