静かな大屋山

【年月日】

2018年11月29日
【同行者】 単独
【タイム】

蓼沼(10:57)−大屋山展望台(11:54-12:30)−蓼沼(13:14)

【地形図】 荒船山 十石峠 ルート地図

 この前に大屋山に行ったのは26年前だった。
 そのときには山仲からモノレール沿いを登ったのだが、道標に従って自動車を走らせると、蓼沼まで来てしまった。
 上のお宅の入口付近に車をとめて、歩き出す。

山畑無惨(大きな写真)
26年前の蓼沼(大きな写真)

 この前来たときには、傾斜の強い山畑はよく耕されて、上のお宅では、コンニャクの取り入れの最中だった。
 庭先で立ち話をしたのち、石垣の積まれたあぜ道を登っていったのだが、今は現住されてはいないようだった。
 あぜ道は草に覆われていたが、歩きにくいほどではなかった。
 とはいえ、もの寂しさは拭えなかった。

 杉林を登っていくと、踏みあとがぼやけるが、ピンクテープが多いし、基本的に尾根を行けばいいので、特に問題なし。
 清水ありますという道標があり、たしかに湧き水があるのだが、もう少し整備しないと使えない。

雑木林(大きな写真)
立岩(大きな写真)

 蓼沼は枯れて、単なる窪地になっていたが、かつてはおそらくここで、雨乞いをしたのだろう。

 尾根を登っていくと杉林からミズナラの雑木林になり、一気に明るくなる。
 大屋山の三角点はすぐだったが、この日はもう少し先の展望地まで行って休んだ。

八ヶ岳(大きな写真)
毛無岩(大きな写真)

 立岩・経塚山・毛無岩からとや山にかけての尾根がよく見える。
 鹿岳と四ツ又山が幕岩の向こうに見えていい感じなのだが、送電線が邪魔だ。

明神宮(大きな写真)
幕岩と鹿岳(大きな写真)

 八ヶ岳がちらりと見えたのは、もうけものか。

 しばし大休止ののち、下山して、オアシスなんもくで味噌を買って帰った。