数メートルの滝がいくつかあったのち、目の前に法印の滝。 さらに沢を何度か渡り返しながら登っていくと、二股となり、道標にしたがって左股に入ると、水流がずっと小さくなり、ちゃんとしつらえられた水場となる。
道標のところで小沢を渡り、山腹にとりつく。
ヒノキはやがてカラマツに変わり、ハナイグチが出そうなところだ。 まわりに潅木が多少あるが、展望は三六○度、すばらしいものだ。
白泰尾根の向こうに木賊から甲武信、三宝の連山が高い。
北側には、両神山から大ナゲシ、無名の鋭い岩峰二つ、大山、そして帳付山、ブドウ沢の頭など。 帰りは鎌倉沢出合まで1時間たらずだった。 |