箱根側から明神ヶ岳

【年月日】

2020年1月25日
【同行者】 単独
【タイム】

金時登山口バス停(9:22)−明神ヶ岳(11:52-12:29)−宮城野営業所バス停(14:02)

【地形図】 関本 箱根  ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 乗り継ぎはよかったのだが、箱根は遠いため、歩き出しはこんな時間にならざるを得ない。
 12月に来たときには宮城野営業所で乗り換えねばならなかったが、今回は、金時登山口まで一本で行けた。

 矢倉沢峠へは、急だが距離は短い。
 晴れ予報だからでかけてきたのだが、厚い雲が垂れ込めて、好天はとても見込めなかった。
 金時山の下りから見ると、明神ヶ岳へはササの中の切り開きで、一見すると好展望の尾根のようだが、歩いてみればササの背丈が2メートル以上あって、展望はちっともないのだった。

金時山(大きな写真)
小田原と相模湾(大きな写真)

 ここのササは、一見するとアズマネザサのようだが、他のところで見るアズマネザサより一回り大きく、別種のように見える。
 とてつもなく密生していて、まるで壁のようだった。

 緩やかな尾根を行く。
 ときおり展望が開けるのだが、金時山や大涌谷あたりまでは見えるものの、その他はなにも見えなかった。

 火打石岳の巻き道あたりからササはスズタケに変わる。
 明神ヶ岳が見えてくると、ずいぶん高いような気がする。

雲の中の丹沢(大きな写真)
奇杉(大きな写真)

 西の肩までやや急登。
 雨のあとなのでぬかるみが懸念されたが、案じたほどでもなかった。

 ハイカーにはほとんど会わなかったたのだが、明神ヶ岳はこの日も混雑しており、腰を下ろす場所があったのは幸運だった。
 ここで大休止。

 この日は宮城野へ下山した。
 東へ向かうと、道了尊に行く分岐を二つ過ぎる。
 つい先日のことなのに、前回どこから来たんだったか、もう忘れていた。

 樹林の切れ目から相模湾がかろうじて見えた。
 下っていけば海が見える地点もあるかと思ったが、展望があったのはそこだけだった。

 矢佐芝への分岐を過ぎて、明星ヶ岳への分岐。
 この日はここから下山。

 堰堤を渡った先の別荘地の下りが意外に長かった。