伊勢湾を望みながら
- 油日岳周回 -

【年月日】

2016年12月25日
【同行者】 単独
【タイム】

奥余野公園駐車場(11:56)−ゾロ峠(12:25)−倉部山(12:38)−三国岳(12:52)
−加茂岳(13:12)−油日岳(13:23-13:46)−奥余野公園駐車場(14:22)

【地形図】 鈴鹿峠 ルート地図

 亀山ジャンクションから新名神に入る。
 この道を通ったのは、初めてだ。

伊勢湾を望む(大きな写真)
樫の実(大きな写真)

 ここは、名古屋市内を通過するために幾つかのジャンクションを通らねばならず、さらに四日市前後で発生している慢性的な渋滞が気に入らないから敬遠していた。
 この日はまだ早い時間だったためか、渋滞には巻き込まれずにすんだ。
 それでも、奥余野森林公園駐車場に着いたのは、すでにお昼前だった。

 植林地の中を沢沿いに登っていく。
 坎霞渓という道標の立つ地点は、間伐された丸太が転がる沢の分岐でしかなかった。

 ゾロ峠からは尾根道になる。
 ここからは主として、植林があまりなく、照葉樹を中心とする若い雑木林である。

 樫の実がたくさん落ちているが、このへんのイノシシは食うものに驕っているのだろうか。
 ちょっとガレたところからは、東側の展望が広がり、錫杖ヶ岳だろうか、なかなかの鋭鋒のかなたに、伊勢湾が望まれた。

那須ヶ原山(大きな写真)
岳明神社(大きな写真)

 鳥不越峠あたりからは近江盆地の一角も見える。
 琵琶湖は見えないが、湖南の低山が点在していた。

 三国岳を過ぎると、樹間から、鈴鹿の核心部の山々もほの見える。
 忍者岳を越えると加茂岳。
 その先に、油日神社からの道が登ってきている。
 たぶんこれが、表参道なのだろう。

 油日岳のピークは展望もなく、寒いので、やや北に下ったところにある避難小屋で大休止にした。
 ここは北西方向が開けていて暖かく、湖南が見晴らせて、いいところだった。

阿星山あたりか(大きな写真)
油日神社のコウヤマキ(大きな写真)

 帰りは、尾根道を下った。
 すぐに三馬谷滝への道が分岐するが、ここは直進。
 おおむねアカマツ混じりの雑木林を下れば、もとの駐車場近くに降り立った。