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【年月日】 | 2017年9月30日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
白石スキー場(7:59)−渡渉点(9:42-9:47)−水引入道(10:44) |
【地形図】 | 蔵王山 不忘山 遠刈田 白石 ルート地図 |
【別の蔵王コース】 |
・賽の磧から熊野岳 2020.8.28 |
白石スキー場の広大な駐車場に自動車をとめた。
天気はよさそうだったが、スキー場から望む稜線には雲がかかっており、雨具を着るほどではないが、時雨が落ちてきた。
しばらくゲレンデを歩き、雑木林に入っていく。
尾根を越え、登下降しながら、コガ沢沿いに出る。
樹林越しに、紅葉した水引入道方面が見えてくる。
水場になりそうな細流を渡ると、コガ沢の支流を飛び石で渡る。
ヒトマタギ状に狭まったコガ沢を渡ったところで小休止。
いきなり鎖の掛かった岩溝登りなので、やれやれと思うが、岩場はそこだけで、あとは激しく急な斜面をひたすら登っていく。
樹林帯の紅葉は、まだまだだった。
傾斜がやや緩むと大日向のガレ場に出る。
ここまでフリースできたのだが、化繊のインシュレーションジャケットを重ね着し、風で飛ばされないよう、ストックをつきながら登った。
大日向を過ぎ、水引入道のピークに立てば、立っていられないほどではなくなった。
紅葉の尾根を水引平へ下る。
屏風岳へはまたしばし急登だが、風はない。
主稜線に出たあとの風も心配だったが、尾根は背丈程度の灌木帯で、全く問題なかった。
屏風岳から南屏風岳へはハイマツと笹の斜面になる。 ほとんど傾斜のない道を南屏風岳まで来ると、紅葉をまとった不忘山がよく見える。
ここからは、ややガレた斜面を下る。
中間ピークから不忘山へは、風がまた激しくなる。
直下から見た不忘山は、なかなかカッコよい。
山頂は遮るもののない好展望のピークだったが、風が強いので、休まず下る。
不忘の碑のあるところで、硯石方面への道に入らないよう、注意して左折。
弘法清水は単なる水たまりなので、現状では、水場としては使えない。
下部では、登山道改修工事が行われていて、作業員の人たちが働いておられた。
左に道標のない分岐があった。
雑木林歩きのほうがよかったかとも思ったが、ゲレンデにはツリガネニンジン・マツムシソウ・センブリ・ウメバチソウなど、秋の草花が咲いていて、意外に楽しめた。
水引コースとの分岐まで戻ったころに、雨がいくらか降り出した。
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