丹沢の展望
− 大野山から山北 −

【年月日】

2019年2月21日
【同行者】 単独
【タイム】

谷峨駅(8:24)−大野山(10:17-10:59)−山北駅(12:47)

【地形図】 山北  ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 谷峨駅で降りたハイカーは一人もいなかった。
 同時に10人以上渡っていけないと記された橋で酒匂川を渡り、車道を行くと、猿がそこらじゅうを歩いていた。
 人家はもう少し標高の高いところにあるのだが、こんなに猿がいたのでは、農業などやってられなかろうと思われた。

動物(大きな写真)
ホットワイン(大きな写真)

 緩やかにトラバースしていくと林道に出る。
 頼朝桜という山桜があるが、大木でもなく、樹齢100年くらいではなかろうか。

 送電鉄塔をくぐるとやや傾斜が出てきて、再び林道を渡ったところからジグザグの急登となる。

 あたりはカヤトで、広葉樹を植栽して食害防止の網をかけてあるが、苗木の殆どが枯れていた。
 おそらく草刈りなどの手入れが不十分だからだろう。

菰釣山あたり(大きな写真)
畦ヶ丸(大きな写真)

 東に牧場が見えてくると傾斜が緩み、しばらくで山頂の広場に着いた。
 登りだしたころにはいくらか富士山が見えていたが、意外なことに西の雲が厚くなってき、山頂に着くと富士山は全く見えなくなった。
 東側も雲がちだったが、北はよく晴れていて、丹沢の主稜・主脈の山々がよく望まれた。
 ここで大休止。

大室山(大きな写真)
檜洞丸(大きな写真)

 下山は山北駅方面へ。
 しばらく車道を行き、道標に従って登山道に入る。

 植林と雑木の間を下るだけなので、変化に乏しい。
 ときおり咲いているヤブツバキは美しかった。

河津桜満開(大きな写真)
面影(大きな写真)

 車道に出てから駅まで意外に長かったが、駅近くの床屋さんでみかんを二袋、買うことができた。
 これは美味しいみかんだった。