今日もミツバツツジ咲く
- 八束城址 -

【年月日】

2024年4月7日
【同行者】 単独
【タイム】

八束山駐車場(10:46)−西登山口(11:10)−八束城址(12:03-12:38)
−北登山口(13:11)−八束山駐車場(13:14)

【地形図】 上野吉井 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 先日と同じ場所に自動車をとめ、同じ方向に歩きだす。
 歩き出しがやや遅いので、けっこう暑い。

ミツバツツジ
天引城址

 川を渡って西登山口から登り始める。
 スギ林だが、すぐに雑木林になり、ミツバツツジロードが始まる。

 まずまず急登で、息が切れる。
 ミツバツツジの写真を撮るのがいい休憩になる。
 樹間から先日登った天引城址が望まれる。

 急登が緩むことはほとんどなく、頂稜に至ってようやく小さな下りを交える。
 この尾根には露岩も多く、危険なところは特にないが、まずまず好展望だ。

 ピークが近くなると大きな曲輪。
 堀切も二か所。

広い曲輪
イカリモンガ

 名のある武将(国衆クラス)の城というには小さすぎるが、百姓の城としてはけっこう立派な感じがする。

 本曲輪のあるピークで大休止。
 小さな石祠あり。
 ラーメンの具を忘れてきたので、この日は悲しい素ラーメン。

 下山は北尾根へ。  こちらは広く緩やかな尾根で、気を使うことなく歩いていける。

 下山口に「羊の足跡尾根」とあったので、羊の足跡とはなんぞやと思っていたが、古代上野に住まっていたとされる羊太夫のことで、くぼみのある露岩が羊の足跡なんだそうだ。
 羊太夫はおそらく実在したと思われるが、それは奈良時代以前のことで、室町時代の八束城址に羊太夫の足跡など、あるはずもない。
 えらく人騒がせな伝説だ。

虚空蔵様?
ヤマツツジ

 こちらの尾根にミツバツツジは少なく、ヤマツツジが咲き始めていた。

 下り切る直前に、道は東側の谷へとカーブし、虚空蔵堂跡に出る。
 神像のような石仏が一体。
 これが虚空蔵様なのだろうか。

 イカリモンガが飛び回る中、植林帯を少しの下りで、駐車場の手前に出た。