陽春の里山
−ツツジ咲く四阿屋山−

【年月日】

2008年4月26日
【同行者】 多数
【タイム】

小森(8:15)−大堤登山口(8:40)−鎖場(9:05-9:35)
−四阿屋山(10:05-10:25)−展望広場(10:45-12:20)−薬師の湯(12:50)

【地形図】 長又、三峰

ピンクのじゅうたん

新緑の道

 家を出るときには小雨が降っていたが、約2時間後に小森のバス停を降りたときには、曇り案配だった。
 それでも、ガスがたれ込めて、いつ降り出してもおかしくないような空模様だった。

 大堤からの登りは意外と急傾斜なので、元気な若者たちから、あっという間に離される。
 ここで頑張ってついて行こうなどと思ったら怪我をしかねないので、マイペースでゆっくり行った。

 最初の鎖場の手前、山居の分岐で小休止。
 朝は肌寒かったのでフリースを着てきたのだが、さすがに暑くなった。

 鎖場でちょっと苦戦したため時間がかかったが無事通過。
 ここからはやせた尾根道だ。

 アカヤシオはそろそろ終わり。
 ミツバツツジは盛りを過ぎたがまだ十分見られる状態。
 ヤマツツジは咲き始めで、ほぼ満開の株もあった。

 四阿屋山の肩あたりではヤマザクラが散ったばかりで、登山道はピンクのじゅうたん状態だった。
 天気がよくないので、登山者はまばらだった。
 順調に登ってきた別隊と山頂で合流。
 二子山がかすかに見えるほどの展望だったが、あたりは千変万化の新緑の海だった。

アカヤシオ

ヤブレガサとシオデ

 山頂から東方向に下って、展望広場の休憩舎で大休止。
 炊事などしたいときには、四阿屋山にはこの施設があるから、ちょっと不安な天気でも心強い。
 武甲山をはじめ、秩父盆地方面がよく見えるのだが、この日の展望はあまりよくなかった。

 下山は桜本コース。しばらく車道を行って、駐車場から登山道を下る。
 道ばたにシオデがぽつぽつ。ヤブレガサは開いてしまったのが多い。
 イカリソウはちょうどいい具合で、白や紫のが咲いていた。

 下りはじめてから30分ほどで薬師の湯に着いた。