毘沙門尾根周回

【年月日】

2021年5月23日
【同行者】 単独
【タイム】

要トンネル(12:32)−新榛名線156号鉄塔(13:19-13:48)−新榛名線160号鉄塔(14:44)
−新岡部線4号鉄塔(14:55)−毘沙門水(15:40)−要トンネル(15:56)

【地形図】 長又 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 要トンネルより少し上流側の広いところに自動車をとめ、長合沢林道の終点より手前から新榛名線の巡視路に入る。
 たいへんよく整備されているので、安心感がある。

 とはいえ、細流にもかかわらず、そこそこいい滝が多く、小さなゴルジュもあって、緊張感がある。
 流れが痩せてくると小尾根にとりつき、ほどなく156号鉄塔。
 ここで大休止。

 156号鉄塔の先は、155号と157号の分岐である。
 155号に向かうと長合沢に戻ってしまうので、ここは157号へ向かう。

巡視路(大きな写真)

巡視路(大きな写真)

 地形図を見ると、157号の先までトラバースが続く。
 トラバース道は荒れていることが予想されたが、先年の台風などによって崩れたと思しきところも、しっかり補修されていた。
 馬上から大指・半平への峠になっている地点に、道の痕跡は見当たらなかった。

 地形図における、159号前後の送電線の記載は正確でない。
 一方、159号前後の破線路の記載は概ね正しい。

 160号へは、踏みあと不鮮明な尾根を急降下する。
 地形図に破線の記載はないが、半平へは新榛名線と新岡部線の巡視路で下ることができそうだ。

 この日は、新岡部線の巡視路を倉尾方面へ下った。
 こちらはそれほど整備されているわけではないが、プラ杭も立ててあるので、ルートはほぼはっきりしている。

 巡視路は破線路から外れて4号鉄塔の下を通り、トラバースで沢身に降りる。
 ここは踏みあとが薄い。
 札所の鐘の音が聞こえてきた。

 5号鉄塔へは沢をずっと下って登り返すのかと思ったら、5号への支尾根まで、長いトラバースなのだった。
 道の崩壊が危惧されたが、それほどひどく壊れたところがなかったので助かった。

 5号への分岐からは、殿谷戸耕地への立派な道がついていたので、5号へは向かわず、それを使った。
 うまい具合に、そのまま馬上バス停の前に出ることができた。