静かな北高尾
- 底沢峠から駒木野まで -

【年月日】

2023年12月1日
【同行者】 単独
【タイム】

陣馬高原下バス停(7:22)−底沢峠(8:28)−堂所山(8:47-9:10)
−黒ドッケ(10:51)−富士見台(12:24-12:38)−地蔵峰(13:37)
−駒木野バス停(14:12)

【地形図】 与瀬 八王子 五日市 拝島 ルート地図(マウスホイールで縮小・拡大可)

 今回は電車に乗り遅れなかったので、スムーズに登山口へ。
 陣馬高原下バス停にこの前訪れたのは10年前の4月だったのだが、その時も寒かった。
 ここは寒いところなのだ。

陣馬高原下バス停
ダンコウバイ黄葉

 寒い林道を歩くことしばしで、登山道に入る。
 尾根を登り始めてようやく身体が暖まってきた。

 伐採あとから見えるのは戸倉三山方面だが、植林地ばかり。
 いくらか登れば、雑木林も出てきた。

 底沢峠からしばし歩き、堂所山で大休止。
 時間的に昼ごはんには早すぎるのだが、山頂らしい山頂は富士見台まで望めないし、ここでザックを軽くしたいとも思った。

 堂所山は疎林に囲まれていて、展望なし。
 いいところだ。

 犬を引いたハイカーがやってきては、山頂標柱の写真を撮っていく。
 ここは、標柱写真を撮る山なのだった。

コアジサイ黄葉
黄葉

 その先は、小さなピークをいくつも越えていく。
 おおむね植林地だが、雑木林もあるから、そこそこ気持ちがよい。
 コアジサイ・クロモジの黄葉も楽しめた。

 この日は黒ドッケから夕焼小焼に下るつもりだったのだが、黒ドッケでまだ11時前だったので、先へ進むことにした。
 さほど激しくはないとはいえ、登り下りを繰り返すので、けっこう疲れる。
 狐塚峠まで来れば、4年前に歩いた道だから、その先はいくらか記憶にある。
 相変わらずカンアオイが多いが、いま、花は咲いていない。

 八王子城址への道を見送り、少し登れば富士見台。
 ベンチは塞がっていたので、携帯椅子に腰かけて小休止。

 この日は雲が多く、富士山は見えず。
 また燗ワインを飲んだ。

樹種不明
ヤマザクラ

 今回はさらに直進。
 標高がやや下がってきたので、ヤブツバキ・アオキ・ミヤマシキミなどの常緑樹が多くなる。

 圏央道の手前で裏高尾に下る道もあったが、さらに直進。
 高速道路をくぐったところから車道になる。

御神木
神明神社

 山ぎわの神明神社にお礼をすれば、小仏関跡のある駒木野バス停はすぐだった。