人通り多い尾根道
−陣馬山から孫山−

【年月日】

2019年3月17日
【同行者】 単独
【タイム】

和田バス停(8:35)−陣馬山(9:46-10:17)−明王峠(10:40)−
−孫山(11:55-12:05)−相模湖駅(12:55)

【地形図】 与瀬、五日市 上野原 猪丸 ルート地図(マウスホイールで拡大可)

 ハイカーが多いからだろう、和田行きに臨時バスが出ていた。

 雲が多めで、展望は期待できそうになかったが、雨が降りそうな気配でもなかった。
 バス停からしばらく行ったところの登山口から、民家の庭先を通って、急傾斜なコンクリ道に入る。

シュンラン(大きな写真)
ヤマザクラ(大きな写真)

 山肌に点在する集落の墓地に行く道なのだが、息を切らして登っていくと、高度は稼げる。
 山道になると、概ね雑木の尾根道。
 シュンランがそこここで顔を出していた。

 右山のトラバースしばしで、上沢井方面から登ってきたハイカーが休む尾根に着いた。
 この道のとりつきがどこで、どのように登るのか、よくわからない。

 ここからはほぼ植林帯で、平坦な尾根をずっと行く。
 和田への分岐を過ぎ、傾斜が出てくると、すぐに陣馬山に着いた。

 ベンチがたくさん設置されているが、ハイカーがすこぶる多く、空いているのは見つからなかった。
 ここで大休止。

ヤマザクラ(大きな写真)
タラの芽動く(大きな写真)

 広く平坦な道を、奈良子峠方面に向かう。
 おおぜいの人が行き交っており、ランナーも多く、ここは市街地の道路と変わらない。

 奈良子峠から明王峠へは一度歩いているのだが、特徴のない道なので、記憶がない。

 明王峠からは、南へ下る。
 雑木と植林の平凡な尾根だが、ヤマザクラの大木が多くて、見ごたえがある。

 虎杖沢ノ頭分岐のすぐ先に、矢ノ根山の分岐。
 ここは矢ノ根山へ寄り道した。

 途中、半分に折れた石仏があって痛々しい。
 矢ノ根山は展望ないが、ぽっかり空いた植林の空間だった。
 先客がいたので、ここは休まず引き返した。

ヤブカンゾウ(大きな写真)
与瀬神社(大きな写真)

 大平には、休憩施設の補修をしている人がいた。
 平坦な道をさらに下っていくと、孫山の分岐。
 ここは、孫山に寄り道。

 ここにも登山道整備をしている人が休んでいた。
 けっこう歩いたので、ここで小休止。

 えんどう坂分岐を過ぎると、どんどん下るようになり、与瀬神社へ下りつく。
 とても立派な神社だった。
 ここで拝礼。

 下っていくと山門をくぐる。
 おそらくここは、修験寺院だったのではなかろうか。

 さらに下ると慈眼寺。
 神社の境内の一角と言っていいお寺の位置からみても、金峰山という山号からみても、このお寺は、与瀬神社の別当寺だった感じがする。

 相模湖駅まではすぐだった。