酉谷山清掃山行

【年月日】

1999年12月26日
【同行者】 単独
【タイム】

大日向(7:55)−クイナ沢橋(8:30)−熊倉分岐
(10:20)−酉谷山(11:05-13:15)−クイナ沢橋
(14:30)−大日向(15:05)

【地形図】 武蔵日原、雲取山

 今日は、ニフティFYAMAのKさん、Yさん、Dさん、Aさんと酉谷山清掃山行。
 前回の長沢背稜行きの際に、酉谷山のゴミのことを書いた。今回の山行は、ここから始まったのだと思う。
 4人のみなさんは、日原から。わたしは大血川から登り、山頂で待ち合わせる段取りとなった。

 10日ほど前に降った雪で、東谷林道もまだら模様。
 前回より寒さがずいぶん、きびしい。
 長いこと、雨が降ってないので、東谷の流れは、ずいぶん弱かった。

 クイナ沢橋の先から山にとりつくと、雪はさほどではなく、とても長い霜柱を踏みながら、気持ちよく登って行けた。

 ところが、登山道崩壊地の巻き道で、道をロスト。
 何度戻っても、前回の道が見つからない。
 やむなく、別の巻き道(こちらも急だがしっかりしていた)を使って、登った。
 ここは、11月に下見にきて確認し、前回山行でも問題なく通過したはずなのに、頭が痛かった。

 まちがいのもとは、巻き道にとりつく地点が手前過ぎたからだったのだが、これはあとでわかったことだ。

 熊倉分岐から先は1〜2センチ程度の積雪。
 スズタケがかぶるほどの雪になると、通行は困難になるが、まだとうぶん、大丈夫だろう。

 山頂には、まだ誰もきていなかったので、とりあえず、その場に積み上げてあるゴミを片づけた。
 大岳山や富士山、丹沢がよく見えていたが、少し風が出てき、寒くなってきたので、小屋を見に行こうと思い、書き置きをして下り始めると、待ち合わせた方々が登ってきた。

 山頂でしばし、5人で再度ゴミ集め。
 山頂周辺に埋めてあるのや元ヤブだったところに落ちているのまで集めたので、すごい量になった。
 空き缶の種類からみて、20〜30年ほど前のものが多いように思われた。
 まるで、空き缶考古学だ。

 作業が終わると、山頂で大休止。
 ねっとりした味の、Yさんの手作りビールが、うまかった。
 雲が出てくると、急に寒くなってきた。

 積もる話は尽きないが、そろそろ帰らねばならない。
 山頂でみなさんに別れを告げ、来た道を戻った。

 *奥多摩側からの山行記は、あおむしさんのホームページをごらんください。