ヤマツツジの四阿屋山
−大堤から薬師の湯

【年月日】

2018年4月22日
【同行者】 全部で11人
【タイム】

小森バス停(8:13)−大堤登山口(8:36)−四阿屋山(10:30-10:40)
−展望休憩舎(11:00-12:00)−薬師の湯登山口(12:38)

【地形図】 長又、三峰 ルート地図

 今年の四阿屋山のミツバツツジは、満開になるのが早かった。
 今月に入ってから、足慣らしを兼ねて二度ばかりこのコースを歩いたのだが、上旬にはすでに満開、中旬には盛りを過ぎて、部の登山のときには完全に散ってしまっていた。  職場に自動車をとめて、駅へ向かったが、駅にはずいぶん早く着きすぎた。
 本を読みながら電車を待っていたが、知人がいたりして、退屈しなかった。

 天気もよく、三峰口駅で全員揃ったのは、何よりだった。
 登山日和だけあって、われわれのパーティ以外にも何人かのハイカーが乗っていた。

 自動車が追い越そうとするらしく、バスの運転手さんはしきりに後ろを気にしていた。
 それはいいのだが、案内テープの操作が疎かになり、小森バス停を過ぎてしまいそうになったので、声をかけて停まってもらった。

 この季節の里山は緑が鮮やかで、気持ちがよい。
 30分足らずで大堤登山口。

両神山とヤマツツジ(大きな写真)

キンラン(大きな写真)

 スギ林は、見るものも少なくてつまらない。
 急登しばしで鎖場。
 最後尾からではよく見えないので、ここは先に行かせてもらって、上からアドバイスすることにした。

 最初に登ってきたのは年少の仲間だったが、素晴らしくバランスよく、スイスイ登ってくるのでびっくりした。
 苦戦する人もいたが、ともかく全員が鎖場を首尾よくクリアすることができてよかった。

 その先の鎖場はほとんど問題なかったはずで、痩せた尾根を登り下りして、最後の急登で四阿屋山着。
 幸い、誰もいなかったので、思い思いに休むことができた。

 展望休憩舎まで下って、大休止。

 下山は薬師の湯まで、ゆるゆるの尾根道だ。
 登山はだいたい、下りがきついのだが、四阿屋山に限っては逆で、急な下りや滑りやすいところはまったくなく、新緑のシャワーの中をのんびり下る。

 下りついた薬師の湯でひと息入れて、小鹿野町営バスにしては待ち時間もほどほどだっのはラッキーだった。
 その上、西武秩父行きバスの停留所が矢尾の前だったので、職場まですぐだったのも、ラッキーだった。

 多少暑かったが、天候にも恵まれて、いい登山ができた。