春の四阿屋山
−ツツジ新道から中尾根コース−

【年月日】

2013年4月27日
【同行者】 20人
【タイム】

小森バス停(8:11)−大堤登山口(8:41)−四阿屋山(9:41-10:12)
−展望休憩舎(10:35-11:56)−薬師の湯(12:27)

【地形図】 長又、三峰 ルート地図

 自宅から直接登山口に行ったほうが近いのだが、電車に乗って読書するのも悪くないので、職場に自動車をおいて駅に向かった。
 天気は上々、気持ちのよい山行きになりそうだった。

アカヤシオ(大きな写真)

四阿屋山から望む両神山(大きな写真)

 小森のバス停で降りたのは、われわれだけだった。
 四阿屋山は人気のある山だが、つつじ新道を登る人は多くない。

 民家の庭の花が美しく咲く中、しばらく車道を歩く。ここはダンプが通るので、いくらか気を使った。

 最初はずっとスギ林だが、身体が鈍っていたらしく、なかなかきつい。
 ザックにも多少の荷物が入っているので、「もっとゆっくり行ってくれ」と弱音を吐きたい気もしたが、来月にはちょっとハードな山行が予定されていることを考えて、ここは頑張ることにした。

 傾斜のゆるい尾根上に上がると、すぐに鎖場となる。このコースのお楽しみポイントだ。
 一人ずつ登るので、ここでひと息、入れることができた。

 ここを登り切ってもしばらく、急登が続く。実際のところ、この登りが一番きつかったが、休まずに行った。

 この先の尾根は、ツツジ類の美しいところだ。
 ミツバツツジがちょうど満開で、アカヤシオがいくつか咲き残っていた。
 ヤマツツジはいくらか、ほころび始めたところだった。

二子山

ミツバツチグリ(大きな写真)

 小さい山なので、山頂は近い。  山頂からは、両神山や二子山の立派な姿が見えていた。
 展望休憩舎の周囲には、中高年(というよりほとんどが高年齢)のハイカー集団がおおぜい、歩いていた。
 ようすから推察して、秩父鉄道のハイキングとぶつかってしまったらしい。
 この大パーティと、山頂でバッティングしなくて、助かった。

 下山ルートは、いつものように、中尾根コースである。
 展望はあまりないが、新緑の雑木林を緩やかに下る、気持ちのよいコースだ。
 展望休憩舎から薬師の湯まで、30分もかからなかった。