立岩周回

【年月日】

2018年12月15日
【同行者】 単独
【タイム】

線ヶ滝駐車場(9:37)−立岩(11:00-11:43)−威怒牟畿不動(12:21)
−線ヶ滝駐車場(12:52)

【地形図】 荒船山 信濃田口 ルート地図

 1995年に登ったときと、季節もコースも天気もほぼ同じ。
 立岩は、何度も登りたくなるいい山だ。

 線ヶ滝の駐車場には、馬頭尊らしき石仏がある。
 前回はこれに気づかなかったらしい。

 杉林の中の分岐を直登コースへ。
 葉を落とした雑木林が心地よい。

 岩壁が近くなると、急なガレ場となり、息が切れる。
 普段は僅かな水が流れているらしい滝が凍って、みごとだった。

 鎖のついたバンドにとりつき、ひと登りで尾根の上。
 立岩は、遠くから見ると巨大な一個の岩なのだが、頂稜には岩塔がいくつも屹立していて、迫力がある。

マツダランプ(大きな写真)
雑木林(大きな写真)

 ここで突然、デジカメが故障した。
 そのため、せっかくのいい景色の写真がほとんど撮れなかった。

 地形図に書いてない小さな登り下りで山頂へ。
 絶景だが、写真も撮れないし、風が冷たいので、少し先のベンチのあるところまで行って大休止した。
 こちらも南側が開けていて、両神山や奥多摩方面がよく見えていた。

無名の氷瀑(大きな写真)
線ヶ滝(大きな写真)

 帰りは北へ急降下して、ヤセ尾根を登り下りしていく。
 鎖のかかった小岩峰は左から巻くのかと思いきや、右から登って越える。

青面金剛か(大きな写真)
馬頭尊か(大きな写真)

 経塚山へはまだかなり登らねばならないが、この日も威怒牟畿不動分岐から下山にかかった。
 威怒牟畿不動は、異界の雰囲気漂う不思議な場所で、いかにも修験者の好きそうなところである。
 もしや復活していまいかとカメラを出してみたが、やはりだめだった。

 ここらかは植林の中の単調な道となる。
 大沢一心の墓という石碑があったが、これはかの一心行者のことだろうか。

 御嶽修験の有名人が晩年を過ごしたのがここなのか。

 線ヶ滝まではすぐだった。