2年前に積雪のため途中撤退した大ナゲシに行ってきた。
中津川行きのバスは、土日だと出合着10時ごろになってしまうのだが、平日なら8時に出合に着けるので、好都合だ。
出合から鉱山への寒々しい車道を行く。
鉱山に着くころには、身体も暖まり、日も射して、青空をバックに赤岩岳が威圧的な姿をあらわす。
ここを初めて訪れた19年前には植えたばかりだったヒノキはずいぶん成長したが、間伐もされないので、真っ暗な林になっている。
ジグザク登りでヒノキ林を抜けると、雑木とアセビの明るい尾根に出る。
赤岩峠に出ると、北からの風が冷たかった。
前回登高を断念した露岩の尾根を軽く登り、分岐を下って大ナゲシの基部へ。
それなりに苦戦しながらも、みんな無事に岩場をクリアして山頂へ。
ここから両神山は見えないかと思っていたが、剣ヶ峰の尾根は見えていて、八丁尾根が見えないのだった。
14時過ぎのバスには、どっちにしても間に合わないので、ややゆっくり大休止して下山にかかった。
出合に戻ったのはバスが出る20分ほど前と、まずまずちょうどいい時間だった。
|