きのこぼちぼち
−塩沢城址から四阿屋山−

【年月日】

2022年9月22日
【同行者】 単独
【タイム】

駐車地(9:57)−93号鉄塔(10:32)−宇賀神社(10:36)−
塩沢城址(11:35-12:06)−塩沢城山(12:43)−鐘撞場(12:59)−
四阿屋山(14:08-14:11)−両神神社(14:26)−鳥居山分岐−(14:36)
93号鉄塔(14:44)−駐車地(15:09)

【地形図】 長又、三峰 ルート地図

 ロックシェッド横の少し広くなったところに軽トラをとめた。

 塩沢下部の鉄塔巡視路は草ヤブだったので、この前見つけた巡視路を登った。

ハナホウキタケ
宇賀神社の狛犬

 塩沢城は、そこそこ立派な山城で、ちょっとした砦程度ではなく、いくつもの曲輪があって、ある程度の防御力を備えていたと思われる。
 ただ、ここを守るには百人程度の兵がほしい。

 曲輪と曲輪の段差部分は急なので、息が切れる。

 本曲輪あとまで登って、大休止。
 塩沢城址でラーメンを食ったのは二度目だが、齢がいったせいか、妖気のあまり強い場所は苦手になってきたので、石塔や祠が林立する本曲輪から少し離れたところで腰を下ろした。

曲輪

本曲輪

 本曲輪から下った鞍部に空堀。
 背後を手薄にするわけにはいかないので、これは当然。

 主稜線の反対側には夜討沢があるから、後ろから襲撃されたこともあったのだろう。

 城山への登りは、岩がちながら穏やかで、踏みあとも明瞭なのだが、最後は急登。
 ウスムラサキホウキタケが出ていたが、この齢になってアタっても困るので手は出さなかった。
 鹿の角を一本、拾得。

ウスムラサキホウキタケ

ウスムラサキホウキタケ

 さらにひと頑張りで、鐘撞場。
 背後から襲撃されることを考えて、ここに鐘を設置するのは理にかなっている。
 ちょっとした平坦地は住居場だが、ここは見張り番の詰所だったのだろう。

 その先は、このコース上、もっとも懸念していたところで、真東へ伸びる尾根へ乗り換えねばならないところだった。
 JICKYさんのサイトを熟読していったのだが、ルートを見つけることができず、鹿道を利用した。
 鹿道も悪くはなかったが、ルートは鹿道よりやや下についていた。

一本

一本

 ここからははっきりした踏みあとが続く。
 小さな登り下りはあるが、巻き道もちゃんとついている。

 杉の植林が多いが、ときおり雑木も出てきて、ウラベニホテイシメジやサクラシメジが出ていた。

 四阿屋山が近くなると、地形図で見るほど穏やかでなくなり、道が険しくなる。
 密ヤブの切り開きを抜けると、山頂直下の鎖場に出た。

 ここからは一般ルートになる。

 柏沢コース下部に新しい作業道ができていて、登山道がややわかりにくくなっていたが、特に問題なし。

 小さな周回コースだが、けっこう歩きでがあった。