天気のよくない錫杖ヶ岳

【年月日】

2019年12月26日
【同行者】 単独
【タイム】

駐車スペース(9:46)−錫杖ヶ岳(11:16-11:47)−駐車スペース(12:32)

【地形図】 平松 ルート地図(マウスホイールで縮小・拡大可)

 油日岳から望んだ山容がなかなか秀麗だったので、錫杖ヶ岳を訪れた。

 安濃ダム湖を過ぎた駐車スペースから橋をわたって右に行ったところから谷に入る。
 コンクリ道は土砂災害のためボロボロだが、特に問題なし。
 パラパラと降ってきたが、すぐにやんだ。

 しばらく行って尾根にとりつく。
 まわりは徹頭徹尾、スギ林。
 傾斜はあるが、道はしっかりしていた。

那須ヶ原山(大きな写真)
椋本の大椋(大きな写真)

 尾根に着いてもやはりスギ林が続く。
 北側に雑木が出てきて、樹間から鈴鹿南端部の尾根が見えた。
 前衛峰の登りがけっこうきつい。

 前衛峰から少し下って、再び急登。
 しばし登ったところに、上の下山口。
 さらに登るとピーク南側のトラバースであずまや。

 その上が西の肩で、岩っぽいところをすぐに山頂だった。
 標高はさほどでないが、展望は絶景で、東西南北が見渡せた。

 北は鈴鹿南部の低山。
 西に小高いのは布引山地。
 西南にちょっと飛び出してるのは笠取山か。

 東から南東が海沿いの平野で遠景は伊勢湾だが、雲が多くて不鮮明。
 遠くが見渡せればもっとよかっただろう。

 下りは上の下山道を下ったが、こちらもまた徹頭徹尾、スギ林なのだった。

 下山後、椋本の大椋を見に行った。
 樹齢1500年はいくらなんでも盛り過ぎだと思うが、おそろしく巨大な古木だった。