静かな秋の渓
−三川谷歩道−

【年月日】

2012年10月19日
【同行者】 単独
【タイム】

大岩(12:58)=MTB=河原沢浄水場(13:16)−山の神(13:41)−大岩(14:39)

【地形図】 両神山 ルート地図

 八丁峠登山道の下半分が不鮮明だという話があったので、午後から踏査に出かけた。
 峠まで行くのは無理な時間だったので、とりあえず大岩休憩点まで行くことにし、休憩点近くまで軽トラで行って、自転車で登山口まで戻った。

三川谷の渓相(大きな写真)

渓沿いのカツラ(大きな写真)

 浄水場わきの登山道はよく刈り払いされていた。
 三川谷の水線よりずいぶん高いところをトラバースしていくのだが、踏みあとはしっかりしていた。
 ただし、だいたいがスギとカラマツの植林地なので、見るものに乏しい。

 カラマツの方はいくらか期待が持てそうだったが、写真にも撮れないような古いハナイグチしか見当たらなかった。

 しばし行くと、二基の山ノ神。
 小屋掛けにトタン屋根の覆いがかけてあるから、山仕事の人が信仰しているのだろう。

 その先あたりから自然林となり、周囲が明るくなる。
 出水によって崩れたらしき場所も散見されるが、とくに問題なし。

 三河谷の沢床があがってくると、穏やかながらこじんまりとまとまった美渓なのだった。
 久しぶりに渓の写真など撮りながら、ゆっくり行く。

山の神

大岩

 何に使われていたかわからないモノレールを見ると、その先で道が沢の中に消えるが、ここもとくに問題なく、登山道に戻る。
 沢では、ちょっと盛りを過ぎたジンジソウが、よく咲いていた。

ジンジソウ1(大きな写真)

ジンジソウ2(大きな写真)

 右手高くに八丁林道のガードレールが見えてくると、斜面は伐採されて、沢に下枝などが投棄されて、やや荒れたところになる。
 再びスギ林になってしばしで、大岩のある休憩点に着いた。
 ここにも小さな覆屋のついた山ノ神が、祀られていた。