2004年4月アーカイブ

ブナとツガの実

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ブナとツガの実 昨日届いたサツマイモ苗は、今日植えないといけない状態でしたので、2時間のお休みをいただいてイモ苗の植えつけ。
 4月にサツマイモを植えたのは初めてなので、先日のような遅霜がないか不安もありますが、週間予報を見る限りもう大丈夫と判断。

 ここ何年か、自分で育てた苗を使っていたのですが、それだとどうしても植えつけが遅くなってしまう上、コスト的にも合わないので、今年は素直に苗を買いました。
 肥料はなしですが、マルチを敷いて植えました。

 退勤後、灌水とナス苗ほかの植えつけ準備、土砕き。
 できれば明日あたり、里芋を植えたいところ。

 写真は、昨日の山で足元に落ちていたブナとツガの実。
 この時期に落ちているのですからもちろん、中はカラッポ。
 中身の入った実は、ネズミやリスがどこかに持ち去ってしまったはずです。

春の渓流

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春の渓
 パソコン修理以来、フリーズしないので、どうも効果があったような感じ。
 FDD交換、メモリ増設、セカンドファン停止のどれがよかったのかは不明。

 本日は早朝から渓流釣り。
 標高1000メートル以上の奥秩父の渓流ですので、新緑が始まったばかりの渓でした。
 釣果はボウズでしたが、一日思いきり遊ばせていただきました。

 さえずりを聞いた鳥。
 エゾムシクイ、ミソサザイ、センダイムシクイ、コルリ、ヤマガラ、ヒガラなど。

 渓の帰りに種苗店に寄って、予約しておいたサツマイモ苗を買ってきました。
 あとついでに、ヤーコン苗も。
 連休は、たまってしまった農作業をこなさないと。

セレモニー

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 本日は仕事を休んで、大宮でおこなわれたちょっとしたセレモニーに出席してきました。
 銀行の頭取や重役のみなさんが居並ぶ中でのセレモニーでしたので、もちろんネクタイは締めていきましたが、名刺を持っていき忘れました。

 やれやれ。
 これじゃ営業なんかぜったいにできないですね。

 パソコンの調子がいよいよおかしいので、フロッピードライブと増設メモリを買ってきました。
 これでどうにかなるものやら。
 もしだめだったら、いよいよやっかいなことになるなぁ。

FDD交換

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 下記のように考えながら壊れたFDDを交換し、メモリを増設(256->512)し、セカンドファンの電源を引っこ抜いてみたら、まぁまぁいい感じ。
 これでしばらく様子を見ることにしましょう。

 それにしても、筐体をあけてみてびっくり。
 わたしのパソコンには、埃と細かな灰が積もっていたのでした。
 マザーボードのすき間とかにカメムシが入っていなかっただけでも、上出来かな。

 西丸震哉『体内崩壊』(法研)読了。

ゼンマイの綿毛

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ゼンマイの綿毛
 今日は2時間以上も超過勤務だったので、都合12時間近くも働いていたことになります。
 けっこう大変ですが、人間相手ですから忙しいときがあってもしかたがないと思います。
 仕事自体は面白いのですから。

 それでも、長時間の立ち仕事だけに、腰痛にはいささか酷でもあります。
 あまり動かずに立っていると痛くなるのですが、山歩きや渓流釣りのように、アクティブに体を動かしていると、ずいぶんリフレッシュします。
 軽い腰痛には、適度な運動や気分転換が効果があるのかもしれません。

 妙高で、ゼンマイの綿毛が川べりで揺れているのを見ました。
 ゼンマイの綿毛は沈む毛鉤を巻くのに使います。
 サカナがヒットする瞬間を思い浮かべながら、毛鉤なんか巻いてると、なんだかわくわくしてきそうなのですが、そんな時間は当分とれそうにありません。

遅霜

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霜げたジャガイモ
 明日は雨が降りそうだという予報に期待して、本日の畑仕事は休み。
 一昨日少し役に立ったスタッドレスタイヤを、ノーマルに履き替えました。

 昨日、帰りに畑に寄ってきたのですが、日曜日の朝の冷え込みで、ジャガイモやインゲン豆が霜に当たって枯れてしまいました。

 ジャガイモはダメージはあるものの、やがてまた芽が出てくるのですが、インゲン豆は復活不能。
 3週間かけて、大切に育ててきたのがダメになってしまったので、かなりショック。

 写真は霜げたジャガイモ。

ショウジョウバカマ

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ショウジョウバカマ
 25日は快晴。

 みんながコゴミなどを探している間、前日に竿を振った小川べりで、花や山菜の写真撮影。
 このあたりのショウジョウバカマはアズマイチゲなどといっしょに、あぜ道に咲いています。
 真っ白な妙高山を背景にして、きらきら輝く流れのわきのショウジョウバカマの濃ピンクがとても鮮やかでした。

 帰りは少し北に足を伸ばして、道の駅新井で買い物。
 ハタハタやワカメがとても安かった。

春の小川

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春の小川
 24日は、瀬音の森の仲間との山菜教室に参加するために、早朝から妙高高原に出かけました。

 冬型気圧配置とあって、関東平野は快晴でしたが、信越に近づくにしたがって、黒い雲におおわれてき、妙高近くでは本格的な降雪となりました。
 シャーベット状の積雪の中、会場の山荘に着いたときには、はたしてどれくらいの積雪になるかと気がもめましたが、午後には雪もあがりました。

 午後は、近くの小川でSさんと久しぶりにイワナのエサ釣り。
 はじめは釣り方が思い出せませんでしたが、なんとか数匹のイワナとヤマメを釣ることができました。

 釣りをしたのは廃田あとを流れる小さな川で、渓流とは言えない流れでした。
 写真は25日に撮ったものですが、一見したところ、メダカや鮒が泳いでいそうな風景です。
 背景の山は、妙高火打。

 夜は、コシアブラ、タラノメ、ハリギリ、アケビの芽、フキノトウ、コゴミなどを食べながらの大宴会でした。
 早朝からの行動のため、わたしは早々に沈没。

『ああ南壁』

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 やれやれ。やっと一週間が終わりました。
 金曜の夕方近くになると、同僚たちと「疲れたなぁ」「ほんとだなぁ」と言い合うことが多くなりました。
 以前は土曜日がありましたから、金曜日に疲れきるわけにはいきませんでしたが、ここ数年仕事の密度が格段に増しているのを感じます。

 まぁでも、仕事があるだけ幸せです。
 しかし、心病む教師や自殺する教師が増えているのは、納得できます。

 本日も少し超過勤務をしてから、畑でうね立てをやってきました。
 このところ日が伸びて、だいたい7時まで野良にいられます。
 作業ができるのは助かるのですが、帰宅するときには、ボロぞうきん状態。

 植えつけを終えるまでのがんばりと思って、毎年この時期を過ごしています。

 雑木林や川べりにからんだ、フジの花が咲き出しました。

 藤木高嶺『ああ南壁』(中公文庫)読了。
 戦後の登攀史のなかでも有名なエベレスト南壁敗退の記録です。
 いろんな本に書かれている登攀ですが、活動の要点を記録したオフィシャルなものに近い記録といえます。

 偏見を持ちながら読んだからかもしれませんが、ネパールの生活やシェルパの心情に関する記述がまったく欠落しているのはなぜだろうと思ってしまいます。
 登山が登攀記録にのみ終始するものであれば、自己満足もいいところ。
 普遍的価値が欠落した登山記は面白くても、軽薄な印象を否めません。

暑い日でした

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 本日は小1時間ほど超過勤務となったので、農作業は、フローレンスフェンネルの植えつけと、ピーマン予定地のうね立て、灌水のみ。
 ずいぶん暑い日でした。

土砕き

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 昨日の疲れが残っていたのか、仕事面で少し気疲れしたからか、なんだか疲れた日でした。
 暑かったせいかもしれません。

 農作業は、カボチャ予定地のうね立てと、サツマイモ・ピーマン予定地の土砕き。
 マンノウで掘り起こした土はまだ、硬いままなので、それを叩いて砕かないと、作物が植えられるような土にならないのです。

 大量の落ち葉堆肥を入れているつもりなのですが、いつの間にか、堆肥が消えてしまいます。
 ということは、野菜たちによって消費されているのでしょう。

 昨日、サツマイモ苗を予約してきました。
 今年は買った苗を使って、少し早植えしてみようと思います。

山林作業

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 今日は終日、若い人たちと山林作業。
 若者たちは、なんだかんだ言いつつ、山仕事になると、ホントによく頑張ります。
 普通の学校には、生徒がこれほどがんばる場面はほとんどないと思います。

 木に登って枝を切ったり間伐したりする作業は、たいへん危険だしとても難しいものですが、技術的にもりっぱなものだと思います。

 資源が十分にあり、需要もたくさんあるにもかかわらず、このような技術を生かせる仕事がほぼ皆無に等しいという現実は、どう考えてもおかしいと思います。

 日本の自然環境に即した暮らし方とはどういうのか、考えてみれば、外国材を野放図に輸入するというやり方に無理があるのは明らかだと思うのですが。

被拘束者バッシング反対

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 イラクで拘束されていた3人に対する、政府筋からのバッシングが起きています。
 解放前から、一部マスコミによる「自己責任論」が流され、それに沿って、3人の家族へのこれまた匿名の嫌がらせが浴びせられました。

 バッシングはむしろ解放後に強まった感じがします。
 公明党冬柴幹事長の「損害賠償請求するかは別としてかかった費用は公表すべき」(asahi com)などのその一環。

 ちなみに外務省は、これに類する声に配慮して、帰りの航空運賃と健康診断費用は本人に請求すると決定しました(asahi com)が、それはごく当たり前のことであって、冬柴氏らの言うような制裁の意味を含む請求はしないようです。

 小泉首相以下、政府が今回の事件でなんの心配もしなかったとか、意味ある行動を全くとらなかったと言うつもりはありません。
 14日の生活記で書いた在イラク米軍の蛮行問題については、小泉氏はチェイニー副大統領に、「ファルージャの事態改善」(asahi com)を要請していたとのこと。
 この労は多とすべきでしょう。

 しかし、今回の事態の過程で、政府が解放に向けてどれだけ有効な手だてを打ってきたのか、上記以外には全く明らかでありません。
 報道を見る限り、10日近くに渡り政府がやってきたのは、「情報収集」とアメリカ・ヨルダンなど「関係国」への協力要請でしかなかったように見えます。
 ちがうのでしょうか。

 首相は、3人を拘束した人をテロリストと呼び(asahi com)、彼らが自衛隊撤兵を要求してきた事実さえ「未確認」と述べています。(asahi com)

 首相が頼りにするアメリカは、事件のさなかに、「彼らを拘束し、法の裁きにかけ、組織を壊滅させる」(パウエル国務長官)と語り、事件を起こしたイラク人を威嚇してみせたものの、解放に向けた行動は何一つとりませんでした。

 しかし、「犯人」の目的はアメリカ軍に協力する自衛隊の撤退要求にありました。
 彼らの日本政府に対する「犯行声明」(asahi com)は、「米軍は我々の土地に侵略したり、子どもを殺したり、いろいろとひどいことをしているのに、あなたたちはその米軍に協力した 」と述べています。

 4月10日に出された「解放声明」は、「日本の政治家たちは、国民の意思を反映しているのではなく、ブッシュ(米大統領)やブレア(英首相)の犯罪的な振る舞いに従っている」と指摘しつつ、「(人質の)日本人たちがイラク国民を応援していることや、家族の悲しみを考慮し、日本国民の姿勢も評価」したが故に、解放することにしたのだと述べています。(asahi com)

 3人の命を救ったのは、家族のみなさんの必死の訴えであり(asahi com)、イラクへ向けた日本の民間のアピールであり、「ナホコの代わりに僕を人質に」と語ったバグダッドの少年の訴え(asahi com)に他なりませんでした。

 「犯人」との仲介にあたったイスラム宗教者委員会は、「我々の努力を日本人の多くが評価してくれている。しかし、日本政府はそうではないようだ」と述べています。(asahi com)

 イラクの現実を誰かが伝えてくれなくてはなりません。
 占領下のイラクで、困っている子どもたちを誰かが助けなくてはなりません。
 そのような使命感に基づいて行動できるのは、うらやましいことです。
 これからの世界には、そのような人がもっとたくさん必要です。

 被拘束者バッシングには反対です。

イワナ稚魚放流

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放流したイワナ稚魚
 今日は終日、荒川水系渓流保存会の秩父在来イワナ稚魚放流。
 わたしは、入川放流組だったので、矢竹沢出合から赤沢取水堰の間の森林軌道あとを歩いて、数ヶ所に稚魚を放流してきました。

 入川では、ミツバツツジが満開。
 岩場が濃いピンクに染まっているようすは、えもいわれぬ美しさでした。
 足もとには、ミミガタテンナンショウ、ワチガイソウ、ヒトリシズカ、ハシリドコロなど。
 高校生や中学生がいっしょに行ってくれたので、未来に展望が持てる感じがしました。

 とりあえず、当分はおじさんががんばっとくケンネというわけで、腰痛にもめげず、稚魚を入れたポリタンクを小1時間ほど担いで歩きました。

 終了後、畑に直行。
 灌水と除草、小豆予定地のうね立て。
 帰りに里芋(石川早生)の種イモを買ってきました。

 写真は放流直後の稚魚。
 ついさっきまでは、水槽でペレットの粉末をもらって食ってたのですが、いきなり自然の川に放り込まれてしまいました。
 在来イワナらしく、こんな稚魚でもヒレは黄色く染まっています。

 とりあえず、どうしたらいいかワカラナイけれど、あとは生まれついた本能を信じて、たくましく生きていくしかありません。
 放流直後はしばらくじっとしているのですが、元気のいい子から順に流れの中に飛び出していったり、流れてくる小さな虫をつついたりしていました。

畑仕事・山仕事

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 午前中は、畑仕事。
 インゲン豆(尺五寸)とカボチャ(バターナッツ)をジフィーポットに播種。
 先日まいたインゲン豆(まんずなる)は、発芽不良(50%くらい)ですが、芽が出ると成長は早い。
 もう本葉が出てきたので、畑に持っていって植えつけてきました。

 春インゲンは、露地で作ると、苗を植えたとたんに、アブラムシがついて枯れてしまいます。
 これを防ぐには、網を掛けるのがもっとも確実。
 ということで、まんずなるインゲンは、マルチを張った上に植えつけ、網を掛けました。
 ツルが出てぐんぐん伸び始めると、網は不要になりますので、はずして支柱を立てます。

 昨日作ったナス・トマトのうねに元肥を入れました。
 ナスは特に、元肥をしっかり入れておくと出来がよいと思います。
 わたしの場合、元肥は鶏糞ですが、連休前後に植えつけるためには、この時期に施して土になじませておきます。

 キャベツの苗が少し余っていたので、これも植えつけ。
 キャベツはどうしても、マルチ+網掛けが必要になります。

 今年も、夏小豆を作る予定。
 去年ピーマンを植えたところに小豆を植えるつもりで、土塊を砕いて準備を始めました。
 あんこや汁粉など、ことのほか小豆の使用頻度が高いので、去年より作付を少し増やすつもりです。

 尺五寸(ケンタッキーワンダー)予定地とカボチャ予定地もうね立て。
 そうこうしている間に、イエローズッキーニの芽が出てきました。

 午後は、簑山でコナラの伐採と玉切り。
 昨年秋に伐っておいたコナラですが、たちの悪いかかり木になっていました。
 これを下から160センチごとに伐りながら、かかりをはずしていきます。

 かなり危ないので緊張するのですが、なんとかうまくいきました。
 チェーンソーのエンジンが始動しなくなってしまったので、日暮れ少し前に終了。

 簑山では、ウワミズザクラが咲いていました。
 コナラ林では、下生えのヤマツツジがもう少しで咲きそう。
 わが家付近より春が進んでいて、新緑が鮮やかでした。

芽吹きの季節

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ニリンソウ変わり花
 今日は、若い人たちと一日山林作業でした。

 里山は今ちょうど、桜吹雪の舞う中、芽吹きの季節を迎えています。
 ニリンソウ、クサイチゴ、ヒトリシズカ、ミミガタテンナンショウ、ヤマブキ、チゴユリなど、草木の花が咲く中、汗を流してきました。

 仕事のあと、整形外科に通院。
 腰痛はずいぶんよくなりましたが、まだすっきりとは治りません。

 夕方には畑に行って、ナスやトマトの植えつけ予定地のうね立て。
 朝早くに、自宅でジフィーポットにキュウリの種まきもしたので、キュウリのうねも作らなければなりません。

 1ヶ月前に播種したピーマンがようやく発芽をはじめました。
 遅いなぁ。
 ジャガイモも順調に芽を出しています。

 写真は、今日の山で見たニリンソウの変わり花。
 おしべの一部が花びら化して、菊咲きになっています。

よかった

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 イラクで拘束されていた3人が解放されました。
 この一週間、ずっと心配していましたが、とにかくよかったと思います。

 イラクをめぐる情況は相変わらず予断を許しません。
 アメリカが兵力を増派すると言っている一方で、アメリカ兵の厭戦ムードも伝わっています。
 ブッシュは、大統領選挙をめぐる動きでも、ケリーに後れをとっている感じです。

 イラクの混乱のどさくさに紛れてアメリカ製の大量破壊兵器を持ち込んで、「フセインの大量破壊兵器発見!」をでっち上げようとする話までが、流れています(田中宇の国際ニュース解説)。

 個人ではできないが国家にならできるのが、流血の停止にむけた交渉を提案したり仲介したりすることです。
 日本に求められているのはそういうことだと思います。

 日本人拘束の「犯行声明」も、「日本の国民はイラク国民の友人だ。我々、イスラム教のイラク国民は、あなたたちと友好関係にあり、尊敬もしている 」と述べていますasahi com)。
 今後も中東諸国と、なおいっそうよい関係を保つためには、平和にむけた努力をもっとするべきだと思います。

政府がやるべきこと

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 10日の生活記で、イラク・ファルージャの事態について、自分なりの見方を書きましたが、その後の報道を見ると、やっぱりそうだったんだと考えざるを得ません。

 こちらのサイトの分析を見ていると、作戦上の行き詰まりの中で、アメリカ軍がファルージャの虐殺ともいうべき事態を引き起こしていることは確実だと思われます。上記サイトからリンクされているアルジャジーラのサイトにある、アメリカ軍に虐殺された子どもたちの写真は、とても正視できるものではありません。

 長くイラクで対立を続けてきたイスラム教シーア派とスンニ派とが、対米闘争で提携し始めたという報道が、数日前から流れています。これも、アメリカ軍の作戦を困難にさせているものと思われます。

 それでも、アメリカ軍は誰が敵かもわからない「戦闘」(その実態は住民虐殺と破壊・窃盗 ニュースソースはこちら)を続けており、ブッシュは1万人の兵力を追加投入する(Sankei Web)そうです。
 民家を破壊しているアメリカ兵の写真がこちらにも掲載されています。

 ブッシュは、戦争の口実を大量破壊兵器問題からサダム=フセインの専制政治にすりかえて、イラク占領を続けてきましたが、この間の事実は、アメリカ軍のイラク国民の敵としての本質をはっきりさせてしまったようです。

 日本人3人を拘束している人たちは「ファルージャの普通の住民だ」(MSN-Mainichi INTERACYIVE)とのことです。
 普通の人々がアメリカに、激しい反感と憎しみを持っているのです。

 3人の命を最優先に考えるならば、たまたま来日していたとはいえ、ブッシュよりはるかに強硬派のネオコンだといわれるチェイニーに「よろしく頼む」というのは、日本と日本人への疑念を増幅させる行為でしょう。
 MSN-Mainichi INTERACYIVEは、「人質事件の犯人グループが拠点にしているとされるファルージャの部族長の一人は『ファルージャでは今月、イラク人が600人以上、米軍に殺害されている。この時期に米国との協力を強調することは、日本がイラク人の敵であることを示すものだ』と強い口調で日本政府を批判した」と伝えています。

 拘束されている人たちを救う上で小泉首相に最優先でやってほしいことは、アメリカに対し、イラクの一般住民殺害や略奪をやめるよう求めることです。

 人命救助が優先か、アメリカのご機嫌とりが優先か。
 簡単なことでしょうに。

哀れ野菜

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 12日はすごく暑い日でしたが、生活記に書いたとおり、忙しくて畑に寄ることができませんでした。
 冬以来かけてあるビニールトンネルの中で、菜っぱたちが蒸し焼きになってしまうのではないかと心配だったのですが、そんなわけで様子を見ることもできませんでした。

 それがとても気になったので、13日の明け方、早起きをして畑に行ってきました。
 案じたとおり、野菜はかなりだめになっていました。
 それでも枯れてはいなかったので、ビニールをはいで、その代わりに網を掛けてきました。

 昨日はひどく眠かったので、更新できず。

 今夜は弱いながらも雨が降っているので、やけどしてしまった野菜たちには何よりの薬になったでしょう。

 「両神山群の山歩き」にお天狗様探検記を追加。

多忙日

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 まわりを見回すゆとりさえないほど、忙しい日。
 2時間の超過勤務で帰宅しました。

 今日印象に残ったできごと。
 職場の庭で、ずいぶん近くにツグミが歩いていましたのに、逃げようとしないので不思議だったのと、同じく職場の庭で黒い野良猫がすり寄ってきたので、可愛かったことくらい。

春の里山

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ミツバツツジ
 今日は午前中から、家の前の尾根を歩いてきました。
 自宅から歩き出して、すぐに山に取りつき、部分的に道のないところもありましたが、おおむね踏みあとがありましたので、ほとんど迷いませんでした。

 ミツバツツジは今が満開。
 ヤマツツジは咲いているのもありましたが、まだこれからという感じでした。
 食べられるきのこはありませんでしたが、マゴジャクシの群生を一ヶ所見つけました。

 今は山菜類が第一のピークを迎えています。
 タラノメ、ヤブレガサ、フキノトウ、モミジガサなどがよく出ていました。

 帰宅後、若い客人がシイタケのコマ打ちを手伝ってくれたので、500コマ分を終了。
 助かりました。

 写真は尾根の上で見たミツバツツジ。

 武田文男『冒険物語百年』(朝日文庫)読了。

ファルージャの事態

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 アメリカ軍と住民とがきびしい対立を続けてきたファルージャで、アメリカ軍による住民虐殺がおこなわれているようです。
 asahi comは、住民の死者が450人を越えたと伝えています。
 このニュースのソースは明らかにされていませんが、たぶん直接取材ではなく、アラブ系通信社からの又聞き記事だと思われます。
 とはいえ、米軍情報よりはこちらの方がよほど信頼できます。

 これは、1968年に米軍によって起こされたベトナム・ソンミ村虐殺事件と同様に記憶される事件かもしれません。
 ファルージャの事態は、先月末、この町でアメリカ軍属4人が殺害され、遺体が住民により陵辱されたことへの報復であろうと推測されます。

 そして、3人の日本人が拘束されたのも、ファルージャであろうと伝えられています。(YOMIURI ON-LINE)

 今井紀明くんがバグダッドへむけ出発する直前(4/7 11時)に、アンマンで書いたメールには、「なぜか昨日からいきなり情勢が悪化してきたので、多少不安があります」とあります。
 これは、アメリカ軍によるファルージャでの虐殺によって、占領軍に対する憎しみが爆発的に高まったことを意味するのではないかと思われます。

 日本は、女性・子どもを含む無実の住民をアメリカ軍が虐殺している事実を直視し、アメリカ軍に抗議すべきです。
 まさにテロ国家に他ならない今のアメリカに何も言えず、ひたすらアメリカの手下としてイラク派兵を続けるべきではありません。

 3人が無事でありますように。

高遠さん・今井くんのサイト

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 昨日来、イラクで人質になっている3人のことがたいへん心配です。
 3人とも、イラクとイラク人のことを一生懸命考え、行動している人たちです。
 なにかしたいけれど、どうしたらよいのか。

 3人のひとり、高遠菜穂子さんのサイトはこちら
 また同じく今井紀明くんが代表をしている団体のサイトは、こちら

暑い日でした

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 本日はほぼ終日、秩父事件研究顕彰協議会の集まりに出ていました。

 帰宅後ひと休みしてから、煙突掃除。
 その後は暗くなるまで畑仕事。
 灌水、耕耘。ニラ、大阪しろ菜、ネギの収穫。

 暖かいというより、暑いくらいでしたので、トンネルの野菜が傷んできました。

 長谷川恒男『生きぬくことは冒険だよ』(集英社文庫)読了。

イワナ原稿

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 退勤後、日が暮れるまで畑で農作業。除草と灌水、ニラとラディッシュの収穫。

 秩父の環境を考える会というところから頼まれて、2年前に「渓流の魚・イワナの謎」というビデオ番組を作りました。
 その番組の紹介本を作りたいという話がありましたので、現在、根つめ仕事で作業中。

新ニラ

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 山肌が昨日より今日の方が蒼くなっています。
 山の色はこうして、初夏まで毎日変わっていきます。

 職場のある市街地の桜は満開。

 日が伸びたので多少超過勤務をしても、畑に行けます。
 今日は草むしりとニラの収穫。

 早春に咲いたホトケノザは、もう枯れて種子をまき散らしています。
 たいしたものです。

 収穫したニラを湯通しして食べましたが、新ニラのおいしさは凄いものがあります。
 甘みも強いし、やわらかい。
 新ニラの食感は、夏ニラの及ぶところではないと思います。

ヤブレガサ

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ヤブレガサ
 西丸震哉『食物崩壊』の読書ノートを更新。

 今日の最高気温は20度を超えていたようです。
 おおむね在宅していましたが、家の中ではカメムシが大はしゃぎしていましたので、一日でたぶん数十匹は捕まえました。

 夕方に畑に行って、京菜の種まきと耕耘。
 大阪しろ菜を間引いて食べてみました。
 しろ菜のように葉っぱが波うっていませんが、食感はしろ菜同様にやわらかい菜でした。

 このところ、セリ・ナンテンハギ・ワサビ・ヤブレガサなど、山のものの芽生えを少しばかりいただいています。
 春らしい苦みがなんともおいしいです。

 写真は、ヤブレガサ。

ニリンソウ

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ニリンソウ
 家のまわりの山が、わずかずつ青くなってきました。
 当地の桜はまだ、咲き始めたばかりですが、山里の人家の庭では、桃の花がさかんに咲いています。

 山の斜面の日だまりでは、カタクリ・ニリンソウ・ユリワサビ・ハルリンドウなどが咲いています。
 クロジ・ミソサザイ・シジュウカラ・ヤマガラのさえずりも聞こえます。

 腰痛はずいぶんよくなりました。

 根深誠『シェルパ』の読書ノートを更新。

出張

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 本日は熊谷市へ出張。
 あちらでは荒川の土手わきの桜がもう、散りはじめていました。
 ウィークデーにもかかわらず、花見客がおおぜい出ていて、カラオケなど歌っていました。
 帰宅したときにはもう暗かったので、畑仕事は何もできず。

 1ヶ月くらい前から、明け方になるとトラツグミが鳴きます。
 鳴き声を録音してみたいのですが、なかなかうまくいきません。

シジュウカラ

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 今日は午前中出勤で、午後は身体休め。
 ひさびさにとても寒い日でした。

 公式発表では、降水量1ミリと出ていますが、当地では一日、かなり激しく降りました。
 夜になって雨は雪に変わり、今のところ積雪約2センチほど。
 明日は早朝から出張なので、これ以上降らないでほしいです。
 スタッドレスタイヤを交換しないでおいてよかった。

 昨年、庭のケヤキにとりつけておいた巣箱に、シジュウカラが入りました。
 若夫婦が、新居を整頓中。
 無事に子育てが終わってほしいものです。

 冷たい雨の中、ホオジロの夫婦が庭を歩いていました。

カタクリ

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カタクリ
 今朝も普通どおりに出勤。

 ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、学校という職場で、部活動指導というのは基本的に、仕事をしたとはみなされません。

 どこの中・高校でも夕方7時とかそれ以降まで部活動がありますが、どんなに遅くまでがんばっても超過勤務にはなりません。
 これを勤務とみなすと、教員の労働時間は、労基法違反になってしまいます。
 勤務とみなされなくても、万一事故があれば民事・刑事・行政上の責任は負わなければなりませんから、のほほんとやっているわけにもいきません。

 休日出勤についても同じ。
 外国の例を引いて、部活動は学校ではなく地域が引き受けるべきだと言う人もいますが、現実に学校に対しニーズがあるのですから、理想論だけぶっていても、意味ないです。

 それでも午後は帰宅して、インゲン豆(まんずなる)のジフィーポットへの種まき。
 ホームセンターに立ち寄ったら、早くもナスやピーマンの苗を売っていました。
 ナス苗の畑への植えつけは5月初めでいいのですが、植えつけまでにできるだけ大苗にしておくと、早く食べられます。ですから今買ってもいいのですが、今日は自重。
 そのかわり、シランの苗を衝動買いしてしまいました。

 近所の人たちが熱心に農作業しているので、思わずあおられてしまいました。
 家でひと休みしてから夕方、畑に出かけ、キャベツ苗の植えつけ。
 今回は、マルチを張ったところに植えつけました。
 キャベツは、薬を使わない限り、露地に植えると「青虫城」と化してしまうので、網を掛けますが、夏のコオロギとちがい、モンシロチョウは網の下をくぐってくることはないので、あまりていねいにやらなくてもいいのです。
 あとはインゲン予定地の耕耘。

 早くもニラが食べられるようになりました。

 庭の一角で、カタクリが咲きました。
 たった一株しか植わっていないので、さびしい感じ。
 山のカタクリを見に行きたいものです。

ヤマザクラ

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 昨晩も、いい雨が降りました。
 夕方、退勤後に畑に寄って、トンネルのビニールをはいできたので、野菜に水がかかりました。
 少し離れている用水路までバケツを持って水くみに行ける状態でないので、天水による灌水ができると助かります。
 今日は出勤前にビニールをかけて行きました。

 このあたりでは、ヤマザクラがもう、咲いています。
 少し色づき始めた山肌に、薄いピンクの花煙がぼっ、ぼっと点在しています。
 山に行きたいなぁ。

 職場のソメイヨシノは9分咲きという感じ。
 まだ散り始めてはいませんが、8日の入学式までもつかどうか。

 この週末はずっと出勤になってしまいました。
 生徒のためにはやむなし。

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