秩父鉄道の下り始発は、三峰口駅で中津川行きのバスに接続している。
出合から小倉沢に行く道路が凍結しているのではないかと心配していたのだが、案じたほどのことはなかった。
出合から小倉沢まで歩くのは初めてだ。
道路の山側ののり面はコンクリート吹き付けの上、防石ネットがかけられているが、とがった転石がネットの下にたまっている。
道路わきからしみ出た水は、つららを作って若い人たちを喜ばせる。
峠道の入口でひといき入れ、植林地を登っていく。
植林地上部から両神山・剣ヶ峰が見える。
赤岩峠まで登ると、尾根道が薄く冠雪しているのがわかったので、ここで軽アイゼンを装着。
軽アイゼンのおかげでスリップもなく順調に登降し、問題の岩場。
薄く曇ってはいたものの、山頂からは、奥秩父や八ヶ岳などが見えていた。
帰りのスピードも上々で、余裕を持ってバス停に戻れた。
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