−表参道から両神山、七滝沢へ−
日向大谷から、民宿の庭先を通り、すぐにスギ林のなかの立派な登山道。
薄川の谷沿いの道をひとしきり行って、七滝沢と本流を続けて渡る。
八海山というところを過ぎると、ジグザグの急な登り。
産泰尾根直下では、ブナの大木も見られてうれしくなる。
産泰尾根は何ヵ所かの鎖場があるが、一位ガタワからの登りほど急ではない。
ところどころ紅葉しかけた木々を見ながら、ひと登りで両神神社。
平日なのに、両神山頂は、中高年ハイカーの天国だ。
八ケ岳や蓼科山の方向はよく見えているが、それ以外は薄曇りだ。
帰りは、清滝小屋の上のブナ帯まで、もと来た道を戻り、七滝沢コースに入った。
しばらく行ってから急降下し、細いながら20メートルはあるすばらしい直瀑を見ながら連続する鎖場を下る。
そこを下りきると道はようやく沢沿いをゆるやかに行くようになる。 |