やや遅かったアズマギク
- 吹越烏帽子 -

【年月日】

2022年5月25日
【同行者】 単独
【タイム】

登山口(11:25)−吹越烏帽子(12:34-13:02)−登山口(13:52)

【地形図】 陸奥横浜 ルート地図(マウスホイールまたは左下のズームで拡大・縮小)

 退勤後、ガソリンを満タンにしてたぶん18時前後に家を出た。
 家を出た段階ですでにかなり疲れていたので、出流原まで走って、仮眠。
 その後も、走行と休憩を繰り返しながら、どうにか翌日午前中に百石インターを出た。

 登山口までまだ遠くて、三沢から六ケ所へ向かう。
 頭上を戦闘機が飛ぶのはあまりよい気分でない。

頂稜(大きな写真)
アズマギク(大きな写真)

 六ケ所村に入ると、いくつかの潟湖なんかがあって、風情はいいのだが、再処理場関連の看板や施設があって、これまたいい感じがしない。
 全体的に荒涼とした風景が広がる。
 斗南藩三万石とはこのようなところだったのか。

 舗装道路から林道に入る。
 このところ、登山口に着くまで苦戦してきたのでどうかと思ったが、午後になることなく、登山道入口に着いた。

 とりあえず、平坦な道を行く。
 足元ではマイヅルソウが咲き始めていた。
 それ以外には、コケリンドウが咲いている程度。

釜臥山遠望(大きな写真)
タニウツギ(大きな写真)

 傾斜が出てくると、タニウツギが多くなる。
 いくらか急になると、ヤマツツジが満開の中を行くようになる。

 標高はないのだが、風の影響だろうか、灌木帯になり、樹林が低くなってくる。
 頂稜はヤマツツジだらけでみごとだった。

 山頂近くは高山のような登りとなり、盛りをちょっと過ぎたアズマギクが咲く。
 ピークはすこぶる好展望だった。
 ここで大休止。

 陸奥湾の彼方に霞んでいるのはたぶん津軽半島。
 北の方、海を隔てて見える山は釜臥山。
 東側、ぼんてん山の肩に太平洋が見える。
 南は六ケ所村だが、風力発電設備が林立していて、人の生業はどうなっているのか、案じられる。

 帰りは来た道を戻った。