2003年8月アーカイブ

まくわうり

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マクワウリ 本日午前中は研究会。
 午後少し雨が降りましたが、夏休み最後の長尾根詣でに行きました。
 食べられるきのこはあまり出ていませんでしたが、ハナガサイグチの写真が撮れたので、大満足。ほかにも、キクバナイグチの状態のよい個体などが見つかりました。

 その後夕方遅くまで、野良仕事。
 ここ数日、ピーマンを収穫していなかったので、たぶん50個以上採れました。

 夏野菜の中でもピーマンは、収穫期に幅があるので、扱いやすい方です。
 オクラやキュウリ、ズッキーニなどは、一日とり遅れたら、巨大化して悲惨なことになります。
 ピーマンはおおむね若採りします(株を疲れさせないため)が、多少とり遅れても大きくなるだけで、味に変わりはありません。
 むしろ肉厚の実の方が甘みが強いように思うくらいです。

 大根は、思いきって間引きをしました。
 間引いて1本にしたら、コオロギにやられるわけにはいきません。
 でも、涼しいせいか、成長が早いので、このぶんで行くと、まずまずうまくできそうです。

 昨日から、キビに掛けた防鳥網にスズメが掛かっています。
 キビのうねのまわりは、スズメが食い散らかしたキビの殻が積もっています。
 掛かったスズメは、足がからんでしまっているので、逃がすには網を切らなくてはなりません。
 網を切ったらそこからまた、スズメが入ります。
 いったい何やってんだろ。

 マクワウリを片づけて、ホウレンソウの種まきの準備。
 今年のマクワウリは、冷夏のせいか、思ったほど採れませんでした。
 でも、とてもさわやかで、おいしい。

キュウリを論ず

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メドゥセージ 本日は、研究会があったため、そちらに集中。
 相変わらず、過ごしやすい一日でした。

 集まりが終わってから、急いで畑に行って、夜に食べるものを調達に行きました。
 今年は、オクラ・ピーマンなどの夏野菜が今ひとつ、元気ありませんでした。
 同じ夏野菜でも、ナスは、ずっと好調でした。
 ナスは例年、真夏に夏ばてするのですが、今年はコンスタントになり続けてくれました。

 第二弾のキュウリも元気なくなりました。
 そろそろキュウリがしこたま食える季節も終わりになります。
 キュウリの最盛期には、毎日10本ほどを費消します。

 スーパーで売っているキュウリは、プロが作っていますので、ほぼすべて接ぎ木苗を使っていると思います。
 キュウリには連作障害があるので、苗は、カボチャの台に継がないと連作できないのです。
 ちなみに、秋から春にかけて売っているキュウリはハウス栽培のもので、接ぎ木苗をボイラーで加温した温室内で育てられています。
 手間も経費もかかったキュウリなのです。

 ところが、種から育てて露地で作ったキュウリは、ハウスのより香りがさわやかでやわらかく、歯切れもいいのです。
 食ってみれば、ちがいは歴然としています。

 悲しいのは、秋になったら、露地でキュウリを作るのはとてもむずかしいということ。
 わたしなどは、冬野菜の準備をしなければならないので、秋キュウリは作りません。
 夏の間しこたま食って、秋になったら来年のキュウリの夢を見るのです。

 写真は、庭のメドゥセージ。
 ベルガモットが終わってしまったので、アゲハたちは、近ごろ、こちらを訪れているようです。

原稿書き

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 日中は暑くなりますが、朝晩はとても涼しく、ずいぶん秋らしい毎日になりました。
 家のまわりでは、夜になると、ツヅレサセコオロギのリィリィリィリィという呼び鳴きが聞こえます。

 この間しばらく、原稿書きの日々。
 休み時間に畑仕事にも行きますが、晴れると暑いです。

 秋野菜の準備も着々というところですが、9月になると、一段と忙しくなるし、日も短くなるので、余裕はありません。
 週末は連日、秩父事件の研究会に出る予定。

 「草の乱」のシナリオ第三稿に目を通しました。
 すばらしい出来映えだと思います。
 キャストもすべて決定。
 テレビも映画も見ないわたしには、知らない役者さんたちばかりですが、たいへん豪華なキャストだとのことです。
 どうぞ、お楽しみに。

志賀高原

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タテヤマウツボグサ 昨日から、志賀高原に出張。
 本日帰宅しました。

 月曜日はまずまずよい天気でしたが、今日はそれほどよくありませんでした。
 しかし、アチラは涼しかった。

 志賀は一段と秋の山という感じ。
 アキノキリンソウやハナイカリが一面に咲いていました。

 帰宅後、甘利山と志賀山の山行記書き。

 写真は、志賀山のタテヤマウツボグサです。

甘利山・千頭星山

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ミドリヒョウモン 8月中に休めそうな日がもうないので、早起きをして、南アルプス前衛・甘利山に行ってきました。

 駐車場で車から降りると、ヤナギランの花がらが目に入ってきました。
 それを見て、今年は初夏から夏が来ないまま、初秋になってしまったんだなぁと感じました。

 甘利山で初秋の花々を愛で、千頭星山まで足を伸ばして、カラマツ林のきのこを見てきました。
 カバイロツルタケ、ハナイグチ、カラマツベニハナイグチ、コチャダイゴケ、アミハナイグチなどが出ていました。

 千頭星山の山頂付近では、腰に毒瓶を吊し、大きな捕虫網をかまえた男が、少なくとも2人はいました。
 クモマベニヒカゲでもねらっていたんでしょう。
 各種ヒカゲチョウの仲間は、たくさん見ました。

 写真はミドリヒョウモン。
 子どもではないなんだから、蝶も片端から捕って殺すのではなく、写真に撮ってコレクションすればいいのに。

きのこ一段落

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カラカサタケ 正真正銘の夏がやってきました。
 椅子に、こないだまで着ていたフリースがひっ掛けてあります。
 とても変な感じ。

 本日は、長尾根を一回りし、畑で農作業をやってきました。
 この暑さで、長尾根のきのこは、ひと休みのようです。
 それでも、ムラサキヤマドリタケなんかが出ていたので、満足できました。
 このきのこも、10年くらいご無沙汰していたのでした。

 畑では、キビの網掛け。
 猛暑の中の作業で、頭がくらくらしてきました。
 近所の畑でも、みなさん疲れたような顔をしておられました。

 こんな日に、野良仕事をするのはとても無理です。
 ちょっと暑気あたり気味。

 写真はカラカサタケ。
 今年は、マントカラカサタケをよく見たのですが、カラカサタケは初めてでした。

原稿書き

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ヒメキマダラセセリかな? 本日はほぼ終日、原稿書き。
 いくらか、進みました。
 調べに行く必要ができたので、夕方少し出かけましたが、きのこを見に行く余裕はありませんでした。

 昨日は、ネット通販で注文していた本が届き、今日は、ネット古書店に注文していた本が届きました。
 今チト余裕がないので、じっくり読むことができないのですが、後日の楽しみにしておくつもり。

 サッシに小型のセセリチョウがやってきました。
 子どもの時には見たことない種類。
 この写真だけでは、とても同定不可能です。
 ヒメキマダラセセリかなぁ。

ツルタケ

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ツルタケ この夏は、職場の庭でも、各種きのこが出ています。
 まだ夏休みなんですが、ちょいと授業をやってから、校内きのこめぐりに行ってきました。

 一番たくさん出ていたのは、農場のクリ園のツルタケ。
 あっちにもこっちにも、数人でかたまって、なにかやっている感じ。
 ツルタケが生徒たちみたいに見えてしまうのは、職業病。

 わたしはツルタケは、食わんのです。

 こちらでは、この夏はじめて、暑い一日でした。 
 しかし、日が暮れると、コオロギやツユムシが鳴くので、もう完全に秋の風情です。

キマダラヒカゲ

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キマダラヒカゲ 少し明るくなりましたが、相変わらず夏の暑さとはほど遠い気温。
 やや蒸すのを割り引いても、人間にとっては過ごしやすい天候ですが、ピーマンやオクラなどの夏野菜の出来が今ひとつのような気がします。

 そんなピーマンたちに追肥するのは、がんばっている子どもにもっと勉強せいと叱咤してるような感じがして、ちょっと気の毒です。
 でもそろそろ、夏野菜も先が見え始める季節が近づき、雑草の伸びも、ややダウンした感じです。

 里山では、イグチ類に代わって、テングタケ科やベニタケ科のきのこが、よく出ています。
 いつかスミナガシがいたコナラに、キマダラヒカゲが何頭も、争うように吸液していました。

ギボウシ

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キボウシの花 本日もまた、霧雨もようの日でした。

 気温があがらず、雨がちな今年の夏は、陽当たりのあまりよくないわが家の庭でも、ミョウガだけは大豊作です。
 今咲いているのは、ギボウシとシュウカイドウ。
 これらの花は、晴雨にかかわらず、よく咲いています。

 いよいよ8月も下旬にさしかかりますが、これから晴れたとしても、この夏の総日照量は、もう取り返せないでしょう。

 夜に池袋で集まり。
 東京もずいぶん涼しいのですね。
 今夜は深夜帰宅でした。

アゲハモドキ

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窓ガラスにとまったアゲハモドキ ようやく夏が戻ってきたと思ったら、また、通り雨が降りました。
 洗濯物がちっとも乾かないので、困っています。
 それでも、気温はそこそこあがりましたから、8月の最後に猛暑が訪れるのでしょうか。

 ともかく、8月分の植えつけ・種まきは、終了しました。
 あとは9月まで、追肥や除草をしながら過ごすことになります。

 ヤマドリタケモドキの料理を食べながら、今日あたりどんなお客さんが来るかな、と思っていたら、屋根のあたりで、「けけけけけ!」という声がしました。
 こいつは正体不明。たぶんムササビだと思います。

 昨日ノコギリクワガタが来ていたガラス窓に、今日は、アゲハモドキが来ていました。
 この蛾の名前を覚えたのは、小学校低学年の時ですから、よく覚えていたもんだ。
 ガラス窓がいささか汚れていましたので、この写真では、ガラスの部分だけ、少々レタッチしました。(^^;

ミヤマクワガタ

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ミヤマクワガタ 本日も、曇りときどき雨の天気でした。
 相変わらず、寒い。

 秋野菜の植えつけをこれ以上伸ばせないので、ニンジン(第三次分)・大根・ニンニクの種をまいたり植えたりしました。
 しかし、本日の農作業も、降雨コールド。
 カブの種まきは、順延となりました。

 夜に、カワリハツのスパゲティなんか食っていたら、サッシのところで、なにかがキイキイ鳴いているので、あけてみたら、ミヤマクワガタでした。
 ミヤマクワガタは、京都にいた子どものころ、「ヘイタイ」と呼ばれていて、あまり希少価値がないクワガタの扱いを受けていました。
 図体がごついわりに、けんかに弱いのが多かったのです。
 子どものころは、なんといってもけんかに強いクワガタがいいクワガタと思っていました。

 「キソ」と呼ばれたノコギリクワガタは、小さくてもファイト満々だったので、こちらが採れれば、ミヤマは捨ててました。

 でも、久しぶりに見るヘイタイは、とてもかっこいい虫でした。
 記念写真を撮ったのち、庭に出ていってもらいました。

ホオベニシロアシイグチの味噌梅あえ
 天気は、まだすっきりいたしません。
 本日も、秩父地方は、弱い雨が降ったりやんだりしていました。
 神奈川県あたりでは、激しく降ったようですね。

 今日は、畑仕事と長尾根詣でと、きのこ料理で暮れました。
 長尾根では、ホオベニシロアシイグチとウスムラサキホウキタケ。

 ウスムラサキホウキタケは、体調不良の時は中毒しますが、今は大丈夫。
 ホオベニシロアシイグチは、食えないと書いてある本もありますが、食えないことはありません。

 それで、今日は、ホオベニシロアシイグチのおいしい食べ方研究。
 写真の料理を作ってみました。
 とてもおいしい。

雨がやんだ

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 雨がようやくやみました。
 このあたりでは、降り始めからの雨量は、100ミリを越えたようです。

 本日もフリースを着て、ストーブを燃していました。

 大根やカブの種をまきたいのですが、体調がよくない(というか今月はじめに怪我をした)ため、耕耘機が使えず、畑の準備が延び延びになってしまっています。
 時期的にはもう限界なので、明日には耕耘機をかけようと思い、今日の夕方、小雨の中、畑を鍬で掘り起こしてきました。

 耕耘機があるのだから、鍬は必要ないかと思われるかもしれませんが、ミニ耕耘機のパワーというのは、じつに弱々しいもので、人間の力とは、てんで比べものにならないのです。

 ルバーブがまたまた生い茂り始めたので、葉っぱをかっ切ってきて、ストーブの上でルバーブジャムを煮ました。
 このジャムがまた、カスピ海ヨーグルトととてもよく合うのです。

『ふぞろいの林檎たち4』

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 本日も、昨日にまして寒い日でした。
 朝から気温は、17から18度。
 室内でもフリースを着ていないと、寒くていられません。
 梅雨あけ宣言からしばらく燃していなかったストーブを、ひさびさに燃しました。

 天気図を見ると、梅雨前線がしっかりといすわっており、りっぱな梅雨の気圧配置です。
 『読売新聞』などは社説で、今年はコメ不足にはならない、などと断言していますが、わたしは、懐疑的です。
 はやく暑くなりますように。

 本日出会った、いい言葉。
 山田太一『ふぞろいの林檎たち4』(マガジンハウス)から。

実「俺たちはね、短所でつながってるの」
克彦「タンショ?」
実「そう。お互いの欠点を愛してるのよ」
克彦「はあ」
・・・・
実「なまじ誰かがりっぱな奴になったら、もう愛さないよ。ダメ同士だから、長続きしてる」

 だめなところがあったとしても、そこがその人らしさだと思えば、それを受け入れ、それを肯定する。
 人間と人間の関係とは、ほんらい、そんなものなのだと思います。

 学校は、人間の共生のしかたを教える場所でなければならないのに、人間を序列化し、規格にはまらないものを排除する場所になりつつあります。
 どうしたら、本来あるべき姿にできるのでしょう?

ヤマトシジミ

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ゴマシジミ このあたりは、真夏でも朝晩はおおむね涼しいのですが、けさあたりは、ずいぶん寒く感じました。
 わたしはひどい寒がりなので、長袖シャツの上にフリースまで着込んでいる始末でした。

 お盆のため、当地の道路はずいぶん混雑しています。
 秩父市内では七夕。

 夕方、畑に行って大除草をしましたが、雑草の勢いはまだまだ弱まりを見せてくれません。
 庭にヤマトシジミがたくさん飛んでいます。
 この蝶は、花のえり好みをしないようですが、ちょうど咲き始めたセージの花をけっこう気に入っているみたいです。
 ヤマトシジミの別の写真。

クヌギの幹

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スミナガシ また、雨になりました。
 今年はほんとに、夏が来るのでしょうか。
 ちょっと出かけるところがあって、帰りに長尾根をのぞいたら、相変わらず、ウラベニホテイシメジやヤマドリタケモドキが出ていました。
 でもきのこの峠は越えた感じ。

 クヌギの幹に、カナブンやオオムラサキ、スミナガシが集まっていました。
 こういうところにはよく、オオスズメバチも来ているので、要注意なのですが、ハチはいませんでしたので、安心して写真を撮ることができました。

 写真はスミナガシです。
 子どもの頃に見た記憶があるのですが、飛ぶのが速くて、とても採ることはできませんでした。
 昆虫たちにとってクヌギの樹液は、わたしにとっての美酒と同じらしく、オオムラサキもスミナガシも、恍惚として吸蜜していました。

コミスジ

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コミスジ あまり花もないのに、家には、いろんな蝶が訪れてきます。
 でも、蝶の写真は、なかなか撮れません。
 アゲハなどは、吸密しているあいだ中ずっと羽をばたつかせていますから、デジカメではまず撮れないです。

 アゲハの好きな花はベルガモットだとわかりました。
 多くのアゲハ類の食草は、ユズやミカンなどミカン科の樹木なので、ベルガモットの柑橘系の香りがなつかしいのでしょう。
 来年はもっとたくさん、ベルガモットを植えてみたいと思います。

 コミスジは、マイペースな蝶とみえて、家の中に入ってきて飛び回ったり、ゆっくり休んだりしていきます。
 彼らは、家のまわりに生えているニセアカシアなどを食べて生きているようです。

マントカラカサタケ

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マントカラカサタケ 台風一過で、暑くなりました。
 せっかくの休日なので、長尾根詣で。

 きのこの発生数は、やや少なめでしたが、相変わらずいろんな種類のきのこが出ていて、ちっとも飽きませんでした。
 ウラベニホテイシメジ、チチタケ、タマゴタケ、ナギナタタケ、マントカラカサタケなどのほかに、モミジタケ、サヤナギナタタケ、ヤブレベニタケ、キヌガサタケ、キクバナイグチ、コガネヤマドリ、ブドウニガイグチなどの写真を撮ることができて、大満足。

 午後は、畑の大除草。
 梅雨明け以降も雨がちな日が続いているので、雑草天国状態です。
 人間にとってもつらい暑さが訪れないと、雑草の生えるスピードは鈍らないのです。

 キビの穂が出たので、防鳥網をかけましたが、幅が狭すぎて役に立たず。
 これは、数日以内にやり直さなくてはならないでしょう。
 農作業にはつらい日々がいま少し、続きそうです。

 写真は、マントカラカサタケ。
 コナラの林と、背比べをしているかのようです。

今宵の月

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今宵の月 当地では、台風は抜けました。
 というより、当地ではほとんど雨も降らず、風も吹きませんでした。
 各地では暴風雨が荒れ狂ったはずなのですが、いったいどうしたことなのでしょうか。
 ともかく、キビやアマランサスは倒伏しなかったし、今日の午後には、畑で野菜の収穫なども多少やれて、とても助かりました。

 これから台風に見舞われそうな東北地方のみなさん、すでに被害を出した関西以西のみなさん、今後もご注意下さいませ。

 こちらでは、夜には月も出てきました。
 写真は、いまの月のようすです。

 倉田百三『出家とその弟子』(新潮文庫)読了。

サヤインゲン

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 台風10号は、日本列島をまともに直撃してしまいました。
 皆さまのところでは、大丈夫でしょうか。
 埼玉県秩父地方では、現在のところ雨は降っていませんが、まもなく断続的な強い雨が降り始め、明朝には激しい雨になりそうです。

 梅雨が明けたとはいっても、夏の暑さにはほど遠い天気が続いています。
 コメの出来が心配になってきます。

 ふだんなら7月はじめには終わりになる春インゲン(モロッコ)が、このところの涼しさによって元気を取り戻し、新しいさやをつけ始めました。
 でも、春のものとくらべると、明らかに硬い感じがします。
 秋インゲンは夏の間あまり成長しないで、晩夏からさかんに開花するようにしたいのですが、もう花が咲きつつあります。これも誤算。

 自然が相手なので、何ごとも計算どおりにはいかないのです。
 サヤインゲンは、さっと茹でて食べるのが一番うまい。
 今夜は、茹でたインゲンに、エゴマ味噌をかけていただきました。

アカヤマドリのパスタ

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アカヤマドリのスパゲティ 本日も、お昼休みに長尾根を見て歩きました。

 相変わらず、タマゴタケ、ウスムラサキホウキタケ、ヤマドリタケモドキなどがありました。
 毒きのこでは、ヘビキノコモドキの状態のよい個体がありました。
 あとは、ひさびさのアカヤマドリ。

 アカヤマドリは図鑑によっては、あまりおいしくないと書いてあるものもありますが、わたしはおいしく感じます。
 写真は、アカヤマドリのパスタ。
 ズッキーニ、ニンジン、トウモロコシは畑でとれたもの。
 アカヤマドリは山で拾ったもの。
 麺とシーフードは買ったものですが、写真のアカヤマドリスパゲティは、ストーブを燃してできる消し炭で作りました。(^^)

ヤマドリタケモドキ

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 お昼休みに、また長尾根に行きました。

 今日見たきのこは、ヤマドリタケモドキ、ウスムラサキホウキタケ、ウラベニホテイシメジ、タマゴタケ、サンコタケ、キチャハツ、ボタンイボタケ、ジョウゴハリタケ、フジイロタケモドキ、カキシメジ、キイロイグチなど。

 もうハイシーズンなみですね。
 写真は、今年多発しているヤマドリタケモドキです。

『豆腐屋の四季』

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 現在、秩父地方では、かなり激しい雨が降っています。
 今夜は、関東全域で、大雨になるもよう。
 ご注意下さい。

 松下竜一『豆腐屋の四季』(講談社文庫)を読んでいます。
 この本には、心にしみいる言葉の数々が散りばめられています。
 少し読んでは、それらをじっくり反芻しているところです。
 

わたしは愚か者ゆえ、身に刻む苦はいとわぬが、機械はきらいなのだ。自分両手のみをたよりに、豆腐を作り始めた若き父母をなつかしむ。本当にものをいとしみつつ作るのに、わが手にまさる道具があろうか。苦しまずに作るものに愛がわこうか。誇りを感じようか。じっくり時間をかけぬものに、尊びが生まれようか。

 1968年に吐かれたこれらの言葉を、日本人はなおざりにして歩いてきました。
 そして、われわれの前にあるこの現実に、立ち至ったというわけです。

梅干し

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 ようやく梅雨が明けました。
 いつもは、夏休み前後に梅を干すのですが、今年はなんと、今日になって梅が干せました。

 暑いのはたしかに閉口ですが、暑くないと、梅干しが作れません。
 数日間は晴れてほしいものです。

ウスタケ

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 週末は、奥秩父の渓に出かけておりました。

 針葉樹と広葉樹がみごとに混交した原生林や、水量豊富な流れを堪能してきました。
 かなりの大荷物を担いでいったのですが、元気に戻れて、たいそうよい汗をかきました。

 写真は、原生林に出ていたウスタケです。

トラカミキリ

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 今日もまた、カミキリムシの話です。
 ちょっと怒っています。

 今日は、トラカミキリの仲間が、ブーンと飛んできました。
 忙しく歩いて、サッシのところで立ち止まったまま、膠着していたので、写真に撮り、さてこれはなにトラカミキリか、ネットで調べようとしました。

 ためになるページがたくさんあったのですが(スギノアカネトラカミキリについてのページなど)、この写真の種についての同定にはいたりませんでした。
 もしご存じでしたら、教えて下さい。(と書きましたが後日、オオヨツスジハナカミキリだとご指摘いただきました)

 ところで、イヤな気分になったのは、トラカミキリで検索すると、各種ネットオークションの商品ページが次々にヒットするのです。
 「超レア商品」とか「野外採集品」などとうたっているのもあります。

 なんで、生き物が「商品」なのか。
 とてもやりきれない気分だし、人間はいやな生き物だなと思ってしまいます。

 白籏史朗氏の『山に生きる』(大和書房 ISBN4-479-58006-9 C0312 \1400E)には、尾瀬・至仏山や南アルプス・北岳などで盗掘された高山植物が園芸店やデパートで公然と売られていた事実が書かれています。

 ここにも書きましたが、われわれは野生の生き物から学ぶことこそ山ほどあれ、売買の対象にするなどというのは、自然に対する大きな罪だろうと思うのです。

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